九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「日本サッカー・希望の星」と、ザック監督など(4) 文科系

2010年09月22日 15時13分24秒 | スポーツ
代表の大キャプテン・長谷部誠

 長谷部はもう、日本中盤の大エース。08~09シーズンにボルフスブルグがドイツで優勝して、ドイツ「キッカー誌」選出ベストイレブンに選ばれているのだから。
ドイツへ行ってからまず、死に物狂いで体を鍛えて、当たり勝てるようになった。それからおもむろに攻撃力を磨いて、針の穴を通す「速い縦パス」を身につけた。その結果、日本代表の中村憲剛とともに、世界水準DF相手にボールを前に進められる数少ない日本人MFになりおおせた。しかも、これら長谷部の全ての成長は、上り坂真っ最中で現在世界3位のリーグ、ドイツでなされたことだ。ドイツ代表のほとんどが国内でやっているリーグなのである。ちなみに、昨年のチャンピオンズリーグ準優勝チームもドイツのバイエルンだし、南アワールドカップで3位というのも、ドイツの特記事項。これらはみな、ドイツの上り坂を示しているはずだ。

 こんな長谷部の、代表選出が決まって第一声はこうだった。「4強は取れます!」。当時世界6位のドイツのどの大男にも負けていず、マンチェスターユナイテッドと対戦してもマッチアップ相手のナニ(ポルトガル代表)にプレーをさせなかった彼がこう語ると、多少は信じられるのかなとも思えてきたから不思議だった。
 こういう彼だから、代表キャプテンに選ばれた時には、ぼくは大喜びだったもの。そして、練習ゲーム連敗後の土壇場に臨んでは、スイスで選手たちだけの緊急会議。誰かのこの一言で、あの守備陣形に傾いていったと言われている。「色々な意見もあろうが、相手からボールを奪わないことには、何も始まらない」。強くこう主張した人間の少なくとも筆頭が長谷部だと、僕は推察してきた。それによって、アンカー阿部の重用と、俊輔のレギュラー落ちが決まった。この結論を下したのが岡田監督だとしても、岡田は、選手たちのこの意思表示を待っていたはずだとも思ったものだ。このように、長谷部はまた弁が立つ。スポーツ界有数の読書家としても有名な人物でもある。

 長友佑都が「まこ様を尊敬している」とNHK対談で述べていた。これは他ならぬ長谷部誠の愛称。本人を前にした対談において真顔でそう答えていた長友が、僕には印象的だった。良い光景だなーと感じ入っていたものだが、日本人離れした長友だからこそ、長谷部の凄さが分かるのだと思う。賢くて上手い選手は日本人には多いが、長友のように強い選手は急に少なくなる。まして長谷部や長友のように、判断と速さまでを備えた選手はさらに貴重な存在だ。
 彼も長友と同じで、香川とマッチアップさせればやはり香川を押さえるだろう。判断と走力との速さで勝っていると思うからだ。長友と同じで、比較的長い距離のスピードがあるから、相手エースの押さえにはいかにも似つかわしいのである。チャンピオンズりーぐでマンチェスターユナイテッドのナニとマッチアップしてすら、こう語る長谷部である。
「攻撃だけの選手は、僕は怖くない」
 そう、速くても軽いからだ。長谷部はドイツ人にも当たり負けない肉体を持ち、なおかつ速いのである。
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「一週間 de 資本論」( NHK 教育テレビ)のご紹介   ネット虫

2010年09月22日 09時21分22秒 | Weblog
NHK教育テレビで放送される「一週間de資本論」という番組の
ご紹介をさせていただきます。

NHK教育テレビで、9月27日(月)から30日(木)まで4夜連続で
「一週間de資本論」という番組を放送します。
時間はいずれも午後10時25分~10時50分です。
的場昭弘さん(神奈川大学経済学部教授)が毎回違う4人の人
との対談形式で進めるそうです。

第1回 9月27日(月)
第2回 9月28日(火) 「労働力という商品」
第3回 9月29日(水) 「恐慌のメカニズム」
第4回 9月30日(木) 「歴史から未来を考える」

世に「難しいけど分かりたい」コトは数多い。あの超難解本『資本論』も
その一つ。しかも現在の経済不況の中、異例の大ブレイク中というから
なおさらです。そこで、この番組では『資本論』をこれ以上やさしくできない
くらい分かりやすくお茶の間に届け、なんと一週間でその本質を速習して
もらうことを目指します。達人プレゼンターの解説に加え、各回のテーマ
に即した旬の対論者をスタジオに招き、みなさんがスッキリするまで説明
し尽くします。http://www.nhk.or.jp/tamago/program/20100930_doc.html

