九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

新監督は?    らくせき

2010年09月14日 08時56分59秒 | Weblog
日本サッカーチームの新監督。
イタリア人の攻撃サッカー監督とか。

うまく行くのかな?

なぜ、と問えば、日本の欠けている
攻撃サッカーを身につけるためと、答えは明瞭。

しかし・・・?

と考えるのが素人ですが・・・

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尖閣列島波高し    らくせき

2010年09月14日 08時52分19秒 | Weblog
中国の漁船を海上保安庁が拿捕。船長を逮捕。

さて、この時期に起きた事件。

いったい両方に、どんな思惑があるのか?

竹島もアルデヨー・・・

新しい中国大使の初仕事にしては難問・・・

    

まあ、果報はとするか?



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チェゼーナの長友

2010年09月13日 22時01分35秒 | Weblog
 スポニチ・アネックス・サイトに載った長友の活躍をお知らせしましょう。香川と同じくらいの期待を込めて待っていた、朗報です。セリエAに上がったばかりのチームが、ACミランの豪華メンバーに、2対〇で勝ったんです。イブラヒモビッチ、ロナウジーニョ、ロビーニョを向こうに回して。僕は長谷部と並べて、この長友が好きなんですよね。


【 金星奪取だ!長友 日本人ミラン戦初勝利!
パトを抑え込もうと激しくチャージをかける長友
Photo By スポニチ

 チェゼーナの日本代表DF長友佑都(24)が金星奪取に貢献した。チェゼーナは11日、今季ホーム初戦で強豪ACミランに2-0で快勝した。

 左サイドバックで先発フル出場した長友は、安定した守備でブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(21)らスターぞろいの攻撃陣を封じ、日本人で初めてセリエAでACミランから白星をもぎ取った。観戦に訪れた日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(57)を歓喜させた。

 日本代表DF長友が、セリエA最強の攻撃陣を黙らせた。開始早々の前半4分、体を張ってブラジル代表FWアレシャンドレ・パトの右クロスをブロックすると一気に波に乗った。1メートル92のスウェーデン代表FWイブラヒモビッチにも1対1で互角以上に渡り合った。20年ぶりにセリエAに昇格したチェゼーナが、優勝候補のACミランを2―0で破るという大番狂わせを長友が演出した。

 「ヤバイね。勝っちゃったよ。アドレナリンが出て来て、結構訳が分からないことになってる。あのメンツに勝って、ヤバイよ」。試合後、興奮状態の長友は声を上ずらせた。

 下馬評は完全にACミランが上。前線にはパト、イブラヒモビッチのほかにもブラジル代表ロビーニョ、ロナウジーニョ、さらに元イタリア代表のインザーギが顔をそろえる。5人のキャリア通算ゴール数は合計で942に上る。それでも長友は一歩も引かなかった。「パトの持つ足だったり、そのスピード感だったりを見ながら僕は間合いを考えながらやっていました」。ピッチ上では憎らしいほど冷静に振る舞っていた。

 終盤、ペナルティーエリア内でインザーギを倒してしまい相手にPKを与えたが、そのPKをイブラヒモビッチが失敗する幸運ぶりも見せて「運も味方につけてガッツポーズしちゃいまいした」と笑った。

 試合後、対じしたパトは「長友は素晴らしい。それにフェアプレーだった」と称えた。観戦していた日本代表のザッケローニ監督も「日本でもっとも優れた選手の1人、ロマニョーロ(チェゼナの方言)も少し話す。好青年だ」と自慢げに語った。

 翌日12日が24歳の誕生日。長友は「日本ではもう(12日が)来てますね。本当に最高の勝利」と胸を張った。世界最高のサイドバックを目指す男の勢いが止まらない。 】


 こんな長友が観られたなら、点取り屋ばかりを観る日本のサッカー文化をそろそろ変えても良い頃だ。そういうサッカー観って、僕は敢えてケンカをふっかけたいが、スポーツ観戦文化としては低級だと考えます。
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随筆 「老いと錯覚」、「老いと付き合う」   文科系

