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リバプール・南野拓実は決定したと考える  文科系

2019年12月14日 07時45分15秒 | スポーツ
 今朝7時、スポーツ報知がこう報じた。

『 【リバプール(英国)13日=森昌利】イングランド1部リバプールのユルゲン・クロップ監督(52)が13日、オーストリア1部ザルツブルクの日本代表MF南野拓実(24)の獲得が近づいていることを示唆した。14日のワトフォード戦の前日会見を行い、南野について「現時点では何も言えないが、非常にいい選手だと思う」と言及。さらに日本メディアに対し「たぶん、これからしょっちゅう顔を合わせることになるだろうね」と話し、獲得をにおわせた。英メディアによると、移籍金は725万ポンド(約10億4000万円)に設定され、すでに基本合意。ザルツブルクの公式ツイッターでは、フロイントSDが「リバプールと話し合いを重ねていることを認めざるを得ない」と交渉の事実を明かした。
 またリバプールはクロップ監督と2024年まで契約を延長したと発表。昨季は欧州CLで優勝に導き、今季はリーグで15勝1分けと首位を独走している。』

 また、13日にはサッカー・ダイジェストがこう報じている。

『水面下で交渉は進んでいたようで、ザルツブルクのクリストフ・フロイントSDも「リバプールと話し合いをしているのは事実。我々の選手がかのようなクラブの関心を引いているのは光栄だ」と公の場で認めた。この発言を受けて英メディアは一斉に“ミナミノ”を報道。瞬く間に脚光を浴びる存在となったのである。
(中略)
 ザルツブルクとリバプールの間には、ここ数年で築き上げた太いパイプと厚い信頼関係がある。2016年夏にサディオ・マネを、18年夏(契約発表は17年夏)にはナビ・ケイタが移籍しており、その後ともに代えの利かない主軸に台頭。この実績がリバプールにとって「特大のアドバンテージになった」と説く。』

 これらのニュースで、この移籍は実現すると直感する。根拠は、こういうこと。
①リバプールにとって、クロップは今や、「お宝様」。この傾いた老舗チームを瞬く間にCL優勝に導いてくれた世界1の名監督というお宝様。その彼が『日本メディアに対し「たぶん、これからしょっちゅう顔を合わせることになるだろうね」と話し』ということだから。
②一方、日本の賢い選手なら、あるいは周囲に賢い人が居るならば、バルサやマドリーのスペインよりも、イングランドを選ぶ。
③さらに、このことも双方の強力な移籍動機として付け加わる。マネは、サラーと並び、彼よりも古参のリバプール得点王。そのマネとケイタが南野と同じくザルツブルグからリバプールに来たというのは、この両チームの戦略親和性が極めて強いということだろう。

 サー南野拓実。クロップも世界有数という評価で実力を認めていたクロップ好みの選手、香川真司がイングランドで長く果たしていく機会をファーガソンの後釜のボンクラ監督らによって奪われたその夢を、ついに日本選手が実現するのか! ちなみに、南野も香川と同じセレッソ大阪から育った選手だ。そのことも、クロップの頭の中にはあるに違いないのである。香川真司、岡崎慎司と同様に、「プレミア優勝!」。それも、彼らが果たせなかった何回かに渡って・・・。


コメント (1)
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アメリカでは、こんな政治本質暴露も出るという話  文科系

2019年12月14日 07時04分32秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 アフガニスタン戦争はベトナム戦争を抜いて、アメリカここ百年の最長の戦争。先日亡くなられた中村哲さんがその人生を捧げられた土地でもある。アメリカはなぜあの辺境で長々と戦争を続けてきたか。それを巡って、アメリカの政権姿勢の歴史的暴露をこともあろうに、ワシントン・ポストがやった。この記事の作者はこの新聞をこう形容しているのだ。『戦争が大好きなことで悪名が高いワシントン・ポスト』。という内容のこの記事は、今のアメリカ政治というものをこれほど見事に暴き出した物も珍しく、かつ非常に面白いと、感嘆した次第。日本の政権は長い間、こういう米政権に動かされ、もしくは同調してきたわけである。
 
 いつものように「マスコミに載らない海外記事」のサイトから転載させていただく。明らかな訳の誤り、誤字脱字は、最小限のことだが、正させていただいた。

【  アフガニスタン・ペーパー暴露で最も重要なのは、それを公にするのがいかに困難だったかだ 2019年12月11日 ケイトリン・ジョンストン CaitlinJohnstone.com

 アメリカ干渉政策の歴史を全く研究をしたことのなかった人々にとっては衝撃的な暴露、アフガニスタン戦争に関して、アメリカ政府幹部が国民にウソをついていた明確な否定し難い証拠をワシントン・ポストが発表した。
 冗談抜きに、これは極めて良い、ニュース価値がある報道で、アフガニスタン・ペーパーを社会に認識させるという大変な仕事をした人々は全面的称賛に値する。アメリカ軍幹部の率直な発言は、そもそも始めから、これが誰も理解していない地域で始められた勝利がどのようなものなのか、誰も明確に説明さえできない勝てない戦争だったとはっきりと述べており、この戦争について政府から大衆が聞かされてきた、あらゆることと矛盾する極めて重要な情報だ。
 だがこの話題で現れた最重要な暴露はアフガニスタン・ペーパーそのものではない。