四夜連続でマルクスの「資本論」を読み解き、今再び注目されるその世界
に迫る。かつて社会主義諸国の指導者たちに強い影響を与え、日本でも
多くの人が手にした「資本論」。1989年のベルリンの壁崩壊以降、社会主義
の国々が倒れていく中で資本論は時代遅れ・役に立たないとみなされた。
世界は資本主義の一人勝ちとなるが、新自由主義を掲げる国々が規制を
撤廃し、さらに資本主義を推し進めた結果、経済は混乱。これは資本論
の中で既に分析されていたことだった。番組では難解なことで知られる
資本論をわかりやすく読み解き、ゲストと貧困や派遣切り、金融危機など
資本主義の”いま”が描かれている「資本論」の世界に迫る。
(『TV Japan』より)

なおこの番組の講師の的場昭弘さん(神奈川大学経済学部教授)は
「変革のアソシエ」というNPOの講座で「共産主義について ――『初版 
共産党宣言』を読む」という講座(全8回・第2火曜日、19時~21時、
各回ごとの参加も可)を担当しています。

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朝鮮日報より   らくせき

2010年09月21日 09時02分51秒 | Weblog
香港の週刊誌『亜州週刊』(26日付)は、
「韓国が日本から独島(日本名・竹島)を取り戻した
闘争戦略を他山の石としなければならない」との文章を掲載した。
同誌は「独島は新羅時代から韓国の領土だったが、
1900年初めに日本の強圧によって奪われた後、
韓国戦争(朝鮮戦争)のさなかに洪淳七(ホン・スンチル)氏が
率いる独島義勇守備隊が日本の軍人を追い出した」と紹介した。

   

これは、簡単には解決できない問題。
先送りする知恵しか無さそう・・・

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「日本サッカー・希望の星」と、ザック監督など(3)  文科系

2010年09月21日 00時09分16秒 | スポーツ
イタリアサッカー界を激変させた長友佑都   

18日のその(2)に書いた内容の通りに、深いところで病んだイタリアサッカー界が、はっきりと激変しつつあると思う。この激変の震源地一カ所が「日本の希望の星」長友佑都であるというのは、今や明白。移籍したばかりの日本選手でこれだけのことを起こした人物は、過去にはいない。その(1)で述べた香川よりも地味だが、3得点だったかの彼と同格以上の働きだと思う。
なんせ、長友のチームはセリエAで現在3戦無敗の1位。2部以下が常連だった新規昇格チームが失点ゼロなのだから、この驚くべき成績はとにかくまず、DF陣のお手柄なのだ。そのDF陣営の核弾頭、長友の活躍をお伝えしよう。98年の中田ヒデですら、ここまでのことはできなかったと思う。ヒデが行った当時のイタリアは世界のサッカー・メッカであったが、今のイタリアは先回書いたとおりに国内の若手が育たず、イングランド以上に海外選手ばかりに頼ってきた。結果、世界13位に落ちているのだ。24歳の長友が、過去の栄光だけを背負いつつ生き延びてきた老人トッティ、インザーキ、ロナウジーニョや、規律性に乏しいイブラヒモビッチまでに、引導を渡しつつあると言えなくもない。
第1戦はトッティを擁するローマ相手で、0対0。第2戦があのACミランであり、2対0。19日に戦ったレッチェとは1対0。これら全てにフル出場した長友が、そこでどれだけ活躍したかを、サッカーサイトから抜粋してみよう。

まずミラン戦。インザーキ、ロナウジーニョ、イブラヒモビッチがいるチームをゼロに抑えたのだ。ブラジル希望の星FW・パトにも仕事をさせなかった。
【 試合前に監督から、試合中にも仲間から何度も「パトを見てくれ」と声をかけられた。14年W杯のブラジル代表エース候補筆頭の武器はプレーのスピード。セリエAの並み居るDFたちが振り切られる高速ドリブルとパスを、長友は素早く体を寄せ、パスコースに体を入れて完封した。12日付の伊各紙も「最も難しい課題を与えられたが、パトに思い通りのプレーをさせないようにしていた」(コリエレ・デロ・スポルト)、「パトは一流選手の違いを出せなかった。むしろ、たびたび劣っていた」(ガゼッタ・デロ・スポルト)と長友の力を認めた。】(ニッカンスポーツ)

次が、去年のセリエB首位であり、共にAに昇格したレッチェとのゲーム。
【 1メートル70の長友がマッチアップしたのは1メートル85のMFムナリ。試合開始直後にその身長差をロングボールで狙われたが、冷静に頭で2度クリア。前半5分には、くさびのパスを素早い出足ではね返した。6分に中央を崩されたが、カバーしてクリア。15分にはカウンターのピンチに足を滑らせながらも必死に戻って失点を防いだ。
 長友のがむしゃらなプレーはハプニングも呼んだ。前半38分に長友のファウルをきっかけに、猛抗議した味方のMFコルッチが退場。さらに、後半35分には激しくマークし続けていら立たせたムナリに足を蹴られて、相手を退場に追いやった。】(スポニチアネックス)