2010年09月13日 12時33分42秒 | 文芸作品
 ギターのフォームを変えた。棹が顔の左側面に前より近づくようにギターを立て、やや上向きであった表面板を地面に対して垂直に近いようにもした。そうしたら、右手の指遣いがなんというか、急に楽になった。それに、音も明らかに良くなったように感じる。先生にたずねてみると、返ってきた言葉がこれ。「確かに変わりましたね。よく透る音になったと思います」。これには僕もたしかに同感なのだが、急いでさらにいっぱいつけ加えたい。前よりも大きい音が出せるようになったし、指の角度が変わったせいか鋭い感じの音になったようにも思うし、これらの何よりも嬉しいのは、右手指が捌きやすくなってミスが少なくなってきたように感じることだ。今の僕が、これをどれほど嬉しがっているか! やっと光明が見えたような境地に至っているのである。

 僕は今、ある1曲だけを7ヶ月も弾き続けている。それも1日2時間近く。「この人、ちょっとおかしいんじゃないか?」。この光景なら、他人にそう取られても仕方ないだろう。そんなことを書いてみたのが、このブログの8月25日「随筆『大聖堂』第3楽章」である。これを書いた動機、エネルギーの源は、押し詰めて言えばこんな感じだろうか。
 好きな曲しかやらす、特に好きな部分にのめり込む僕だが、退職後のこんな手習いはやはり「年寄りの冷や水」。「もう限界。きれいさっぱりやーめったっ!」という「可愛さ余って憎さ百倍」と背中合わせなのではないか。僕の母は、定年前に退職してから再開した三味線を、78歳で何もかも投げ出してしまった。舞台も、教室も、それどころか弾くことさえも。俺の場合は、これから先一体、どうなるんだろうか。

 さて、今回のフォーム変更の成り行きは、こういうものだろう。
 この第3楽章、どうしても上手く弾けない。だけど、この曲は「最速アルペジオ(分散和音)などの中から低音・高音の旋律、副旋律を響かせることが出来れば、痛快・『音楽』この上なし」に見えるから、どうしても弾けるようになりたい。そうし続けて早半年。要は、自分の基本的な技量を上げていくという遠大な道しか無かったということなのだろうな。その行き着いた先がこのフォーム変更である。これを気付くまでに今の僕には半年間のこんな修行がどうしても必要だったんだろう。

 さて、とは言え現実はまだまだ。『6連16分音符をせめて60の速さにしたいのだが、最近まで45がやっとだった』のが、50ほどになり、55の峰がうっすら見えてきた程度。でも、老いてもけっこう道はあるものだ、やっぱり老いのせいだけにしてはいけないな。などなどと、また思い知ったものだ。そして、老いとケンカ別れした母のようにはなりたくないとも、また思い直しもした。  
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離婚式      らくせき

2010年09月12日 15時27分44秒 | Weblog
NHKのニュースで、離婚式という儀式を
行う人たちがいると報じていました。

これまでの40くらいのカップルが挙式。
うち数組は、挙式後、離婚を取りやめたとのこと。

昔は人生の節々にあった儀式、
どんどん簡略化されたり消えていったり。

わずらわしさはなくなりましたが、
なにか淋しくなった気もしていました。

現代では、ファミリーごとにセレモニーを持つ時代かも。

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テロリストの遠望深慮    らくせき

2010年09月11日 08時57分49秒 | Weblog
9.11からもう一昔。
アメリカでは、ヘンナ牧師がコーランを焼く、と宣言。
アメリカ中が混乱・・・
アメリカ国内に大きな亀裂が入っていることが
明らかになってしまった。

小さな事件が世界ュースになってしまうアメリカ。
昔なら田舎町の事件としてホトンドの人は
振り向きもしなかった。

こうしたことこそ、テロリストたちが
命を捨てた目標のひとつだった。

しかし、そう分かっていても、もう誰も止められない。
「時代」が動いている。

    

あの太平洋戦争直前の総選挙で
いわゆる「腐敗」した政治家が落選、
すがすがしい新人が大量当選を果たした。

その結果は挙国一致、終りの始まりだった。

「歴史」は決してキレイじゃない。

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村木氏免罪は民主党がターゲット、さて検察は? 文科系

2010年09月10日 18時26分21秒 | 国内政治・経済・社会問題
 本日厚労省元局長・村木厚子氏が無罪になった。僕もこのブログでこの問題性を3月15、28、31日、4月9日と、4回扱ってきたのでとりわけ感慨が深い。偽の障害者団体に厚労省が障害者団体証明書を出して、郵便料金の莫大な詐欺に繋がった事件であるが、村木氏は冤罪となった。村木氏を上げることによって、石井一民主党副代表まで迫ろうとした検察の企みも水泡に帰したのであった。

