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喜寿ランナーの手記(281)新走法で最長ストライド  文科系

2020年02月10日 11時44分48秒 | スポーツ

 昨年末から膝を前には出さず、ほとんど蹴り足中心で走るやり方に変えてから、昨日最長ストライドが出た。それも、風邪を引いて中5日置いて走ったから、随分セーブした積もりだったのに、気付いてみたら吹上公園最後の一周は過去最少のピッチ数だった。それで意識して記録を調べ直してみて、こんなことに気付いた。
 この走法は、膝も前に出すやり方よりもかえってストライドが長くなるのだ。前にも書いたが、以前の走法よりも、同じスピードの呼吸が苦しくなくって、ストライドも伸びるとあれば、合理的な走り方に決まっている。この走り方をもう一度まとめつつ、新たに気付いた事を加えてみる。

①前へ進む力は蹴り足で生み出し、蹴った足は、蹴った反動で前に出す以上には、無理して前に振り出さない。
②「蹴り方」の感じは、着地時に膝を伸ばして足裏全体で地面をつつく。自分のストライドに合わせて一番軽く地面をつつく。
③上半身の運びは「へそから前へ」という表現が良い。蹴った足の反動でその付け根の腰骨を高く保ったまま前へ運ぶ。その同じ側の腕・肘を強めに後ろへ突き出すと腰骨が自然に前にやれるという要領なのだと思う。
④この走り方は「(推進力としての)蹴りが一瞬のこと」だから、左右の脚連係が案外難しい。「後ろ脚を蹴った瞬間に、前脚の腰骨・その膝下が自然に前に延びている」感じが掴めないと、スピードを殺すことになるからだ。これがまずいと、ストライドが狭くなったり広すぎたりして、脚のいろんな筋肉にもどこかに無理が出てくることになる。


 膝を前に出す意識をなくしたのに自分の最長ストライドが出ると気付いたのは、大変嬉しい事だった。昨日の平均心拍数は151だったが、ほとんど同じスピードで走った前の月曜日は148だったから、上記の④に慣れていけば、心拍数ももっともっと減っていくはずだ。  

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米の「3年連続平均寿命短縮」、日本の人口急減  文科系

2020年02月10日 09時54分31秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など

  昨日は、アメリカの「絶望死」・平均寿命減問題を、その中産階級没落問題から説き起こしたニューヨークタイムズ記事の朝日新聞転載記事を紹介、要約した。リーマンショック以降の日本も先進国としてはアメリカと並んでギリシャ並みの相対的貧困者の多さ。ギリシャ、スペインは、西欧でもこれが多くて有名な国なのだ。
 ではアメリカの「絶望死」に当たるような現象は日本の何だろうと考えてみた。いくつもある。

・まず、5人に1人以上になった「50歳まで一度も結婚したことがない男性の群れ」。これは「給料が低く、職業も不安定で、結婚相手に選んでもらえない男性」と言われ続けてきた。
・さらに、ここ130年の日本国になかった少子化、人口急減問題がある。その激烈さは、「日本の小国化」が確実と見られているほどだ。
・では、その数少ない子どもらはと言えば、大変な児童虐待が世を騒がせている。就職氷河世代の不安定労働に忙し過ぎる共働きで、子育てに余裕もないという事ではないか。

 新自由主義経済、株主資本主義の弊害としての「中産階級の没落」という社会悪は、アメリカ経営者団体によってもすでに公然と「悪いものだった」と認められ、「是正方針」が出された。が、これを一体どう改善していくというのだろう。特にアメリカに習ってきただけのこの日本は。

 当面必要な改革方向・方針としては、国連から出た「国連スティグリッツ世界経済報告」がある。1929年の世界恐慌に次ぐような『100年に1度』と言われた恐慌状態・サブプライムバブル破裂・リーマンショックを総括したもので、時の国連総会議長の諮問による専門家委員会がまとめた文書である。このブログではこの文書を再三紹介してきたが、国連におけるこの文書作成までを、アメリカ政府がどれだけ妨害してきたことだったか。この文書が示した改善方向をアメリカ政府が認め、改善を進めていくという形跡はいまだ皆無なのである。それでいて、「株主利益最大化方針は誤っていた」という去年8月の米経営者団体の声明はて信じられるのかどうか? それを示すように、アメリカの戦争立国状態は、対イラン、ベネズエラなど、激しくなるばかりだ。 

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