さてさて、この長友ならば、今の香川をマークしても押さえるだろう。ダッシュ力ももちろんのこと、特に長い全力疾走や先読みの力ならば速い香川よりも更に速いし、肉体の強靱さが違うと思うからだ。点取り屋中心で観るサッカーは、守備の大事さを学ばなければならないと主張したいゆえんである。守備が下手な国に行くとしたら、岡崎が行けばすぐにダントツの得点王になるということだ。
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為替対策で中国が日本の二の舞を踏むことはあり得ず

2010年09月20日 19時00分38秒 | Weblog
人民日報の記事です。
中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会委員の李稲葵氏は
19日、北京で開かれた「2010年中国CEO年次総会の席上、
「人民元相場は、中国政府にとって経済構造調整のツールのひとつであるに過ぎない。
中国は、海外依存度を抑え、経済発展に向けた内需の支持力を高める必要がある。
1985年当時の日本のように、中国が外部圧力に屈してやすやすと
人民元切上げに踏み切ることはありえない」と明言した。
「上海証券報」が伝えた。

    

日本は、どういう失敗をしたんでしょう?  らくせき




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友人のギター発表会  文科系

2010年09月20日 10時22分57秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 昨日、あるギター演奏会があって、行ってきた。去年までは僕も出ていた友人たちの同好会発表会である。去年も、僕の出演体験談として6月25、29日の当ブログを書いたが、今年は友人自身のブログ文章を拝借して、ご紹介したい。
 人が入れ替わりつつも何十年も繰り広げられてきた一つの社会活動である。運営してきた人々には、いつも敬意を表する気持になる。いろんな人々の人生に大きな彩りを与えてきたのだから。僕はもうあの緊張がいやで舞台というものを全てやめたのだが、ここに何度も書いてきたホームコンサート的なものだけはやっていく積もりだ。それでも一向に練習時間が落ちないのが、僕の性格なのだろう。自己満足第一ということなのかな。


【 ミニミニコンサートが終った  2010年09月19日 (日)

多分1年の内で一番エネルギーを使うであろう ギター友の会の演奏会が終った。 
8月から始まった猛暑の中の毎週土・日の練習を経て 昨日の午前・午後 今日の午前と3回のリハーサルだった。

前半はクラシック中心だった。ちょろちょろとミスはでたが みんな良く頑張って練習の成果は出せたと思う。昨日から急に上手くなった人・リハーサルより出来の良い人もいた。

9ヶ月間 明けても暮れても「アンクラージュマン」の練習だったが 大失敗しないかドキドキだった。本番ギリギリまで苦手な箇所をチェックした甲斐があって そこは無事クリアーできたが 思いがけないところでずれた。長年のコンビの息か すぐ調整できて無事終わりまで弾けた。まだまだミスも多く未完成で この名曲に「いつかもう一度挑戦したいね」と、とりあえずはホッとした。

続いてソロは 初めて聞いた時を思うと 皆、よくここまで練習してきたと感心した。
私は出だしでミス、これが返って開き直れたか 気になるところもあるが 練習に近い演奏が出来た気がする。

後半はゲストの「ギターアンサンブル ロスドミンゴス」の演奏で始まった。年間10回位は演奏しているそうでさすがに力量のあるグループだ。とにかくそれぞれの名器の音色に魅了された。今後もますます交流が深まりそうで楽しみがふえた。

「二つのギター」は期待通りの息の合った演奏で 素晴らしい新人を迎えた喜びを心から嬉しく思う。
リハーサルで苦戦していた三重奏も 居残りで練習していたようでミスなく終わりホッとした。

合奏はやっぱり楽しい。全てのプレッシャーから解放され 友の会の結束が音楽になって会場に響き渡っている気分だった。この喜びを味わうのが全ての苦労につながっている。

沢山の友人、近所の人、絵やお茶の仲間が聞きに来てくださった。一生懸命練習した事で、下手くそは許してもらおう。ありがとうございました。

グランパスもドラゴンズ首位にたっている。明日はお墓参り。水曜日はナゴヤドーム。
ギターも少し休ませてあげよう。ご苦労様 】

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尖閣列島事件    らくせき

2010年09月20日 08時47分58秒 | Weblog
中国の漁船の船長を逮捕した事件。
中国側の対応が厳しさを増している。

   

