テレビで金田一秀穂センセーが
「むかしむかし おじいさんとおばあさんがいました.
おじいさんは山にしばかりにいきました.」
というとき,1行目の「が」は主語が重要と言うことを示し,2行目の「は」は述語が重要と言うことを示しているのだとおっしゃっていた.2度目におじいさんが登場するときには,主語はもはや重要ではないから,2行目のように,「おじいさんが」ではなく「おじいさんは」で良い,というより「おじいさんが」ではおかしい.
最初とか2度目とか言われると,最初は a 2度目からは the といわれたのを思い出す.
日本語のできるガイジンさんに英語の添削をしてもらったとき,「英語には a とか the とか便利なものかある.日本語には冠詞がないから,細かいニュアンスが伝えられない」と,一席ぶたれたことがある.
でもわれわれが日常何気なく使っている「は」とか「が」とかは,冠詞の役目も果たしているんですね.おじいさんが,は an ojiisan,おじいさんは,なら the ojiisan と(いつもこう機械的にはいくまいが),こういう感じだろうか.
そういえば,かれは「は」と「が」の使い分けがおかしく,なるべく助詞は省略する傾向があったような.
「むかしむかし おじいさんとおばあさんがいました.
おじいさんは山にしばかりにいきました.」
というとき,1行目の「が」は主語が重要と言うことを示し,2行目の「は」は述語が重要と言うことを示しているのだとおっしゃっていた.2度目におじいさんが登場するときには,主語はもはや重要ではないから,2行目のように,「おじいさんが」ではなく「おじいさんは」で良い,というより「おじいさんが」ではおかしい.
最初とか2度目とか言われると,最初は a 2度目からは the といわれたのを思い出す.
日本語のできるガイジンさんに英語の添削をしてもらったとき,「英語には a とか the とか便利なものかある.日本語には冠詞がないから,細かいニュアンスが伝えられない」と,一席ぶたれたことがある.
でもわれわれが日常何気なく使っている「は」とか「が」とかは,冠詞の役目も果たしているんですね.おじいさんが,は an ojiisan,おじいさんは,なら the ojiisan と(いつもこう機械的にはいくまいが),こういう感じだろうか.
そういえば,かれは「は」と「が」の使い分けがおかしく,なるべく助詞は省略する傾向があったような.