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マリノスが強い!  文科系

2020年02月13日 04時49分15秒 | スポーツ

 昨日のアジア・チャンピオンズ・リーグの東アジア・グループリーグ戦には、日韓両リーグ・チャンピオン同士の対決があって、テレビにかぶりつくことになった。横浜Fマリノスと韓国の全北現代の対戦なのだ。全北ホームに乗り込んだマリノスが2対1で勝ったこの闘いは、今のマリノスらしい「自分らの闘い」を敵地において見事に見せてくれた。マリノスのどこが強いかというのも、一目瞭然。

①選手の視野が広く、予測が早くて、(高い位置のそれも含んで)コンパクト陣形が非常に上手く機能していた。
②トラップのボールの置き所が良く、逆に相手ボールへの予測・アタックが非常に速い。
③こうして、2対1という得点差以上にシュート数でも圧倒して、遙かに大きな差が見えた。後半の後半に、相手が2人も退場者を出したのは、全北選手らが疲れ切っていたということだ。

④評判の仲川は非常に速いし、強い。流石年間mvpというべきで、とにかく目立っている。

 この横浜と言い、イニエスタの神戸と言い日本代表クラブの「顔」ががらりと変わったが、その分国としては種々色々に強くなったのだと思う。ACL、アジアチャンピオンズリーグの日本代表クラブが、神戸、横浜、FC東京って、鹿島も川崎、浦和もいないって、近年日本としては隔世の感がある。

 今の強豪クラブの監督が、神戸、横浜、FC東京三チームそれぞれ、ドイツ人、ギリシャ生まれのオーストラリア人、日本人というのがまた、面白い。もう、ブラジル人監督の時代ではなくなったのだろう。今のブラジルには、世界的監督が育っていない。たとえば鹿島は、この闘いのプレーオフに参加して敗北って、大丈夫なのかなどと、心配になって来た。

 なお、横浜と神戸とある共通性があるのは、観る人は観ているはずだ。横浜の元GK飯倉大樹が、今は神戸にいるのである。しかもこの彼、非常に異色のGKだ。14年ブラジルW杯大会のドイツGKノイアーさながら、フィールドの味方側半分を守るやり方、勢いを横浜で見せていた。昨日横浜のGK梶川も全く同じで、凄く前に出て、積極的・攻撃的な守りを見せる。こういうゴールキーパーは、ドイツのユルゲン・クロップ(現在のイングランドリーグでダントツのリバプールの監督)が生み出した高位コンパクトプレスの代名詞でもあった。なお、神戸の監督は元ドイツ・バイエルン・ミュンヘンの選手で、監督としてはオーストリアなどからのし上がってきたお方である。神戸と横浜のこの共通性! この戦術に通じていないと、日本でももう勝てなくなっているということではないか。

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スティグリッツ国連(経済改革)報告③  文科系

2020年02月13日 04時43分50秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

標記のことの第三回目です。


【 スティグリッツ国連報告・要約 3  文科系   2015年01月20日 | 国際経済問題


 今回は、『第1章はじめに』の『第2節 危機への多様な対応』を要約をする。この節は4つのセクションに分かれ、それぞれの題名は、こうである。
①機関による危機への対応
②危機への政策対応
③世界的な危機には世界的な対応が求められる
④いくつかの基本的原則 
 この4セクションそれぞれについて、抜粋、要約を行っていく。

①機関による危機への対応

 初めに、各国当面の景気刺激策とともに、危機を起こしたその原因を取り除いていく長期的変革も急を要するとした上で、こう述べていく。
『強力な政治勢力が活動しており、現行の取極めから、或いは最近の変更から利益を得ている勢力が根本的変革に抵抗してくるであろう。しかし、これらの利益を許すことは危機の再発をもたらすことになる。これも、1997-1998年のアジア通貨危機から学んだ教訓である。そこでは比較的早く景気回復ができたために、金融システムがそのまま残されてしまった。そしてそれが今回の危機の舞台になったのである』
 次いで、『(G20などではなく)世界の全ての国によって……
つまりG192』が強調され、国連の下の早急な長期的変革が呼びかけられている。

②危機への政策対応

『危機に対し持続可能な形で対応して行くためには、危機を分析してその要素を特定し、なぜこれほど早く世界中に拡がったのか、その理由を特定していく必要がある。そこにはミクロ・マクロ双方での政策的誤りがあった。緩慢な通貨政策、不適切な規制、弛緩した監督、これらが相互に作用し合って金融の不安定がつくり出された』
『世界的レベルでは、いくつかの国際金融機関は金融部門の規制緩和や資本市場の自由化といった、今では危機をつくり出し拡散した原因と認識されている政策を、今尚勧告している』
『不適切な金融規制の原因の一部には市場メカニズムの限界について不適切な理解があった。経済学者のはやり言葉で、「市場の失敗」と呼ばれているものである。「市場の失敗」はいろいろなマーケットで起こるが、金融市場での失敗は特に重要で、一旦、実体経済活動に影響が及ぶと不釣り合いなほどに大きな影響を与えることになる』
『今回の危機は、経済政策や金融規制を越えたところにある問題を反映している。それは、市場機能について理解するに当たって幅広い誤りにさらされていたことにある。「自由な市場は、自分自身ですばやく軌道修正ができ、かつ効率的である」という信念が広く信じられていた。
 このことは、IMFや世界銀行、地域開発銀行、そしてWTO等の国際金融機関により今日支持されている政策を見直す必要があることを示唆している。また、これらの前提に基づく多くの国際的取極めについても同様である』

③世界的な危機には世界的な対応が求められる

 このようなことが述べられている。
 大国の金融市場の失敗が、世界や特に中小国の実体経済と雇用とを損なったこと。その大国に対しては経済政策調整の努力がされず、中小国の資金の流れをよどませる調整になってしまったこと。G-20が率先して保護主義的政策に走って、危機からの回復の妨げになっていること。大国の競争的通貨切り下げ、関税、補助金などには、途上国は全く太刀打ちできないこと。ここから、こんなことが強調される。
『危機の原因となった国際的格差を拡大するリスクがある』
『発展途上国の銀行システムを救済し、貿易与信を含む信用を供与し、社会保障を強めるための資金が供与される必要がある』 
『発展途上国を支援するために国際金融機関からしばしば課せられるコンディショナリティーは非生産的である』
 これらの指摘の最後は、『国際経済機関のガバナンスの変革』で結ばれている。 
(『④いくつかの基本的原則』に、続く)】
 

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