路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳・02.16】:トランプが返り咲けば在日米軍撤退? 米マスコミが警鐘

2024-02-23 07:40:10 | 【日米安保・地位協定・在日米軍・在沖米軍・オスプレー・普天間移設、米兵の犯罪】

【政界地獄耳・02.16】:トランプが返り咲けば在日米軍撤退? 米マスコミが警鐘

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・02.16】:トランプが返り咲けば在日米軍撤退? 米マスコミが警鐘 

 ★米大統領選は民主党現職のバイデン大統領と、次期共和党大統領候補になりそうなトランプ前大統領との記憶力低下に伴う認知機能対決の様相だ。8日、私邸などで機密文書が見つかった事件でバイデンを捜査したハー特別検察官はバイデンの訴追を見送ったものの、「記憶力が著しく限られている」と報告。報告書によると、昨年10月8日と9日の検察の聴取で「私が副大統領を終えたのはいつだったか」など記憶が混乱したことを記している。バイデンは言い間違いを主張するが、81歳の高齢者という印象はぬぐえない。

<picture>Former US President Donald Trump at his Mar-a-Lago on 15 November 2022</picture>

画像提供,REUTERS

 ★一方、14日、77歳のトランプも共和党の候補指名を争うヘイリー元国連大使と民主党のペロシ元下院議長を混同。のちにわざと間違えたと負け惜しみのような発言で失笑を買っている。これで安全保障は大丈夫かと米国国民でなくとも心配になるが、トランプは大統領当時からの持論である北大西洋条約機構(NATO)を再び持ち出して、「欧州各国の国々は自分たちの適正な負担分を支払っていない」と批判している。無論、支払っていないどころかさまざまな代償も払っているが「金を払わなければ守らない」、つまりトランプはもっと金を出せと言い、NATO離脱を口にする。

 ★12日に米CNNが報じた、同局記者ジム・シュートがトランプ政権の閣僚らへのインタビューで構成された来月発売の書籍によれば、大統領首席補佐官などを歴任したジョン・ケリーは「抑止力を口実に韓国と日本に米軍を駐留させることにトランプは強く反対していた」という。トランプの理屈はNATOや在韓・在日米軍が存在するからロシアのプーチンや北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記らを刺激してしまうというもの。米国はそれらにかかわらず、自分たちで防衛費を増強してくれれば問題は起きないという考えという。当然、当時の安全保障関係の閣僚や軍は大混乱に陥っただろうが、再びトランプが政権に返り咲けば同様の問題に直面すると警鐘を鳴らしている。問題は記憶力だけではなさそうだ。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年02月16日  08:09:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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