 アフガニスタン・ペーパー暴露で最も重要なのは、「ポストは、いかにしてアフガニスタン・ペーパーを掘り出したか」という題の別記事の、政府の秘密の爪から重要文書を引き出すために味わったワシントン・ポストの実に困難な時間の詳細説明だ。ワシントン・ポストは、最初アメリカ政府に拒絶された後、3年にわたり、2つの訴訟で補う必要があった情報公開要求により、ペーパーが究極的に、どのように入手されたか説明している。
 「アフガニスタン・ペーパーを入手するためのポストの取り組みは、ジャーナリストや、国民にとって、政府の公共情報を引き出すことが、どれほど困難であり得るかを例示している」とワシントン・ポストは報じている。「情報公開法の目的は、連邦機関を世間の厳しい目にさらすことだ。だが法の精神を阻止する決意が固い当局が、請求者が最終的に諦めることを期待して、何年もの間、要請を長引かせることが可能なのだ。」
 「2017年10月、フリン(マイケル・フリン。トランプ陣営の大統領選前からの幹部)・インタビュー資料を得るため、弁護士費用で何十万ドルも費用がかかる措置だが、ポストはワシントン連邦地方裁判所で監察官を告訴した」とワシントン・ポストが付け加えている。
 今ワシントン・ポストは、現在地球上で一番金持ちの人物としてランクされているジェフ・ベゾスが一人で所有している巨大営利マスコミだ。この記事を読んでおられる読者のどなたか、国の透明性法規に従わせるようアメリカ政府と何年も戦う何十万ドルもの資金と、人生をお持ちだろうか? 終始アメリカ帝国主義に反対している代替メディアのいずれかが、それだけの大支出をする余裕があるだろうか? 私はそうは思わない。

 政府の不透明な壁の背後から、こうした文書を引き出すため、ネオコンがはびこり、あらゆる機会にアメリカ干渉を促進する大量の実績を誇るマスコミ、ワシントン・ポストに、アメリカ納税者が頼らなければならないのは憂慮すべきことではあるまいか?

 結局は、ワシントン・ポスト自身が認めているように、ドナルド・トランプに一撃を加えるためにアフガニスタン・ペーパーを公表したのだ。ポストによれば、当時トランプ選挙運動の一員だったマイケル・フリンが、アフガニスタン復興特別査察官(SIGAR)事務所に、アフガニスタン戦争に関し、何らかの興味をそそる発言をしたという情報を得た後、文書を探して、2016年、これを始めたのだ。現在トランプがタリバンと、将来あり得る軍事撤退に関する交渉の最中なので、ワシントン・ポストは更にもっと多くの情報を要求する法廷闘争の完了を待つより、むしろ今、ペーパーを出版する決断をしたのだ。
 「トランプ政権がタリバンと交渉し、アフガニスタンに駐留しているアメリカ兵13,000人を撤退させるべきかどうか考えている中、「ポスト」は、最終決定を待つのではなく、国民に知らせるべく、今文書を公表する」とワシントン・ポストは報じている。
 これら文書を追求し発表するために、ワシントン・ポストが、巨大な富と資源を注いだのは、明らかに本質的に良いことだ。だが、もしそれらの書類がトランプ政権を困らせる機会を提出しなかったなら、ポストはそうしただろうか? 戦争が大好きなことで悪名が高いワシントン・ポストは、このような種類の情報を追求し、発表するためにその富や資源を使わないのだろう? おそらく一切合切。
 選挙で選ばれた、あるいは選ばれたわけではないアメリカ政府指導部がしている許しがたい物事を巡る不透明さの巨大な壁のおかげで、アフガニスタン・ペーパーが明らかにしたことより遥かに、遥かに悪い、一層遥かに不快な、我々が知らない、我々が知らないことさえ知らないものがあるだろうというのは、極めて確実な想定だ。もし我々がこの情報のほんの僅かでも知りたいと望む場合、戦争が大好きで支配体制を支持している億万長者の報道機関に、党派的な追求をしてほしいと祈らねばならないというのは、実に気掛かりなことではあるまいか?

 つまり、アフガニスタン・ペーパーは、我々が知らなかったことを明らかにしたわけではないのだ。アフガニスタン侵略は、9月11日のずっと前から既に計画があったのは周知のことで、侵略後、多くのウソがでっちあげられたことも何年も周知のことで、戦争がどれほどうまく行っているかについてウソをつかれていたのも長年周知のことだった。今回の暴露は、社会の動向に常に注意を払っている人なら誰でも既に知っていることを具体化し、衆目を引いたのだ。アメリカが率いる他の全ての軍事介入と同様、アフガニスタンについても我々はウソをつかれていたのだ。アメリカ政府は、何らかの大規模な未知の衝撃的暴露を食い止めようとして、ワシントン・ポストの情報公開要求に抵抗していたわけではない。政府は単により都合がよいということで、とにかく彼らに抵抗したのだ。
 ジュリアン・アサンジ(ウイキリークスの創設者。アメリカから国家犯罪者とされて、イギリスの刑務所にに居る。文科系注)は「情報の圧倒的多数が、国家安全保障ではなく、政治的安全保障のために機密扱いされている」と、かつて言っていたが、違法な拒否や、膨大な情報公開法要求の未処理分、正当化できない編集や、できる限り機密を維持するための逃げ道の利用によって、これが暗黙のうちにだがアメリカ政府によって確認されるのを我々は目にしている。あるツイッター・フォロワーが最近言ったように「情報公開法は政府活動を「日光」にさらすことを法的に必要なことだとするために1966年に制定された。53年後、政府は、いかにして法律を無力化し、またもや彼らの悪行を隠す方法を学んだのか。全てを機密扱いするのは一つの手段で、費用がかかる「訴訟」をもう一つ増やすのは、また別の手段だ。」
 ものごとは、こうあってはならない。自分たちの税金を使って、自分たちの名において何をしているかについて、政府に真実を話させるために、不道徳な金権政治マスコミ組織を当てにしなければならないなどということはあってはならない。自由な国なら、国民にはプライバシーが、政府には透明性があるはずだ。アメリカ中に張り込まれている帝国による監視と、政府の秘密が益々増大し、我々が得ているものはまさに正反対だ。】
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