 さてこの冤罪、「東の小沢一郎、西の石井一民主党副代表」と、民主党に狙い定めた事件として知る人ぞ知るもの。検察の「民主党追い落とし策動」とも言える側面があるのであって、現在進行中の民主党代表選挙にも密接な関係があるものである。検察が筋書き通りに石井一議員を追い落とそうと、いかに酷いインチキ策動を重ねてきたか。それは、3月31日、4月9日の拙稿をお読み願いたい。

 さて、これだけ酷い冤罪をでっちあげようとして大失敗に終わったにもかかわらず、検察は何のお咎めもなしなのか。検察官適格審査会は全く機能せず、「法務省内のお手盛り審査会」に過ぎないということであるのか?!! これでは、あまりにも酷すぎるではないか! 国民を拘置できる検察が、こんなことをして何の責任も取らされないとしたら、日本の「社会的公正」は闇と言うしかない。

 そしてもう一つ。検察が小沢をターゲットにして2回も無罪になった。石井一議員をターゲットにして、こんな冤罪事件を起こした。検察が民主党を貶めようとしていることは明らかだろう。なのにマスコミは「小沢の説明責任」とかを騒いでいる。実態は「収支は合っているが、立て替えがあって時期が少しずれただけ」のことだ。政治家のお金の収支に1対1対応の説明をせよと言われれば、どうしようもなく不可能な議員は無数に存在するだろう。なのにこれを小沢だけが「説明責任を」とかいってなぜ攻められねばならないのであるか! これって、どういう光景なのだろうか! 検察が、2大政党の一方だけをことさらにマークするというのは、明らかにおかしい!!
 
 検察は村木厚子免罪事件の責任を取るべきだ。そうでなければ、日本の法務省を誰も信じなくなって良いはずである。犯罪者がこう語ることさえ出来ると思う。「お前らの利己的恣意だけで、犯罪をでっち上げる奴らが何を言うか!」と。
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北朝鮮の経済発展は日本の利益   らくせき

2010年09月09日 18時46分03秒 | Weblog
金正日・北朝鮮国防委員長の訪中が終わると
北朝鮮と中国が経済協力を加速させている。

と、中央日報の記事。

それによると、北朝鮮は、改革開放が成功すれば、
安定的な経済成長を得られ、10年以内に貧困を脱し、
20年以内に新興工業国の仲間入りができるかもしれない。
という。

これは、日本・韓国にとっても大きな利益を生みだす可能性がある。

しかし日本も韓国も、アメリカに遠慮して、制裁を続けている。

ただ、東アジアからアメリカの力が後退すると
中国の圧力が強まる。
これに対抗するには、日韓の協力しかないが・・・

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菅さんと小澤さんは協力すべし   らくせき

2010年09月08日 19時03分04秒 | Weblog
政治主導を説く小澤さん。
社会福祉の雇用を説く菅さん。

いいじゃない。一緒にやってよ。
対決することじゃないよ。

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哨戒艦事件は事故?    らくせき

2010年09月08日 18時56分39秒 | Weblog
赤旗によれば、アメリカの元駐韓大使が
ラジオ局のインタビューに答え、
天安の沈没は事故の可能性がある、と述べたという。

これが本当なら、アメリカは事故を
政治的に利用して対中、対韓、対日政策の
ゆるみを締め直したことになりそう。



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「小沢VSマスコミ」、上杉隆の記事  文科系

2010年09月07日 07時29分02秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
「週刊ポスト」9.10日号
平成22年8月30日(月)発売

「官房機密費マスコミ汚染疑惑」も白日の下へ
大炎上!小沢官邸vs記者クラブ「最後の大決戦」
上杉隆(ジャーナリスト) 

───────────────────

 小沢一郎氏の出馬表明に戦々恐々としているのは、実は菅でも仙谷でもなく、新聞・テレビかもしれない。なぜなら小沢政権の誕生は、記者クラブによる情報支配に終止符を打つことになる可能性が高いからだ。これ小沢VS記者クラブの最終決戦である。

