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ザックジャパン(94) 程度低い、毎日新聞のコンフェデ日本評  文科系 

2013年07月01日 21時25分11秒 | スポーツ
 毎日新聞のコンフェデ日本評は、こんなふうだった。
『 W杯予選突破を決めて臨んだ日本は、強豪との差を見せつけられた。「コンフェデ杯までが一区切り」と言うザッケローニ監督。来年のW杯本大会にむけて、攻守の切り替えの速さや球際の強さ、決定力、セットプレーからの失点などの課題を、どう克服していくかが注目される。』

 程度の低い評だと思う。コンフェデ日本の闘いで見えたもっとも大事な部分が、今後の課題として一言も描かれていない。こういう評を全国紙が出すって、とても情けないことである。
 今回見えてきた課題の第一にあがるべきことは、こういうことのはずだ。ザックのチーム戦略を選手が忠実に実行するように、監督を選手が信頼するかどうか。これが、コンフェデの最大反省点であったと言っても良いと考える。ザックの叱咤激励を受け入れたイタリア戦とメキシコ戦前半が最も良かったというのがその証拠である。これをどう表現するかはともかくとして、最も大事なことはやはり入れて欲しかった。ナカタヒデもオシムは、「自分らの闘いをすべきだ」と語っているようだが。

 その次第としては、ヒデもオシムも、木崎伸也も同じことを語っている。日本代表は、ゲームに好不調のムラが大きすぎる。その原因は、出来るはずのハイプレスを躊躇することにある。そういう攻勢が取れない戦闘性の欠如と言っても良い。こう語ると、選手達のこんな声が聞こえてきそうだ。「ブロック守備でも失点するのに、ハイプレス守備ではもっと失点しない?」と。が、ザックの主張はその逆なのだと思う。
「日本は、ブロック守備よりもハイプレス守備の方が失点も少ないはずである」
 勿論、得点はハイプレス守備の方が遙かに多いはずだ。よって結局、ザックの言うことはこうである。
「世界トップ10とかの強豪相手には日本守備陣はどうせ失点するのだから、ハイプレスで打ち合えば良い。そうすれば、敵からカウンター失点を食うかも知れぬが、それ以上に日本の組織的得点力が生きるはずだ。4対3でも勝てばよいのである。香川も岡崎も、本田、前田も居るだろう! 良いクロスも上がるよう、両サイドバックは何度でも走れるし」

 日本人には意外かも知れぬが、今の代表のことをザックはよくこう語っている。
「このチームは、ちゃんとやれば得点しないゲームの方が珍しいはずだ」
 これは、DFラインから最初からきちんとハイプレスにして戦う場合のことなのである。


 
コメント (15)
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