資源が絡んでいるからナカナカ難しい。
日中の間で、解決は困難だが、
折り合いをつけていかなくてはならない問題。

どうやって交渉をしていくのか?
日中の知恵が試されている。



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朝鮮日報より    らくせき

2010年09月19日 18時51分38秒 | Weblog
「古朝鮮は、漢江を中心とする韓族が、
満州地域のワイ(さんずいに歳)族・
貊(ばく)族と連合して作った国家で、
韓族は古朝鮮の帝王を代々輩出し、国家の形成を主導した」

社会学界の重鎮、シン・ヨンハ漢陽大(せきざ)教授が
最近、古朝鮮の起源をテーマにした研究書
『古朝鮮国家形成の社会史』を出版した。
シン教授の「韓族古朝鮮主導説」は、
考古学上の発掘の成果に大きく依存している。
しかし、シン教授が韓族農耕文化起源説の根拠として提示した
忠清北道清原郡小魯里の種もみは、
考古学界でも年代や発掘の意味をめぐり、見解が分かれている。

シン教授は「古朝鮮の研究は、箕子朝鮮を持ち出した中国の前近代史学と、
“檀君朝鮮”を神話として取り扱った日帝の御用歴史学者らによって
ひどく傷つけられたため、新たなパラダイムが必要だ。
そのパラダイムの転換には、
社会学的想像力と客観的・科学主義的アプローチが有用だ」と語った。

     のち

こうした古代の国家と現代の国家とを同一視する考え方は、
現代の国境問題をより解決困難にする可能性があり、
ナショナリズムに足元をすくわれる。
日本がついこの間、経験してきたこと。要注意。

韓国や中国では、ナショナリズムが高揚期に入っている。
その標的に日本がなるのは、まだ100年くらいは
仕方ないか・・・・


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「日本サッカー・希望の星」と、ザック監督など(2)  文科系

2010年09月18日 11時09分45秒 | スポーツ
 新代表監督・ザッケローニ

 表題のことを、付け焼き刃の勉強結果報告として、書いてみたい。ただし、この勉強自体は、なかなか楽しかった。

① 監督実績
 現在57歳のザックは、今の世界の超一流監督とは言えないだろう。詳細は省くが、モウリーニョ、ファーガソン、グァルディオラ、ベンゲル、カペッロ、アンチェロッティなど、そう呼べる監督は多くはないからだ。近年落ち目と言って良いイタリアにおいて10年以上昔の実績があるだけなのだが、一流監督にはかろうじて入るのではないか。後述するそれなりの成り上がり実績を背景にして、ミラン、インテル、ユベントスとイタリア3大チームの監督を務められた人間はそう多くはないのだから。ミランでは、98~99年シーズンに優勝もしている。
 彼の成り上がり実績は何と言っても、95~98年のウディネーゼ時代だろう。95~6年シーズンにセリエAに上がったばかりだったこのチームに入ると、これを10位にした。翌年は5位に、97~8シーズンには3位に上げたのだった。その実績で98~99年にはミランに呼ばれて、混戦の中で優勝を収めたのだ。ただ、これ以降は、語るべき実績はないし、名門監督の地位も「繋ぎ」と言ってよい立場だった。
 
② スタイル
 監督としてのスタイルはどうか。
 ①から、選手育成も上手いし、彼我の戦力分析から対策を打ち出す良い戦術家である事も確かだと思う。斬新な点取り戦術を考え抜く攻撃的な名監督だということも有名だ。それは、次の二つの例から分かる。
 ウディネーゼの躍進、ミランの優勝には、ザックが育てたドイツ人点取り屋・ビアホフの活用、存在があった。ザックと会う前の年はセリエBで9ゴール。この彼が翌年にはザックのチームで「セリエA、17ゴール」を上げ、その2年後にはセリエA得点王(27得点。この年にウディネーゼはリーグ3位)になっている。2、3位がそれぞれ、ロナウド(同25)、バッジョ(同22)と言えば、このビアホフを先頭に立てたザックの攻撃組織能力も十分に分かるはずだ。このビアホフはザックと共に、翌年にミランに移っている。ちなみに、当時のイタリアでは、ユベントスが世界最強チームとして名高かった。全盛期のジダンやデル・ピエーロがいたチームだ。これを押しのけてミランが優勝したのだから、色々陰口は叩かれているが、立派な実績だと思う。

③ ここ10年の「足踏み」、及び、人柄
 この監督、2000年に入っては、なんの実績もない。これをどう見るかが一つのキーポイントになる。これについて僕は、イタリア・サッカー界の現惨状を第一に上げたいと思う。以下のような状況では、良い監督が育たないのではないか。「なんの保障もないのに、世界1だけは望まれる」と。やる気というものが育ちにくい国になっているのではないか。