「座して死ぬのを待つよりも」
 小沢氏側近のひとりが漏らした言葉だ。
 仙谷官房長官や枝野幹事長らは、機密費、政党助成金といった全てのカネを握り、小沢グループを干し上げた。現状、カネの面で圧倒的な劣勢に立つ小沢氏がこのまま2年後の代表選まで沈黙を続ければ、グループから多くの離脱者を出すことになりかねない。子分たちを助けるためには、親分が立つしかない。小沢氏の決断の裏には、こうした背景があった。
 米英から禁輸措置や経済封鎖を受けた戦前の日本が、追い込まれて真珠湾攻撃に打って出たことを思い出す。小沢グループにとって、この戦いはまさに「聖戦」となったのだ。換言すれば「窮鼠、猫を噛む」ともいえるが、小沢氏は鼠にしてはあまりに巨大だ。
 私はこの間、小沢氏が8月19日に軽井沢へ行けば、出馬する意思を固めたことになると公言してきた。小沢氏が過去、軽井沢の鳩山邸を訪れたエピソードとして思い出されるのは、03年の民由合併のとき。自由党党首の小沢氏が、鳩山氏率いる民主党と合併するきっかけとなった。小沢氏が軽井沢に行くのは、進退をかけた勝負に打って出るときだといえる。
 ただし今回、小沢氏が対峙する相手は、菅首相ら現政権だけではない。むしろ本当の敵は、新聞・テレビの記者クラブが作る、日本の権力構造〝官報複合体〟なのだ。

 新聞・テレビの小沢嫌い

 意外かもしれないが、それまで記者クラブメディアに、独占されていた政党の記者会見を最初にオープンにした政治家は小沢氏だった。私がニューヨーク・タイムズ取材記者時代に参加した自由党の党首会見はオープンだったし、その前の新生党、新進党時代も原則としてオープンだった。
 しかし、既得権益を奪われた恰好の記者クラブには、これが気に食わない。新聞・テレビの小沢嫌いは、この頃からすでに始まっていた。
 そうした両者の因縁が顕在化したのが、09年の西松建設不正献金事件だった。ニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏は、当時の報道をこう振り返った。
「記者クラブによるほとんどの報道が検察のリーク情報に乗るだけで、検察の立場とは明確に一線を画し、なぜこの時期に検察は民主党代表の小沢氏をターグットにしているのか、自民党の政治家は法律上問題のある献金を受けていないのか、といった視点から独自の取材、分析を行なうメディアはなかったように思います」(拙著『記者クラブ崩壊』)

 官僚と記者クラブが一体化して情報操作を行なう日本固有のシステムを、私は〝官報複合体〟と名付けた。検察リークに乗った新聞・テレビは、「小沢逮捕」の印象づけに躍起になったのだ。結果は小沢氏の不起訴だったが、新開・テレビは「誤報」の説明責任を果たさないまま、いまだに小沢氏の「政治とカネ」を批判し拭けている。

 典型が朝日新聞だ。小沢氏が出馬を表明した8月26日の朝刊1両では、こう記事を締めている。
〈ただ、「政治とカネ」の問題を抱える小沢氏への世論の逆風は強い。自らの資金管理団体の土地取引事件をめぐる検察審査会の審議が続いている段階で立候補することになれば、一層の説明責任が求められることになりそうだ〉
 無作為に選ばれたたった11人の検察審査会による判断が、選挙で選ばれた国会議員の身分を左右し、有権者の意思をも上回るというのは余りに無謀である。
 朝日は同日夕刊1面の最後でも、
〈ただ、小沢氏の「政治とカネ」をめぐる問題は決着がついていない(中略)この選択は小沢氏にとって「いばらの道」になるだろう〉
 と書き、朝刊と同じ構成で小沢氏への宣戦布告を行なっている。

 機密費にも手を伸ばす

 新聞テレビはこのようなネガティブキャンペーンを代表選まで徹底して続けるだろうが、それも当然だ。いざ小沢氏が首相になれば、彼らの既得権益は全て崩れ去ることになるからだ。

