標記のことについて、まとめた上で、更に一つの問題提起をしてみたい。先ず、代表世界戦の日本には、堅守速攻こそ似合っているということ。理由はこの通り。
①世界比較における日本は、攻、守、速、強を兼ね備えた総合的個人能力が高い選手を揃えられるチームではない。よって、繋ぎ切って勝てる現在世界の理想、王道を現時点で求めることはできない。
②サッカーでは、堅守速攻こそ相対的弱者が番狂わせを起こせるやり方。さらには、初対戦同士の代表戦は特に、そういうアップセットが起こしやすい。
次いで、問題提起というのはこの事。堅守速攻の世界潮流が現在また一つの過渡期にあるのではないか。この戦法の旧来の名監督モウリーニョがここ数年停滞していることから、そんな思いを僕は抱いている。彼のチームがなぜ、こんなに失点するようになってしまったのか。
また、同じことを別の目で観て、この戦法の新監督と思われるクロップとシメオネが、なぜモウリーニョよりも世界的な好成績を挙げられているのか。クロップのリバプールは現在プレミア1位を出入りしていて2位。失点が多いチームながら、得点が特に多いのが特徴だ。アトレッティは、この3年で2回CL準優勝と、シメオネ監督の下で急台頭してきたが、ここは「1点を守り切るようなサッカー」失点が少ないチームと言うべきだろう。シメオネ監督になってからは失点がほとんど得点の半分以下、15~16年度シーズンでは63得点18失点という凄まじさだ!
なお、同じ堅守速攻チームでも、DFラインの高低、速攻の長短など色々あろうが、こんな目でこの3チームをしばらく眺めていきたいと、僕は目論んでいる。モウリーニョ・マンU、クロップ・リバプール、シメオネ・アトレティコを。
みなさんも、この3チームのこと、あるいはこれら相互の違いなどで、何か知っていること、言いたいことがあったら、どんどん教えて下さい。日本代表をより深く考えてみる絶好の教材だということで。
なお、この「堅守速攻」戦法で代表の顔ぶれを選べば、ほとんどサウジ戦のメンバーになると僕は述べてきました。右サイドが久保でなく岡崎という程度で。世界比較では明らかにDFが弱いが、その分DFラインからの良いパスが出せる上に原口、岡崎の守備が半端無いから、相当なチーム力だと観ています。
①世界比較における日本は、攻、守、速、強を兼ね備えた総合的個人能力が高い選手を揃えられるチームではない。よって、繋ぎ切って勝てる現在世界の理想、王道を現時点で求めることはできない。
②サッカーでは、堅守速攻こそ相対的弱者が番狂わせを起こせるやり方。さらには、初対戦同士の代表戦は特に、そういうアップセットが起こしやすい。
次いで、問題提起というのはこの事。堅守速攻の世界潮流が現在また一つの過渡期にあるのではないか。この戦法の旧来の名監督モウリーニョがここ数年停滞していることから、そんな思いを僕は抱いている。彼のチームがなぜ、こんなに失点するようになってしまったのか。
また、同じことを別の目で観て、この戦法の新監督と思われるクロップとシメオネが、なぜモウリーニョよりも世界的な好成績を挙げられているのか。クロップのリバプールは現在プレミア1位を出入りしていて2位。失点が多いチームながら、得点が特に多いのが特徴だ。アトレッティは、この3年で2回CL準優勝と、シメオネ監督の下で急台頭してきたが、ここは「1点を守り切るようなサッカー」失点が少ないチームと言うべきだろう。シメオネ監督になってからは失点がほとんど得点の半分以下、15~16年度シーズンでは63得点18失点という凄まじさだ!
なお、同じ堅守速攻チームでも、DFラインの高低、速攻の長短など色々あろうが、こんな目でこの3チームをしばらく眺めていきたいと、僕は目論んでいる。モウリーニョ・マンU、クロップ・リバプール、シメオネ・アトレティコを。
みなさんも、この3チームのこと、あるいはこれら相互の違いなどで、何か知っていること、言いたいことがあったら、どんどん教えて下さい。日本代表をより深く考えてみる絶好の教材だということで。
なお、この「堅守速攻」戦法で代表の顔ぶれを選べば、ほとんどサウジ戦のメンバーになると僕は述べてきました。右サイドが久保でなく岡崎という程度で。世界比較では明らかにDFが弱いが、その分DFラインからの良いパスが出せる上に原口、岡崎の守備が半端無いから、相当なチーム力だと観ています。