 現在9月時点でのイタリアは世界13位、イングランド(6位)、スペイン(1位)に総体として遅れを取っているし、オランダ(2位)ほどの絶えざる研究蓄積やドイツ(3位)ほどの大改革もない。それでいてイタリア有名クラブは過去の栄光を忘れられず、国内優勝では飽き足らなくて、ヨーロッパ・クラブチャンピオン杯を常に求められる。ここから、外国からの人材を取っ替え引っ替え使い捨てしてきて、イタリア人の中からは名監督も名選手も育たなくなっている。その証拠として、代表年齢は高齢化し、八百長さえも常に絶えない。大不況でカネもなさそうだし、加えてこの国では人種差別も強いように思う。ACミランのオーナーでもあり首相でもあるベルルスコーニの強権、専横が、イタリア・サッカー界全体の発展を妨げている面もあるのではないかと、僕は推察してきた。

 さて、こういうサッカー界の状況の中では、ザックの評判は良い。温かい人柄のようであって、温厚、誠実、選手を使い捨てにしない、と。また、家業のレストランをさらに大きくするなど、着実な人生を歩んでいる人物でもある。彼に1部リーグ中堅チームを2~3年も与えれば、子飼いの選手を大事にして優勝チームを作る程度の腕前があるのは明白だと思う。流石にイギリス、スペインでは難しくとも、他の国においてならばという条件をつけてだが。ただしそれには、こういう条件が必要だろう。ザック・ACミランの名MFにして、イタリアサッカー協会現副会長アルベルティーニの言葉だ。
【 周囲がザックの言葉を聞き漏らさないこと。細部に渡る指示に忠実でなければなりません。この姿勢が選手になければ、彼のサッカーは成功し得ない。ミランがスクデットを獲った98~9シーズンに、幸運にも彼の指揮下に身を置いた私の経験がそう言わせるのです。
 ミランというビッグクラブで、ザックスタイルを実践することは決して容易ではなかった。超の付く大物たちは、往々にして細かい戦術的な指示に従わないものですからね。それでもザックは、あれだけの高度なメカニズムと選手全員の献身性を必要とするサッカーを実現してみせた。何よりもザックの篤い人望の賜です。(中略)
 我々の国とは明らかに異なるメンタリティーを持つ日本は、それこそザックの理想とする環境でしょう 】(ナンバー762号33ページ)
 そう、組織規律を大事にする日本で、協会は普通の出来なら2~3年を彼に与えるだろうし、彼が大きい成果を上げる条件は十分過ぎるほどに整っていると思う。彼がもしアルコール中毒でもないならば、代表をアジアチャンピオンにするぐらいは難しくないことだと、僕は予測している。
 なお、人間としての彼は、彼の雇い主だったシルビオ・ベルルスコーニの人物もその政治的立場をも、嫌いらしい。このことは、日常会話においてさえ政治信条に五月蠅いイタリアという国において、サッカー界でもかなり知られた話らしい。
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「日本サッカー・希望の星」と、ザック監督など(1)  文科系

2010年09月17日 14時42分22秒 | スポーツ
 新生ザッケロー二代表の対外戦が、もうすぐだ。10月8日にはアルゼンチン戦、12日には韓国戦がある。折しも日本は、この15日発表の9月世界順位で30位に上り、更に上昇していく要素も多い。そんな今「日本サッカー希望の星」としてまずドイツはドルトムントで早くも「エース格トップ下」に抜擢された香川真司(21)を語り、合わせて新監督ザッケローニなどにも、資料を掻き集めて触れていきたい。

 僕はW杯の代表総括で、6月30日のここにこう書かせていただいた。
『最後に今後の攻撃、点取りの方向である。「人もボールも走るサッカー」とは、オシムの造語だ。そのオシムは、この「人もボールも走るサッカー」の基礎を教え、これを攻撃法、点取り法にも適用しようとした矢先に倒れた。そのオシムは今、こう述べている。そういう日本的サッカーの確立には、もっとスピードのある選手を発掘すべきだと。技術的スピードは日本にはある程度の水準があるのだから、瞬発走力としてのスピードのことなのである。例えば、岡崎やオランダのロッベンのような。岡崎の大化けの原因は「走り出しで勝負」にあるのだし、ボールを持って走り出したロッベンは止められないというようなものだ。今や世界的強豪クラブのエースと言われる選手ならば、ロッベンのような選手か、メッシやジダンのようなターンなど技術的スピードに特に優れているか、どちらかである 』
 次に、新生代表パラグァイ戦から、守備の要・細貝萌に次いで、新エースと呼ぶに相応しい香川真司の点取りをここでこう、評させていただいた。
『 次いで目に付いたのが、香川だ。同じMFの本田より、現時点で既に良いと思う。日本人が弱いシュート力と人並み外れた技術的スピードとの優秀さは既に同格で、違いはここ。本田の強みが体全体の強さであるのに対して香川には絶対的スピードがあり、このスピードに乗ったシュート技術なども日本人離れしているのではないか。タイプとしてはブラジルのカカーかな?』(サッカー代表、パラグァイ戦雑感 9月06日)