 西松建設不正献金事件で大久保隆規元秘書が逮捕された09年3月、小沢氏は記者会見を開いた。その席上、私は「政権交代したら記者クラブをどうするのか」と質問した。
 小沢氏はこう答えた。
「どなたでも会見においでくださいということを申し上げております。この考えは変わりません」
 この瞬間、記者会見のオープン化が民主党の政権公約となった。今年3月に鳩山前首相が実現した首相官邸の記者会見オープン化。実はそのきっかけを作ったのは小沢氏だったのだ。

 ところがいま、菅政権になり、本来ならば行なわれるはずだった「ぶら下がり会見」の廃止や官房長官記者会見のオープン化は遅々として進んでいない。残念ながら記者クラブ問題は後退してしまった。
 小沢か菅か。この民主党内の権力闘争は、実は記者クラブにしてみれば、自分たちの既得権益を守るための攻防戦でもある。小沢首相が誕生すれば、記者クラブを頂点とする日本のメディァ、システムは完全に崩壊する。新聞・テレビは是が非でも阻止しなければならないのだ。

 もう一つ、官房機密費の問題も見逃せない。今年5月、幹事長だった小沢氏は、機密費に関する私の質問に会見でこう答えている。
「機密費という言葉がいかにも何か怪しげに聞こえますけれども、そういった必要経費は、内緒で予算を流用したり、何なりしたりではなく、おおっぴらに、各省庁とも、官邸だけではなく、きちんと計上するという形にした方が、よいのではないかと、個人的には思っています」
 記者クラブは、小沢氏が官房機密費のマスコミ汚染問題にまで手を伸ばすのではないかと恐れている。小沢氏が首相になれば、「政治とカネ」の「説明責任」を求めもれるのは、新聞・テレビの側になる。小沢氏はこの最終決戦に勝てるのか。p-42
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 随筆「至福のホームコンサート」  文科系

2010年09月07日 00時22分58秒 | 文芸作品
 4日土曜日、表題のことがあった。演奏者は3人、いずれも中部アマチュアギターコンクールの優勝者ばかり。初めは去年の総合優勝者Tさん。次が、今年の総合優勝者Kちゃん、今年の第32回日本ジュニアギターコンクール総合優勝者で、小学6年生である。そして最後が、このコンサートの企画・開催者Uさん。今年のシニアの部第1位の方であり、この日の会場提供者でもあられる。僕は枯れ木も山の賑わいで、唯一の単なる聴衆。もっとも、Kちゃんのご両親もいらっしゃったけど。笑顔がいつも素敵なお父さんと、美しくって思慮深げなお母さんと。
 このホームコンサートって、本当に至福。何か気になれば演奏者の直ぐ脇へ行って、それを観させていただくことも出来るし、ギター経歴なども気軽に問答してもらうことが出来る。そんなこんなで、アマチュアの最高峰である演奏者たちの個性が目の前に全部見えるのだ。下手くそな僕で僭越ながら、それを表現してみよう。おおむね他の皆さんにも確認済みのものでもあって、間違ってはいないと思うし。

 Tさんは、大阪の方。大学時代からのギター弾きで、退職後この10年間を先生に通われたとのこと。信じられないような話で、大学時代からの基礎が余程良かったとしか思えない。いろんなギター技術の模範みたいなカッチリと安定した演奏をされる。アマチュアなのにレパートリーの広さがまた凄くって、常時20曲はあるとのこと。バッハ、「11月のある日」「アンダルーサ」「アルハンブラ」等々、もっともっと多くを弾かれた。
 Kちゃんは、メルツの「ハンガリー幻想曲」、パガニーニ「超絶技巧練習曲」など。あの小さな体、か細い腕手のどこから、あんな強烈な音・表現力をほとばしり出せるのかと、いつも、ただ、目を見張るばかり。32回目だったかの全日本ジュニアにおいて、「小学生でのジュニアグランプリ」は過去3~4人と聞いた。近頃有名な村治佳織、奏一姉弟などもここを通った口であって、プロとしての大成功がほとんどもう保証されたも同じ6年生だ。
 Uさんは、ソルの練習曲作品31の19番や「ガボットショーロ」「フリア・フロリダ]などをいつものように音楽性豊かに優しく弾いてくださり、場が和んだものだった。ただ、今日のホステス役ということで、随分遠慮しておられたようである。彼女については、ここでもよく紹介した「ギター遊びの会」のお仲間でもあり、またご紹介する機会もあるだろう。

