Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ジャズ研新年会2010

2010-01-11 16:35:36 | ジャズ
恒例の新年会.今年は盛況で,家中の椅子を出してもすわれない方がおられる有様だった.

玄関の靴・靴・靴... 玄関の外にも靴.

ことしは麦っ子村からシェフ兼酋長がみそかつをケータリング.シェフの車が動かなくなったのは誤算だったが,下ごしらえした材料を背負って歩いて下さった.Route66 では渋い低音と意外な高音もご披露.

ベースがなかなか到着しなかったが,若奥様でもあるベースさんが,イタリア仕込みのバーニャカウダなる美味にして高級な一皿をご用意下さっていたためであった.
それまで,ピアノはふたりで,左側に座った方はベースラインを淡々と.

マルチプレイヤー続出.左写真で手前のピアニストはドラムも叩くし,ヴァイブも弾いた.右写真鍵盤ハーモニカ氏はピアノが本職と思われるが,やはりヴァイブも弾いた.OB/OG諸氏のあいだでは,態度物腰がかってのQM氏を思わせるとの評判.
ベーシストはトランぺッターでもあるが,本職は会長らしい.

OT氏がewi(ウインドシンセ、電気笛)を本格的にご披露 (じつは過去の新年会でちょっと吹いたことはあった).こちらはボコーダで皆を煙に巻いているところ.

ちなみにこの新年会は10周年らしい.全然全然?快調 (注:前前...すなわち何代か前の会長のこと; 相変わらず飲めば飲むほど快調) が奥様を連れてきて下さったりして,感慨も新た.
十年前は J 子は絵画教室に通いはじめたところ.こちらはビブラフォンを演奏するのは夢だと思っていた.


演奏/演唱風景は十年一日.ペット3人で大迫力...向かって右にもうひとりいたのです.切れちゃってごめんなさい.

ご近所の方にも...ごめんなさい.
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岩波新書「色彩の科学」

2010-01-09 08:25:03 | 科学
昨年末からすこし色彩のことをこのブログに書いたが,このテーマ一般書のひとつが金子隆芳著のこれである.1988年初版で,Amazonで見たら絶版らしい.いま岩波新書には同じ著者による「色彩の心理学」(1990)がある.

まえがきで著者は,色彩学は学際科学であり,色彩学者と言われる人たちはみな何か別の専門家 - 数学者・物理学者・化学者・心理学者・生理学者・建築家・写真屋・テレビ屋・各種デザイナー・評論家...文学者 - であると言っている (xx学者xx家xx屋と区別しているのはランクづけだろうか).
この本の著者は実験心理学者である.実験心理学的色彩論は色彩論の基礎論だそうだ.

色彩学は自然科学ではなく,工学である.この本が書かれた時代に比べ,パソコンが身近になり,フォトショップだのイラレだのを素人がいじくるようになった.私は絵具の三原色に比べ,光の三原色はイマイチぴんと来なかったが,パソコンのモニタをいじって分かったような気になりつつある.
というわけで,写真屋・テレビ屋・各種デザイナーのおかげで (ピークが高くなったかどうかは知らないが),色彩工学の裾野は広がった.現在は色彩工学だけの専門家もおられるようだ.

この本の帯に「ニュートン,ゲーテから最新理論まで」とあるように,このふたり・ブラス・ヘルムホルツ,マクスウェルなどの業績を柱とする書き方で,そのために話題が途切れてはまた出てくるきらいがある.でもそれは悪いことばかりではないのだろう.索引もあるし.

縦書きなのが読みづらい.
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デパートで書き初め / 描き初め

2010-01-07 07:17:09 | お絵かき
やはり1月3日.銀座松屋で書の展覧会.じつは書にはあまり関心がないのだが,「書き初めしましょう」との達筆な!張り紙.紙も墨も筆もお手本も用意されていて,先生まで常駐.

J 子の「友愛」は気色悪い文句だが,突っ込まないことにする.

当方のは「虎」という字だそうです.しっぽと思われる部分をくるりと巻いてあげた.「面白い,名前が笑っている」とは,女性の先生 (若くはないがぼくよりは若い) のご講評.
作品 ? はちゃんと梱包して持たせて下さった.


こちらのみかんは1月6日のCDケースへの描き初め.

下はジャズライブのフライヤーで,描き初めではなく,J 子の油彩のお役に立ち初め.フライヤーってなんだか分からなかったが,ビラのことなんですね.昔 東急フライヤーズという球団があって,フライばかりでホームランは滅多に出なかった.