 さて、これと同じ香川への評価を、パラグァイ戦得点をアシストした中村憲剛が、スポーツグラッフィック・ナンバー最新号でこう語っている。ちなみにあの得点場面を再現描写しておくと、こんな感じだったろう。敵ゴールに向かってやや左30メートルほどにいた香川が、その右横のゴール正面25メートルほどにいた憲剛にボールを預ける。と同時に、するすると右斜方向のゴール正面へと走り込んでいく。初めはゆっくりと、そしていきなり全速力で、ゴール正面のDF数人の中へ走り込んでいく勢い、感じだった。そこへ憲剛のスルーパス。3~4人の敵DFの間を縫うような速く鋭い、長めの縦パス・アシストである。香川はスピードを落とさずにこれを、ワンタッチコントロールから右足シュート。
 憲剛の「表現」を聴こう。
『ああいうのは、センスだよね。実は真司が初めて代表に来たときから、2人で今回のようなプレーをしていたんだ。走っているあいつの足元にパスを出すっていうね。真司の特徴は、動きながらボールをコントロールできること』
『日本代表もパラグァイ戦のようなプレーができれば、もっと楽しくなるんじゃないかなと思う。あれだけ人が密集していても、2人で崩せちゃうんだから』
 「あれだけ人が密集していても、2人で崩せちゃう」、憲剛は簡単に語っている。が、相手は世界15位。ブラジル、アルゼンチンの点取り屋を日頃の相手にしてきたDF陣である。上記の得点に二つの超難度技術が必須であったのは明白。一つは憲剛が述べているように「動きながらボールをコントロールできる」選手だが、その直ぐ後で憲剛は「まだ日本には(香川以外は)ほとんどいない」とも語っている。そしてこの必須要素の今一つは、上の表現で言えば、これ。「3~4人の敵DFの間を縫うような速く鋭い、長めの縦パス」。敵ゴール前にこのようなスルーパスを進められる選手は、憲剛の他には長谷部しか僕には名前が挙げられない。2人ともいないときの代表が「敵ゴール40メートルほどに迫ると、横パスばっか」となるのは、そういうことだと理解してきた。

 こうして、結論。これはナンバー同号同記事の冒頭の表現であって、憲剛・香川によるこの得点への評価として、僕も大賛成。木崎伸也の文なのであるが、分析力、表現力も含めて、優れたスポーツ記者だと思う。
『一瞬のプレーに、日本サッカーが目指すべき方向性が凝縮されていた』
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名古屋 「沖縄CBD市民ネット企画案内 」 まもる

2010年09月17日 09時38分03秒 | Weblog
10月18日から名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)
行われます。沖縄・生物多様性市民ネットワークでは、以下のように
事前の写真展と会議開催中ににも様々な企画を行います。
ぜひ、お越しください。 転送・転載歓迎
 というメールがメル友の山本さんから届きました紹介します。  まもる
> COP10(第10回生物多様性条約締約国会議)前に、
> 一足早く、写真展「小さな島々沖縄の大きな宝」
> が名古屋の地下街にお目見えします。
>=====================================
> □□□写真展「小さな島々沖縄の大きな宝・生物 多様性」□□□
>
> 日時:9月17日(金)~9月29日(水)
> 場所:セ ントラルパーク情報ギャラリー 
>     (入場無料)
>      地下鉄名古屋駅桜通り線・久屋大通り駅下車
>      北 改札口出て目の前
>      または地下鉄東山線・栄駅下車・地下街 徒歩10分
>
>
> こんな写真が展示されます。
> お時間たっぷりとってみにいってください。
>
> ・「生き物の多様性豊かな大浦湾」他 (牧志治)
> ・亜熱帯 の森・やんばる(奥間川流域保護基金)
> ・ゆりかごの世界・泡瀬干潟(泡瀬干潟を守る連絡会、小橋川共男)
> ・高江の自然と暮らし(高江「ヘリパッドいらない」住民の会)
> ・海から伝えたいこと(有光智彦)
> ・月ちゃん(今泉真也)
> ・浦 添のイノ―を歩く カーミージー探検隊!(ONE LOVE)
> ・普天間飛行場問題(普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団)
> ・浦添軍港問題(軍港反対!浦添市民行動実行委員会)
> ・基 地・軍隊、その構造的暴力と女性(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)
>
> ・沖縄の海(特定非営利活動法人沖縄県ダイビング安全対策協議会)
> ・沖縄の 野鳥(沖縄野鳥の会)
> ・沖縄・ 生物多様性市民ネットワークのパネル
> ・WWFジャパン 南西諸島生物多様性マップ
>
> 主催:  沖縄・生物多様性市民ネットワーク/沖縄地域作業部会 (CBD市民ネット)
>
> 共催: ハーフセ ンチュリー宮森 
> 協賛:  沖縄・BDサポーター会議
> 後援:  生物多様性条約市民ネットワーク、中日新聞社、
>     沖縄県名古屋情報センター 愛知沖縄 県人会連合会、
>     名古屋市立大学人間文化研究所、
>     あんやたん写真展実行委員会、名古屋YWCA
>
> [問い合わせ先]: 新城正男(サポーター会議 代表)
>          電話・FAX 0587-66-2049
>          携帯:090-2948-1215
>
> ちらしはこちらから→http://www.bd.libre-okinawa.com/
> Blogでの案内はこちら→http://okinawabd.ti-da.net/e3021542.html
>=======================================
>
> [沖縄BD/地域作業部会COP10イベント予告]

