野村不動産が全国展開しているメガロス水泳教室に孫二人目の五歳児も通うようになった。一人目を見学し続けてきて思うところがあって、こんな質問メールを12月初めにメールした。近く返事を送ると返信してきたのに、1か月経っても来ない。ここに拙文を掲載する。これは一種の社会問題だとも愚考するからである。子どもらの社会教育施設とい言う役割があることでもあるし。以下は一種の公憤と、受け取っていただきたい。
『 16クラスが30クラスになったのは(最近上達していくグレイドに16クラスあったのを、30クラスと倍ほど多くなる区分けをした)、極めて不愉快。調べてみたら、入門段階と古い1級で多く枝分かれしていた。この前者は、一挙に三つ上がることもあるようだから、大差あるいろんな子に合わせて丁寧に分けたと、まー理解できる。
が、後者は全く理解不能。1級卒業者(今までは一級が通常の一番上だった。それが6クラスほどに枝分かれした事を指している)をつなぎ止める策としか思えない。こんなことをやるくらいなら、「タイム測定の選手クラス」とでも言うものを設けておくか、従来クラスと違う「それ以降のクラス」を新たに設けるべきではなかったか。1級になった子が4級って、その気持ちを考えなかったのか。子どもの気持ちをちっとも尊重していないという意味で、本当に馬鹿馬鹿しいやり方である。
もう一つ、質問。クロールの教え方がおかしい。呼吸時に真上以上に、90度を通り越した反対側まで顔が行ってしまっている子も居るほどだ。これでは、身体がいろいろにぶれても来るから、水に抵抗がない身体の使い方にはならない。25メートルクロールクラスが長くかかるのには、このことが関係していると観てきた。悪い癖を直すのに熱心でないスクールと思うばかりだ。
そして、もう一つ。あるクラス泳法習得卒業時にはその課題が上手く泳げていた子が、以降のクラスで悪い癖をつけることが目立っている。身体に染みついた癖を子どもが直すのは大変。もうちょっとこの対策を考えて欲しい。友人の子らがちっとも進級できない原因はそこにあると観てきた。』
ちなみに、僕の5歳の孫は、去年11月に僕が教えて「25メートル板キック」完泳をやり切っている。それが、今のクラス分けでは「板キック12・5メートル」クラスの二つ手前のクラスにいる。つまり、あと4か月を全く無駄に過ごすわけだ。その子が何ができるかを試す仕組もないのである。