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太平洋戦争開戦史実論争? その後   文科系

2018年09月19日 09時53分31秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
『 Unknown (Unknown)2018-09-17 17:11:43
 長々と書いたり、箇条書きにしたり、
色々やっているけど、
「開戦準備が始まってしまえば、その後の、どんな交渉も言動も関係ない!。故にハルノートも・・!」
てのが、文ちゃん論の正体。

でも、どうしても、僕には。そうは思えないんだよね。
一方で、戦う為の準備もしつつ、もう一方で、ギリギリまで、交渉するってのが、国家間の瀬戸際交渉ってものじゃない?
「結局、開戦したじゃないか」と、突っ込まれると、弱いけど・・
でも、それで、ギリギリ回避できた戦争もあると思うし、
ギリギリまで、戦争回避に努力した人達を無意味とは思わない。
そうした人達に、冷水あびせた「ハル、ノート」て、どうよ?と思うね。』

『 Unknown (Unknown)2018-09-17 19:05:22
「それが、全て」なんて、最初から言っていない。
でも、ハルノートは、関係あったかもね。
ハルノートに関して、もっと、調べてみるべき。』


『 これもまー・・・応えを (文科系)2018-09-18 10:20:05
 
 これもまー、答えは必要と判断した。が、当時の状況、史実が名無し君の言い分全てを否定している。

①『戦う為の準備もしつつ、もう一方で、ギリギリまで、交渉するってのが、国家間の瀬戸際交渉』
 9月の御前会議で、開戦第一、交渉第二と決めている。次の11月御前会議では、「12月初旬開戦の決意で、作戦準備完整」となっていった。ここらの時点ではもう、交渉のコの字も話し合われては居ない。(戦争準備ではなく、「作戦準備完整」となっているのも要注意!)

②そもそも10月16日に、近衛内閣が退いて、18日に東條軍人内閣が生まれた時からはもう、すっかり臨戦態勢に入っていったということだ。近衛内閣は交渉を優先していたのだから。9月御前会議において天皇の発言で①のように開戦優先となったときが決定的だったということだろう。

③交渉をするも何も、日本側は既に、中国利権を何も手放す気がないと決めていた。

 よって、11月末に届いたハルノートなど一切意味がない。そうしたのは当時国連を脱退していた国際的無法国家日本の方なのであって、アメリカ、ハルノートなどが悪いわけでは全くない。国連を脱退していた分、今の北朝鮮よりももっと交渉の相手などにはなり得なかった。

 だからこそ今のアメリカが国連無視をしたり、日本の軍事、外交がそのアメリカと同調するという情勢が嘆かわしいのである。』
コメント (1)
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文在寅の肩に懸かった非核化    文科系

2018年09月19日 08時44分05秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 今回の朝鮮の南北首脳会談も、とても嬉しいものだった。国際政治によって分け隔てられた親子や兄弟姉妹が再び一緒になれる明日が来るかというような。この会談は、文在寅・韓国大統領の大変な努力によって実現したものであって、困難を極める今後の非核化実現も彼の努力、執念に懸かっているように思われる。

 朝鮮非核化に実質前進だけを探そうとしつつ、要求している日本のマスコミも、どうも忘れている点があるように思われてならない。南に核があるままでは、前進はないだろうという点だ。言い換えれば、米軍の非核化が進まなければ北も応じないだろうということ。北がよく言う「朝鮮(半島)非核化」とは、そういう意味だろうと確信してきた。だからこそ北は、休戦協定に拘っているのだとも。

 さて、そんなことは当然、文大統領は先刻ご承知。現在の彼は韓国の非核化、休戦協定にも全力を注いでいると確信している。そうなると今度は、文大統領の働きかけにトランプがどう応じるかという問題がある。トランプのノーベル平和賞狙いもあって休戦協定は実現するかも知れないが、韓国非核化は困難を極めるはずだ。中国との絡みがあるから、トランプはこの両方にはなかなか踏み出せないと思う。はたして、休戦協定だけで北の非核化が実現するだろうか? これら全てが文大統領の双肩に懸かっていると思われるが、過去にはこんなこともあったから、僕の期待も膨らんでいる。
 この春の初の南北首脳会談の時、文大統領と記者との間でこんなやりとりがあったと報道されていた。
「大統領、今回の快挙は、ノーベル平和賞ものですね?」
「いやいや、私は半島の平和だけで結構です。ノーベル賞はトランプさんにあげて下さい」
 この言葉以来アメリカで「トランプ・ノーベル平和賞運動?」が起こっているようだ。トランプの演説会など陣営の周囲で「ノーベル賞!、ノーベル賞!」の熱狂連呼が起こっていたりする。アメリカのこんな場面、雰囲気に半島の非核化が懸かっているというのも苦笑いしかないが、トランプのこういう「個性」に望みを繋いででも、とにかく文大統領のアメリカ説得力、その努力を心から期待したい。何度も言うが、国際政治によって分け隔てられた親子や兄弟姉妹が再び一緒になれる明日が来るように。
 
コメント (2)
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