> ○会場内

> ・COP10期間中(10/18-10/28)ブース・ポスター出展
>   ブースでミニトーク、DVD上映します。
> ・フォーラム「沖縄の生物多様性の危機:COP10議長国で
>  何がおきているか」(共催沖縄大学)
>   10/24(日)15:30-17:30 名古屋学院大学体育館
>   桜井国俊(沖縄大学)高里鈴代(沖縄BD)
> ・CBD市民ネットグローバル対話フォーラム
>   「生物多様性と平和」
>    10/26(火)10:00-12:00 名古屋学院大学体育館
高里鈴代(沖縄BD)他

> ○会場外サイドイベント

> ・10/22(金)18:00開場・18:30開演 天白文化小劇場
>  生物多様性シンポジウム&沖縄の歌と踊り
>    入場料金¥1000
> ・10/23(土)昼の部 15:00開演 夜の部18:30開演
>    舞台「フクギの雫ー宮森小学校米軍ジェット機
> 墜落事件から51年」
>    入場料金¥1000
> --------------------------------------------------------------  
>    
>
> --
> 沖縄・生物多様性市民ネットワーク
> HP:http://www.bd.libre-okinawa.com/

不戦へのネットワーク
http://www.jca.apc.org/~husen/index.htm
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いよいよ明日「第四回 昭和区平和のつどい」が開催されます まもる

2010年09月17日 09時21分43秒 | Weblog


いよいよ明日「昭和区平和の集い」が開催されます。

 地域の皆さんと平和について語り合い、学びあうイベントとして昭和区九条の会が立ち上げました。そして発展的に他の昭和区の九条の会や平和を志す各団体が参加し実行委員会を
結成し四回目を迎えます。是非ご参加ください。

 日 時  九月十八日(土曜日)

      午後1時~午後4時   ★会場は12時半です

 会 場  名古屋柳城短期大学の体育館

        ★地下鉄 御器所駅4番出口から南へ約250m ロイヤルホスト右へ

 参加費  500円 大学生以下は無料です


 プログラム

  Ⅰ部  平和の交流タイム

        50人合唱・日本舞踊・朗読など

  Ⅱ部  記念講演

        「 反貧困~全員参加型社会に向けて」

       講師 ・・・反貧困ネット・もやい事務局長
             年越し派遣村村長・内閣参与

                  湯 浅  誠 氏

☆ 湯浅さんの著作・反貧困ネット・ワークグッズ

  障害者作業所の商品販売(クッキーやワイン)

  平和グッズや書籍の販売・沖縄の店もあります。

◎是非のご来場をお待ちしております。

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民主党代表選での私の一票    只今            

2010年09月16日 19時46分22秒 | Weblog
 民主党代表選挙で、私にも一票あったらどちらに入れただろうか。
 最後までどちらにも決することはできず、そうした意味で最後まで迷った人たちに連帯の握手を。
 政治の過程は試行錯誤、絶対の正しさ(正解)はないと思うからです。
 そのことを、菅、小沢両氏へ質問状を出した有田芳生議員の報告に沿って考えたいと思います。
 二人の回答の中で私が関心を持ったのは次のような個所でした。

 【小沢氏の時代認識】。
  『この閉塞感の中にあって、このままではかってのようにナショナリズムが高まることで、この国はさらに危険な情況になる』
 ここにみられるのは、カネではなく思想です。
 
 【菅氏の普天間問題に対する電話回答】。
  『現職の立場からは、日米合意から出発するしかなかった』 
 菅氏のこの言に対して、「それでは旧政権、霞が関のシナリオ通りで、政権交替は何だったのか!」と言った途端に、
 「国際信義上、不見識極まる」といったゴウゴウたる非難が内外から寄せられる情況が目に浮かびます。
 