 話は替わるが、一昨日5日は名古屋マンドリン合奏団(第52回)定期演奏会というのを、名古屋市芸術創造センターへ聴きに行ってきた。ギターもあったし、多分低めのマンドリンである「マンドラ」とか、マンドリンをバイオリンとするとチェロのように大きな「マンドロンチェロ」とかを初めて見たり聞いたりして、興味津々だった。初めのほうの演奏がなんか音質が悪く、後に行くに従って良くなっていったと感じたが、あれが演出であったら嫌だなとも思った。3部に分かれていたから、せめて1、2部を入れ替えたほうがもっと気が利いているのではないか。それ以上に、あらかじめ誰か1部の音を注意する人がいなかったのかと、不思議な気もしたものだ。最後のマスカーニと「未完成交響曲」とが良かったので、全体としては満足したのだが。
 それにしても、大学のギター・マンドリン同好会のOBたちがこの会をずーっと52年続けてきたらしいその努力には、頭が下がる。会場も満員であったりして、この国、この地の音楽文化の発展にとって、数人の優れたプロの出現よりも遙かに計り知れない功績があったのではないか。
 なお、事後にこんな事もあった。僕の中・高一貫校、そして同じ大学大学と通した同級生が1人出演したのでちょっと同窓会のような趣もあって、終わってから5人ほどで食事をして、その後、僕の行きつけのスポーツバー「グランスラム」にご案内した。演奏会場の近くだから、歩いて行けるのだ。みなさん大いに興味を持たれたらしく、このうちの誰かがお孫さんでもつれてここに来られればいいと僕から申し上げた。実現すれば僕にとってこんな嬉しいことはない。
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サッカー代表、パラグァイ戦雑感   文科系

2010年09月06日 09時26分19秒 | スポーツ
 代表のパラグァイ戦を見た。みんな張り切って戦っているせいか、故障者が多いのが心配。長谷部、栗原、内田、闘莉王などなど。

 さて、先ず目に付いたのが、浦和ボランチの細貝萌、24歳。代表新人なのに、彼は良い。あーいう相手への強い当たり方は、日本人の苦手としてきたところ。歴代代表が南米勢に弱かったのも、この当たり弱さからこそだったはず。なのに今回は、世界15位の南米の一角に、この細貝を中心に当たりあいで一歩も引いていなかった。いや、優っていたほどであり、観ていて実に頼もしい。南ア大会直前の韓国戦やイングランド戦で代表が身につけ始めた「球際腰の強さ」がこの細貝などに受け継がれていると分かったのは、日本サッカーのいわば革命と言えるはずだ。ドイツ大会ブラジル戦で中田英寿しか示すことができなかったものがとうとう代表に定着してきたという思いがして、感慨が深い。ヒデを見倣って体を鍛え、大成功を収めたのが長谷部誠だし、阿部勇樹も浦和の人。浦和は良いボランチが出る。ブッフバルド監督以来のドイツ流守備の伝統なのか、はたまた浦和の大ファン団が彼らを育てたのだろうか。

 次いで目に付いたのが、香川だ。同じMFの本田より、現時点で既に良いと思う。日本人が弱いシュート力と人並み外れた技術的スピードとの優秀さは既に同格で、違いはここ。本田の強みが体全体の強さであるのに対して香川は絶対的スピードがあり、このスピードに乗ったシュート技術なども日本人離れしているのではないか。タイプとしてはブラジルのカカーかな? 

