Sixteen Tones

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造影 CT 診断の結果

2024-09-14 09:42:34 | 病気

直腸癌切断が 2023/3 だったが,半年に一度造影 CT 診断をやることになっている.点滴から「非イオン性ヨード造影剤」を入れ撮影するのだが,カッと全身が熱くなる.ちなみに,事前に「造影検査同意書」にサインするのだが,この書類には「16.8 万人にひとりが副作用で死亡」との解説があった.

 

結果はめでたし.
診断*****下部直腸癌術後、前立腺癌術後の明らかな再発、転移は認めません。*****

写真で,診断画像で異常があれば「ここ」と教えてもらえるのだが,正常だとそれがなくて つまらない.正常なもの/ことは,情報量が小さい.
教師時代に情報理論のイントロで,情報量は2を底とする確率の対数の逆数,犬が人に噛みついてもニュースにならないが,人が犬に噛みつけばニュースになる と言ったことを思い出した.

画像入りの診断レポートには「カルテ開示手数料 ¥300 」が必要であった.この値段の方が情報量が大きそう.

 

喜んでばかりもいられない.
- 急に下痢になることがありますが...
- 腸閉塞から自然に回復するとそうなります.
体内では葛藤があるらしい.

 

おまけ ¥300 レポートから詳しい所見を引用すると*****
下部直腸癌に対する腹会陰式直腸切断術(Miles 手術)後、左下腹部に人工肛門が造設後です。前立腺も全摘術後です。術後の骨盤底部には 2024/03/01 の前回のCTと同様に腫瘤影、異常陰影は認めません。骨盤内での少量の腹水貯留は前回と同様であり、壁側腹膜の結節影や脂肪組織に拡がる粒状不整な陰影は認めません。
後腹膜腔内の大動脈周囲などに有意な腫大リンパ節は認めません。両腎の単純性胞は前回と同様で病的な水腎症は認めません。両肺下葉の背側に拡がる均等影(consolidation)や素状影はいずれも前回とほぼ同様で瘢痕収縮を呈した放射線肺線維症(radiation fibrosis)と考えます。両の明らかな瘤影、結節影は認めません。胸椎 Th7の骨硬化像は前回と同様で放射線治療後と考えられ、その他に明らかな骨破壊性の腫瘤影は同定されません。*****


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