 有田議員は、その一票のキーを拉致問題に置いて小沢氏に投じたということです。
 これに倣っての私のキーは、次のような鶴見俊輔さんの言に寄り添わせたいと思います。
  《どこの国とも戦争はしない。そのためならば、どんなに歪んでカッコ悪い思想であっても、仕方ない。
 いざとなったら大道に寝転んで牢屋に入れられる、ということくらいは私にも出来る》
  戦争は絶対にしない!「九条守れ」はその一つの手段です。 
  
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当面のマスコミ論調を予測する  文科系

2010年09月15日 13時23分22秒 | 国内政治・経済・社会問題
 小沢が代表選に敗れたことによって、今後当面の政治がとても見えやすくなったと考えている。官僚と大マスコミ(以下、官僚・報道連合軍という意味で官報連合軍という)が、己に屈服した菅政権を基本的に掌握していると考えるからだ。こういう主流に棹さして行かない政治権力と言えるほどのものは、当面、民主党国会議員の半数をにぎっている小沢派しかない。自民党は早くも「菅直人に抱きつかれたら引っ張っていく場合もある」と言い出したことだし。そして、官報連合軍はとことんまで盛り上げた小沢への攻撃を一端トーンダウンさせて、こんな事を図っていくのではないか。

①菅政権の失敗を期待、画策しつつ、野党勢力との拮抗化を図っていく。当然「世論調査」も40%、30%台へとジリジリと落としていくだろう。これを果たすためにも機を見ては、小沢への牽制、告発をも大いに活用し続けていくはずだ。2大政党が拮抗すればこそ、官報連合軍が最強権力として長く生き延びる事が出来るだろう。いや、もっと強くなって、ファシズムの温床のようにすらなっていくかも知れない。
 ファシズムって誰も予期しないうちに満を持していたというように急速に成長していくものであって、そんな社会への道標は古来から、これ。「パンとサーカス」だ。テレビやある種のネットを観ているとそんな気がするし、菅直人の「雇用雇用雇用」を聴いても、本来不謹慎なのだが、また同じ。世界中の先進国政治家が「雇用」と叫んでいるが、これらが「パン」の空手形に近いとは誰でも感じているところだろう。ゴールドマンやモルガンスタンレーは依然として世界を覆い、誰にもその全貌が見えず、誰にも規制されていない。

②民主党マニュフェスト骨抜きの柱は、以下であると観る。
 先ず、普天間、対米姿勢。これは早晩、規定事実通りに進められていくことだろう。次いで、消費税値上げの世論工作。これを、次期選挙直後に実現させるべく邁進していくこと。代わりに、官僚人事改革は進まず、特別会計などの仕分けもほどほどになり、国家戦略局構想は鳴りを潜めるはず。政治主導の旗を下げたならば、まっ先に要らなくなるはずだから。

③政権・官僚から取材する記者クラブの開放方向は、すっかり鳴りをひそめるはずだ。そして、官報連合軍によるニュースが前にも増して分厚くなることだろう。さしあたって、中日新聞が載せたこんな記事こそ、今の僕には極めて興味深い。「民主党は綱領を持て。マニュフェストで「代用」困難なのだから」。本日朝刊の4面大部分を使った記事である。つまり、「マニュフェストを下ろしたぐらいじゃ、まだ信用できないよ」と、そういうことなのだろう。言い換えれば、民主党マニュフェストには官報連合軍から観てそれぐらい信用できないものがあるということだろう。

④大企業規制はどうなったか、って? 一般論としてだがこれが、当面の解決を迫られるような現実的課題という形にはならないだろう。菅直人の「雇用、雇用、雇用」なんて、代表選票目当てで切った空手形、アリバイ発言でしかないのだし。大企業規制を基本問題にするほどには、先ず世界の、次いで日本の民主主義などが弱すぎると見ている。「窮乏革命」「労働者蜂起」のようなものはもう「待ち惚け」も同じ事、起こらないはずだ。イデオロギー、上部構造部門でのイニシアティブが、それも世界的なそれが必要なのだと思う。でなければ、マスコミ、官僚たちがなんでこんな大きな力を持つことができるか!
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菅さんの勝利    らくせき

2010年09月14日 18時59分00秒 | Weblog
予想以上の健闘。
サポーターが菅さんを選んだ。

これは案外、良い効果を民主党に
もたらす可能性もあります。

当選回数の少ない議員が分裂を嫌ったのか?

これで分裂するようじゃ、
民主党は、ここまでということでしょう。

あとは菅さんのリーダーシップ。
ここから何を学んだのか?
まもなく判明することに・・・

まあ、しっかりやってね。
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