 こうして、現時点での前6人は、岡崎トップの2列目3人が左から香川、本田、松井で、ボランチが長谷部、憲剛と見えてきた思いだ。このボランチ二人がまた、何でも出来る。憲剛も守備は上手いのだが、守りをもっと強めたいときには彼を阿部に代えれば良い。長谷部は今や、攻撃の人でもある。憲剛と同じで、世界水準の防御に対してでもボールを前に進められる数少ない日本ボランチだから。憲剛も長谷部も欠けるときの日本は、どうしてもこうなる。長めの縦パスにスピード、精度が欠けるせいでゴール前、縦へとボールが進まず、横パスばかりに。やがては「クロスボール戦法だけ」と。 

 今回のゲーム、15位の相手もガチンコで来たことは明らかであった。それは、ゲーム後の相手から来年の南米選手権代表遠征前の再戦を申し込まれた事を見ても分かる。この日本、現在世界32位。なんか、直ぐに20位代上位に上がるような気がしてきた。マイナス思考ゆえに「ゴール前の心」を駄目にしてきた日本が、プラス思考に変わってきたように思うのだ。香川、本田を観ていると、そんな気がする。球際の強さを身につけて、持前のスキルスピードや走力が「急に前に向かって行くようになった」ので、それらの長所が生き返ってきたからではないか。
 残る最大問題は、現在の2人にしか頼れないセンターバックの養成だ。岩政、槇野、栗原、森重などから、誰が抜け出すだろうか? この点も非常な楽しみである。
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朝鮮日報より    らくせき

2010年09月06日 08時56分44秒 | Weblog
朝鮮日報が、米コーエン元国防長官とのインタビューを載せていました。

イラン制裁は韓米間の重要懸案、という話題。

長官の答え。
「イランへの対処法としては、三つのオプションがある。
「イラン政府に圧力をかける制裁」「すべてを破壊する戦争」
「イランの核武装化容認」だ。
この中では制裁が最も望ましい。
ロシアと中国も国連安保理のイラン制裁決議案に賛成している。
韓国もイラン制裁を支持する必要がある。
イランが核武装を続けるならば、米国・イスラエルによる戦争の可能性もある」

-イランと関係がある韓国企業は約2000社に達するが、と、質問。

答え。
「問題は、命のほうが大切か、お金のほうが大切か、ということだ。
世界を核の脅威で苦しめる一方で、経済的な利益だけを追い求めることはできない。
制裁に加わらなければ、後に高い代償を支払うことになる」

-戦争の可能性もある?

答え。
「好ましくはない。
だが、オバマ大統領をはじめゲーツ国防長官、マレン統合参謀本部議長の全員が
イラン攻撃を一つのオプションと見ている。
イラン制裁がなければ、1981年のイラク核施設攻撃、2007年のシリア核施設爆撃のように、
イスラエルが単独で攻撃する可能性もある」


    

日本もイラン制裁に参加。多分、同じ様に「恐喝」されているんでしょうね。
独立を守るためには、一定の軍事力を持つことは仕方ないかな?



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「対小沢氏の検察」、こんな見方も  文科系

2010年09月03日 14時42分35秒 | 国内政治・経済・社会問題
 小沢一郎氏への検察の態度について、こんな見方もあります。元読売新聞記者、大谷昭宏氏の最新webコラムから取りました。ナベツネとケンカして読売を飛び出したことで有名な方。確か同じく「黒田清事務所」におられた方だったかと? 総合判断で僕は以下を、ほとんど真実だと思いますね。こういう僕流の情勢観を加味してそう思うのです。マルクス主義的に語ってさえ、こういうことではないかと。
 グローバリズム経済の下でアメリカに従属をいっそう強めてきた日本の支配階層において、対米、対東アジア経済・政策に一定の矛盾が生じました。そこで民主党が生まれました。そのことは、こういう事実によって分かるはずです。昨年秋、小沢一郎が国会議員160余人を引き連れて訪中し、胡錦涛主席と会談したという事実です。
 さて、これに対してこそ、こういう反動があったのだと思います。過去において自民党よりも大きな政治権能を有し、かつ右派的思考、習慣を持った日本官僚制度が、その民主党に抵抗して、小鳩を引きずり下ろし、菅を取り込んだのだ。それに、小沢は抵抗しているのだと。つまり、土台の一定の変化が国家制度の一定の変化を必要としているということではないでしょうか。
 またさて、こういう変化を無視するようにして「対米従属、大企業本位、許すな」という観点だけでは、とうてい現実政治に合う実践は提起できないと思います。ちなみに、経済超大国追随とか大企業本位とかを基本的に改めることが可能になるのは、今述べた当面の課題に比べれば、はるかに先の話だと考えます。また、こういう当面の課題に実践的に応えられない政党において、体制側の割れ目に小さなクサビすら入れられないような左翼勢力などにおいて、経済大国追随とか大企業本位とかを実際に正せる政治的実力が育ち、備わっていくわけもないことだとも、主張したいです。


