五代 田畑喜八「人間国宝三代田畑喜八の草花図」光村推古書院 (2014/5).
3代田畑喜八 (1877-1956)の友禅染の下絵約 120 枚.
右写真は下絵がこうなるの例,国立美術館蔵 友禅菊華文振袖.
画家の目でも,植物学者の目でもない描きかた,毛筆による写生は,今日では日本画でも稀有なことだそうだ.
柿の落ち葉たち.
桜の落ち葉の絵も3枚.
酸葉 (すいば).
渋い作品.3代目は庭の草木でも,四季折々に花の咲くものを好んだわけではなく,泉水に養う魚にも赤白金などの色のついたものを嫌ったのだそうだ.
左 バックのシルエットなど,一幅の絵としての構図を考えて描かれている.
あじさい
茎がたくましい.
古書で購入したが,英語版なら新本が Amazon で買えるらしい.
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