最近あった、名無し君の質問に答えたコメントを、エントリーとして再掲する。安倍を批判すると右連中が必ず文句をつけてくる「(「最悪の民主党政権」比較は?)論法」に端を発している。「表現の自由度世界順位」と、「日銀白川総裁と安倍の歴史的闘争」を報告したものだ。二つとも日本沈没に深く関わっていく事件になる。後世に残す被害が甚大すぎるから、それを思い知らされる事がどんどん起こっていくはずだ。既に去年最後の4分の1半期には、GPIF15兆円損失という大変な事件が起こっているのだが。
『Unknown (Unknown)
2020-01-28 17:06:51
民主党政権時との比較で書いてみよう。
無知の馬鹿 (文科系)
2020-01-28 20:15:54
何でも民主党悪と、証拠も挙げられぬ全否定ばかりを、よくまーいつもいつもやるもんだ。
安倍のマスコミ工作は有名で、これが最もだめな「報道の自由度」で示してみよう。
民主党時代の09年、10年は旧自民党時代からどんどん自由度が開けてきて、それぞれ世界17位と11位だったが、19年度は実に67位だよ! 安倍はこれでもって選挙に勝ってきたわけだ! さすが、マスコミ社長らと定期的会食をしているだけの事はある、そういう話ね!
こんな数字はまだ、いくらでも挙げられるよ!
愚か者は・・・ (文科系)
2020-01-30 19:56:18
愚か者は、事の軽重が分からない。財政ファイナンスなんてのが悪いというのは、今のように日本銀行券を出し続けていればその間は大丈夫に見えるから、悪が見えにくい。でも、これが長く続くほど、日本沈没が重く激しく積もっていくことになる。それにやっと気付いたのか「五輪後が怖い。○○が悪かった」などと安倍が本を出して。こいうごまかしなどすぐにばれるのに、こういう負のレガシーは流石にイヤなのだろう。
安倍のファンには、こんなことは何も分からないのだろうが。
日銀白川総裁との闘争 (文科系)
2020-01-30 20:05:31
標記の事は分かる人には分かった、戦後大変な財政ファイナンス闘争の歴史的場面だった。何も分からぬ安倍が財務省の口車だかに乗って、白川総裁を押しきってしまった。一時の「景気」のために、日本の将来を投げ捨てた場面である。白川総裁がこの時、こう言ったというのも有名な話。
『このことの重要さ、どちらが正しかったかは、近い将来に必ず歴史が証明するだろう』
これは本当に、日本沈没の始まりなのだ。金融資本主義というあだ花の上に咲いた沈没花!』
今日のサイトで、偶然、こんなニュースを見つけた。
【「根本原因はデフレではない」 白川・前日銀総裁が5年半ぶりに語った
2018/10/22 18:21 ( Jcastニュースから)
白川方明・前日本銀行総裁は2018年10月22日、総裁を辞任してから初めてとなる記者会見を日本記者クラブで開き、日本経済の停滞の原因はデフレにあるのではないとする持論を語った。
安倍政権発足によるアベノミクスや後任の黒田東彦(はるひこ)総裁による異次元の金融緩和でデフレ脱却を目指している現状についての直接的な評価には言及しなかったものの、デフレを日銀の金融政策だけで解決することについては、総裁当時から強い疑問を持っていたことをあらためて強調した。
総裁のときに受けた批判
白川氏は安倍政権が発足した直後の2013年3月に任期を20日ほど残して辞任したが、その後は公の場での記者会見など一切、避けてきた。今回は、自身の日銀時代を回顧する著書『中央銀行 セントラルバンカーの経験した39年』(東洋経済新報社)について語るというテーマで会見の場に臨んだ。
白川氏は会見の冒頭、「退任当初から執筆を勧められたが、中央銀行の総裁は退任後は多くを語らないのが美学と考えてきた。自慢や自己弁護と思われるのも避けたかった」としたが、ある日銀OBの勧めもあり、中央銀行をめぐる議論をもっと活発にしたいと思い、出版に至った経緯を語った。
会見は1時間にわたって白川氏が自著について語ったが、とくに熱を帯びたのは、自身が総裁時代に浴びた「批判」についてだった。批判の内容を「日本経済の根源的な原因はデフレであり、それは貨幣的現象だから、日銀の大胆な金融緩和政策によって脱却できる。日銀は物価目標を掲げ、達成を約束すべきだが、それをしていない」というものだったと総括。2012年12月の総選挙で民主党から政権を奪還した安倍晋三・自民党総裁がこうした主張を掲げて、圧倒的な国民の指示を得たことにも触れた。】
だけど安倍は「デフレ脱却・インフレターゲット目標2%」をいつまで経っても実現できず、最近この目標自身を取り下げてしまった。これは、安倍が白川に敗れたという歴史的実証になるはずだ。この後遺症は限りなく大きい。