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「反日だらけでイヤになる」!?  文科系

2020年01月22日 12時44分04秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 これはヤフーサイトに載っている広告。その見出し。これに続く文章が、これ。
『中国、韓国、日本国内にも・・・世界中で愛される日本を嫌う勢力が出てきたきっかけは何?答えは日本を騙したあの男でした』

 この手の文章が今、世界中の国々でばらまかれているのは明らかだ。なぜこんな文章が、ヤフーネットに載ってくるのか。後で述べるように「こんな非常識な文章を日本第一のネット画面に大金出して載せる連中」がいるのである。「右翼ポピュリズムが世界を席巻」とマスコミの常識のように語られているような状況を、世界に作り出している連中だとも言えるから、これは同時に世界的な風潮なのである。
「世界に貯まったグローバリズム疲弊」に対して、グローバリズム側が、振りまき始めた新たな煙幕。そう見なければならないのだと思う。

 

 ちなみに、「世界に対する、右翼ポピュリズム奨励」に特に熱心なのがアメリカだとも、確信してきた。今のトランプ・アメリカは、自身が「自国第一主義=世界への約束違反」に閉じこもって国連敵視、世界平和など多国間主義外交敵視を深めてきた分、「敵対or友好」含めて米と関係が深い他の国々の国民に自らの自分勝手な世界政策を見えないようにし始めているのだとも確信してきた。アメリカ自身が他国の「愛国主義」勢力に大金を投資しつつ。日本で言えばいわゆる日本ハンドラーの末端が保守勢力と結びついた「愛国主義」の大宣伝。これはちょうど、イラク、イラン、ベネズエラ、香港、台湾などなどで「反国家勢力」をおんぶに抱っこで育成してきたのと同じ政策の一環なのだと言いたい。

 

 さて『反日だらけでイヤになる』に対して先ず、「反日で悪いですか」? と言う以上に「反日」の「日」、つまりこの場合の「日本」って何ですか?
 この場合の日本が「安倍政権」ならば僕は大嫌いだから、僕は「反日」になる。また、「国民1人当たり購買力平価GDPがこの25年ほどで世界5位辺りから31位まで下がり、今や16位となった台湾よりも遙かに貧しくなったみじめな日本」ならば、これも大嫌いだ。つまり、ここ25年の50歳まで結婚もできぬ低収入男性を無数に生み出した日本の経済政策などには一国民として吐き気がする。というようなことを脇に置いて「日本を好きになれ」と、彼らは叫んでいるのだろうなどとも、これがこの言葉にちなんで僕が最も思い浮かべることである。
「反日だらけでイヤになる」
 こう叫んでいる方々こそ、直接間接に保守を支えてこの日本を悪くして来たのだろう。日本を悪くする勢力を好きになれと言っているのと同じ事、結局、そういう勢力ではないのか。

コメント (2)
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