路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳・10.10】:世論調査は立民に明るい未来 短期決戦、自民を利するか

2024-10-10 08:00:00 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【政界地獄耳・10.10】:世論調査は立民に明るい未来 短期決戦、自民を利するか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・10.10】:世論調査は立民に明るい未来 短期決戦、自民を利するか 

 ★衆議院が解散した。総裁選挙からあまりにも目まぐるしい政局だったが、首相・石破茂はASEAN首脳会議出席のためラオスの首都ビエンチャンに向かった。今度は外交デビューだ。加えて、日中韓に米国ブリンケン国務長官が加わる「ASEANプラス3」「東アジアサミット」といった首脳会議などが続く。自民党の非公認問題は党執行部の総意と言えるが、党首討論を見る限り、石破の安定感に胸をなで下ろす議員も多かった。ただ、立憲民主党代表・野田佳彦にも元首相という一日の長があり、両党議員は解散直前の前哨戦を興味深く見た。

 ★一方、立憲民主党の先週土日の世論調査は、同党候補者に明るい未来を照らしたといえる。かたや自民党は反比例するように厳しい結果が並び、執行部は公認問題を厳しくせざるを得なくなった。自民党ベテラン議員が言う。「比例代表で自民党と書いてくれる人が減るとみるべきだし、自民党支持者が今回は維新などではなく、立憲に投票する可能性がある。短期決戦だから状況が目まぐるしく変わるとみるか、この流れが確定するか、国民の怒りがどこにあるかを分析する必要がある」と厳しい顔を見せる。

 ★別の議員は「本気で連立を想定しなくてはならないだろう。国民民主、日本維新の会、場合によっては立憲も視野に入れる必要があるかもしれない。そのくらいの危機感がある」と不安をのぞかせる。総裁選で石破に投票したベテラン議員は「マスコミは前経済安保相・高市早苗を軸に、旧安倍派をまとめて離党、または選挙後の石破降ろしの動きがあると、党分裂をにおわすが、そんな度胸があるのだろうか。自民党の危機の原因は、裏金議員や旧統一教会問題で、どこかで誰かがけじめをつける必要があった。冷静に見れば前回の世論調査が悪すぎたが、次に行う調査で自民党の数字も持ち直すだろう。少し全体が浮足立ったかもしれない。短期決戦だから自民党に利がある」。党内のざわつきを国民がどう見るかが重要だ。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません4。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年10月10日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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