●山本太郎議員を助けたのは、どなたか?
山本太郎・手紙事件について、自民党鴻池元防災担当大臣はこう弾劾した。
“天誅を加えねば ならない”
しかし、「山本議員あて封筒に刃物が入っていたとの新聞記事を見て、陛下は心配されております」
との宮内庁長官の発表に、鴻池氏はこう言ったという。
“送ったのは、私ではない。私はスパッと行くから。間接的な殺人はしない”→『スポニチ』
この一連の鴻池発言は、秘密保護法案にいう「テロ予告」には抵触しないか?
しかし、政界もマスコミも全く触れない。山本太郎抹殺特集を組んだ『週刊新潮』「週刊文春』もダンマリ。
この鴻池氏と、笑顔で手紙を受け取られた天皇。比べるのも畏れ多いが、どちらが人間としてまともか。
美智子さん(京都の天皇家崇拝の人は、親しみを込めて〈天皇さん〉〈みちこさん〉と呼んでいる)も、
鶴見和子さんを偲ぶ会に出られたいきさつから水俣患者を訪問されたり、誕生日の感慨として、明治憲法に先立つ在野の無名の人々による憲法創りを話された。
●安倍政権の念願の一つを封じたのは、誰か?
11月7日付『読売新聞』は、次のスクープを一面トップで報じた。
【集団的自衛権の解釈見直し 来夏に先送り】
9条を抹殺するには時間と労力を必要とするから、解釈改憲をすることにしよう。
ということで、内閣法制局長官まで取り替えたのに、何故?
公明党や内閣法制局との調整がすすんでいないからというのが理由になっいるが、これは通らない。
実は次のようなことが、もたらしたのではないか。
アメリカ(オバマ)は、これまでもブッシュ時代の右派勢力と気脈を通じてきた安倍政権に注意を促してきた。
安倍政権の「歴史認識」は、東アジアを混乱させるものであるとの報告書を発表したり、
中国の首相は別荘に招待したが、集団的自衛権をお土産にしようと試みた安倍首相とは面会を実質上拒否した。アメリカが極東でいちばん心配しているのは、中国といさかいを起こすことだからである。
しかし安倍首相は「私を右翼の軍国主義者と呼びたいなら、呼んでいただいてケッコウ」
と意に介せぬ風をしたりするので、たまりかねて二つの手を打った。
一つは、ブッシュ政権とは最も遠い位置にいる人物を日本大使にすることであった。
そして今一つは、「靖国」ではなく、「千鳥ヶ淵」に献花する大臣を来日させることだった。
10月3日、岸田外務大臣の記者会見は、次の言葉から始まった。
=本日、日米の外務・防衛4閣僚による「2+2」会合を開催しました。
ケリー長官、ヘーゲル長官が忙しいスケジュールの中で来日され、日米同盟へのコミットを示してくださった
ことに心から感謝申し上げます=
しかし、このアメリカ、引き替えに申し渡していったのが、
アメリカの国益も利する「秘密保全法」ではなかったか!
山本太郎・手紙事件について、自民党鴻池元防災担当大臣はこう弾劾した。
“天誅を加えねば ならない”
しかし、「山本議員あて封筒に刃物が入っていたとの新聞記事を見て、陛下は心配されております」
との宮内庁長官の発表に、鴻池氏はこう言ったという。
“送ったのは、私ではない。私はスパッと行くから。間接的な殺人はしない”→『スポニチ』
この一連の鴻池発言は、秘密保護法案にいう「テロ予告」には抵触しないか?
しかし、政界もマスコミも全く触れない。山本太郎抹殺特集を組んだ『週刊新潮』「週刊文春』もダンマリ。
この鴻池氏と、笑顔で手紙を受け取られた天皇。比べるのも畏れ多いが、どちらが人間としてまともか。
美智子さん(京都の天皇家崇拝の人は、親しみを込めて〈天皇さん〉〈みちこさん〉と呼んでいる)も、
鶴見和子さんを偲ぶ会に出られたいきさつから水俣患者を訪問されたり、誕生日の感慨として、明治憲法に先立つ在野の無名の人々による憲法創りを話された。
●安倍政権の念願の一つを封じたのは、誰か?
11月7日付『読売新聞』は、次のスクープを一面トップで報じた。
【集団的自衛権の解釈見直し 来夏に先送り】
9条を抹殺するには時間と労力を必要とするから、解釈改憲をすることにしよう。
ということで、内閣法制局長官まで取り替えたのに、何故?
公明党や内閣法制局との調整がすすんでいないからというのが理由になっいるが、これは通らない。
実は次のようなことが、もたらしたのではないか。
アメリカ(オバマ)は、これまでもブッシュ時代の右派勢力と気脈を通じてきた安倍政権に注意を促してきた。
安倍政権の「歴史認識」は、東アジアを混乱させるものであるとの報告書を発表したり、
中国の首相は別荘に招待したが、集団的自衛権をお土産にしようと試みた安倍首相とは面会を実質上拒否した。アメリカが極東でいちばん心配しているのは、中国といさかいを起こすことだからである。
しかし安倍首相は「私を右翼の軍国主義者と呼びたいなら、呼んでいただいてケッコウ」
と意に介せぬ風をしたりするので、たまりかねて二つの手を打った。
一つは、ブッシュ政権とは最も遠い位置にいる人物を日本大使にすることであった。
そして今一つは、「靖国」ではなく、「千鳥ヶ淵」に献花する大臣を来日させることだった。
10月3日、岸田外務大臣の記者会見は、次の言葉から始まった。
=本日、日米の外務・防衛4閣僚による「2+2」会合を開催しました。
ケリー長官、ヘーゲル長官が忙しいスケジュールの中で来日され、日米同盟へのコミットを示してくださった
ことに心から感謝申し上げます=
しかし、このアメリカ、引き替えに申し渡していったのが、
アメリカの国益も利する「秘密保全法」ではなかったか!