【 小沢氏代表選出馬、私は真夏の夜の夢の中
大谷昭宏
提 2010年08月31日00時00分

 9月の声を聞くようになっても、この猛暑。寝苦しい夜、眠りが浅かったせいか、こんな夢を見たような気がする。果たして夢だったのか、はたまた現なのか――。

 197X年、東京地裁の法廷に若い自民党の衆院議員の姿があった。後に40代の若さで党の幹事長になり、その後、党を作っては割り、作っては割り、やがて野党第一党を裏からあやつり、とうとう政権交代を果たす小沢一郎である。法廷で目の前に立つ男こそ、彼が師と慕い、匠と仰ぐ、元総理、田中角栄である。

 もちろん事件は言わずと知れたロッキード事件。事件の詳細はここで記す必要はなかろう。日本の憲政史上初めて総理経験者が手錠を嵌められ、法廷に立たされた事件である。だが、傍聴席で小沢の胸に去来していたのは、田中の罪状、闇将軍と呼ばれた男の暴かれて行く金権体質ではない。働きながら夜学に通い、一国の総理にまでなった男に対して官僚、そして官僚上りの政治家が国家の暴力装置、検察権力を駆使して仕掛けた罠のおどろおどろしさだった。

 爾来、小沢は田中が最高裁に上告中、無念の死を遂げるまで、東京地裁、東京高裁のすべての公判を傍聴する。田中角栄裁判を1回も欠かさず傍聴した国会議員は小沢一人である。その田中失脚後、小沢は寵愛を受けていた金丸信がやはり、検察権力によって奈落の底に落とされて行く姿を目の当たりにする。そしてその後、彼自身が常に検察のターゲットになる。政治とカネが問題になるたびに、彼の名前はその代表選手のように取り沙汰されるのだ。だが、検察の捜査は、彼の身柄を押さえて田中のときのように訴追、公判までには決して持って行かない。メディアの目には、それは検察の力不足に見えるのだが、彼はそうは思わない。捜査はいつも寸止め。それはまるでネコがネズミをなぶり倒して、飽きたらそこらに放り出して世間にさらしているように見えたのだ。

 その間、彼が何度も何度も読み返していたのが憲法75条である。そこには「国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これがため訴追の権利は、害されない」とある。なんのために彼がこの条文を熟読していたのか。たとえて言えば、碁打ちの彼がここになぜ、ポーンと白の石を置くのか、誰もわからなかった。

 実は彼なりの深慮と遠謀があったのだ。

 そして2009年、いままでネコのようにして彼をいたぶっていた検察が、いよいよ牙を剥いた猛獣となって狂ったようにこの男に襲いかかってきた。検察が頼りしてきた保守体制、55年体制が、政権交代で音を立てて崩れ落ちそうになったときだ。まず総選挙前に検察は彼の秘書を逮捕、立件、衆院選の投票日に合わせるかのように、この秘書を公判に引っ張り出した。だが、これは検察にとって予期せぬ逆バネになってしまう。国民の目には、この様は検察権力の悪あがきにしか見えなかったのだ。結果、裏で小沢が操っていた政党は歴史に残る大勝。検察がまっ青になったのは言うまでもない。あろうことか、検察はもっとも恐れていた権力構造の瓦解に己が手を貸してしまったのだ。このまま、すますわけにはいかない。

 リベンジである。2010年、参院選を前に、もともとうさん臭いゼネコンを叩いてほこりを出させ、小沢の秘書だった衆院議員を逮捕。一気に小沢に駆け上がろうと、何度も小沢を引っ張る。だが、これは法曹関係者がそろって口をあんぐり開けてしまうほどのムリ筋捜査。当然、小沢の起訴なんて出来やしない。結果はもちろん不起訴。

 しかし、これは実は痛み分けの側面もあった。政治とカネの喧しい世論の前に、ついに小沢は鳩山総理ともども屈辱の辞職、幹事長職という掌中の玉を失う。そして小沢抜きで菅直人が戦った参院選はボロ負け。民主党内に菅ではダメだの声が渦巻いてきた。 】
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