1/9 1800開演.広島・流川のジャイブにて.新バンドLabradoriteの初ライブ.
vo小川ひとみ fl太田和孝 gui斉藤毅 ba一町澄宣 Dr石井聡至 pf平田恵子
「I want you back」「Black bird」「Rocket Love」などなど,ポップでジャジーにおおくりします...とのことです.
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ちびくろサンボ - 年賀状コンテスト@applestore

2010-01-05 16:20:00 | お絵かき
1 月 3 日.銀座のアップルストアで年賀状コンテスト.参加には事前登録が必要だったので,残念ながらひやかしただけ.
このアップルストアはふだんはソフトのレクチュアをやっていて,J 子のウインドウショッピングに付き合うのに飽きたときの時間つぶしにちょうど良い.暗くてよく眠れる環境でもある.
ここに来るとつくばの住人に会うことがある.

年賀状の条件は作成に Mac を使うというだけのゆるいもの.1 位は手描きの美しい花の絵が中心で,作り方はウチの賀状と同じだった.ぼくは 2 位のほうを評価.ちびくろサンボから採った,虎が 3 匹椰子の木の周りを回っているデザイン.虎のスピード感はイマイチ.おもちゃの虎の実写をフォトショップで賀状に合成したようだった.
さんぼネタは他にもフライパンの中のパンケーキにチョコレートで虎の顔を描いたのがあった.「気に食わないのは食べていたら,お腹がいっぱいになりました」...とのこと.

ウチで実際にいただいた中では,あしたのんきさんからの賀状に,虎たちが解けてバターになったところが描いてあった.

このカットは,岩波版のちびくろサンボの挿画そのもの.へんな絵だ.ただし作者が描いたもともとの絵は別にあると聞いたことがある.
この本は人種差別とかで一時消滅したが,最近は入手可能らしい.ぼくは差別とは思わないが,たいして良い本とも思わない.
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正月の寄席

2010-01-03 21:03:04 | エトセト等
東京の1月2日.J子はデパートの初売り,こちらは寄席へ.
上野に10時過ぎに行ったら行列が.行列して寄席かよ...と思ったが仕方ない.

顔見世興行と称して 1100-1340 に 20 人が登場.ひとり5分くらい.「正月になんか来るもんじゃないよ」などと高座からほざく落語家あり.そう思うなら,普通にやったら良かろう.昔はもっと真面目だった(文楽とか馬の助とか言って,昔とは違うやつが出て来た).

落語はなく,漫談か,せいぜい小咄.このごろは小学校の教科書に落語が出ているそうで,こどもの前で落語をやった経験をネタにするものが多い.若い落語家は年寄り,特に年寄りの落語家をネタにする.
お江戸日本橋亭のようなマイナーな (失礼お許し下さい) 寄席に行けばゆっくり噺がきけるとは思うが,ぎゅうぎゅう詰め込まれるのはかなわない...

奇術・太神楽・パントマイムなどの「いろもの」は,5 分でもそれなりに面白い.
と,いうわけで,ふだんは「噺」をする噺家のなかにも色物への転向組が,松づくし・南京玉すだれ・百面相...

松づくしは歌る多(女流落語家).松の絵を描いた扇子を何本も口にくわえたりはちまきにしたりして,踏み台?の上で松の振りをする.足がちょっとへた.
南京玉すだれは,昨年どなたかが結婚したときの2次会でご学友がやった.もしかしたら誰でも出来るんじゃないの,と思ってしまう.
先代? かどうか知らないがが,かっての丸顔の小さんの百面相を見たことがある (写真) が,このたびの馬の助のも面白かった.

トリは圓歌で,皇室をネタにして笑わせてくれた.そう言えば,歌奴というのも出た.小円歌というのも出たが,こちらは女性.ふだんは三味線漫談だが,この日はおどりだけ.踊りながら,「もうすぐ終わります」...5 秒後「終わりました」というのが受けた.
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年賀状

2010-01-01 15:30:42 | お絵かき
大晦日は,クール便で凍って届いたおせちをテーブルの上で解凍していたが,美味しそうなので,BS のちあきなおみを見ながらほとんど食べてしまった.期限が迫ったマイルを消費するため,あわてて注文したのだが,さすが名店の味であった.ただし,かまぼこなど2,3はシャーベット状だった.

三が日は東京へ.

ところで...
J 子が二紀展に入選してからしばらくは入選作を年賀状に仕立てていましたが,去年からはそれぞれ作っています.
郵便で配達される賀状はどちらかの1枚なので,ここに 2 枚並べて見ていただきたいと思います.

私のは旧作「猫と鼠」の鼠を虎に変えたものです.新年早々ちょんぼですね
コメント (2)
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