【シリーズ Voice!】:マイナ保険証②マイナ保険証が「怖い」とケアマネは語る…紛失は「高齢者の日常茶飯事」だから 「加入しない」90歳男性の理由
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【シリーズ Voice!】:マイナ保険証②マイナ保険証が「怖い」とケアマネは語る…紛失は「高齢者の日常茶飯事」だから 「加入しない」90歳男性の理由
〈シリーズ Voice!マイナ保険証②〉
マイナ保険証の問題に関して、これまで多くの方から、たくさんのご意見や情報をいただきました。
取材班に届いたご意見を紹介する「Voice!マイナ保険証」。第2回は、高齢者や、その支援に携わる人たちの声をお届けします。(マイナ保険証取材班)
◆必要ないからマイナンバーカードを持たない
【河井晃さん 90歳 三重県伊勢市】
初めまして伊勢市に住む満90歳の高齢者です、妻も90歳の高齢世帯です。
難聴や高血圧さらに脚が不自由なので役所までタクシーで行くのが大変です。
加入をしないのは「政府の約束が強制ではなく任意の加入」が原則だからです。
国がマイナポイントなど多額の補助金を出してまでやる必要はないと私は思います。
妻は認知症も進行しており、近所に時間をかけて買い物に行くことがありますが、お店にキャッシュカードを忘れてお店から連絡をもらうことが何度かありました。
「現在マイナカードを持たない人は、持つ必要がないから持たないのです」
マイナポイントなどにつられて入会した人が国に返還するのは必要ないからでしょう。
国は「マイナカードは任意加入」の原則は守ってほしいと思います。
◇
続いてのご意見は、高齢者らの介護を仕事としているケアマネージャーの方からです。デジタルに不慣れな高齢者をサポートするため、介護職の人たちにも大きな負担がのしかかっています。
◆紛失の対応すべてケアマネに…「怖い」
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