【話題】:政官界が青ざめる、獄中手記「政商のパンドラ」の中身…テラ事件の竹森郁容疑者が執筆
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【話題】:政官界が青ざめる、獄中手記「政商のパンドラ」の中身…テラ事件の竹森郁容疑者が執筆
◆「政商のパンドラ」
政官界に衝撃を与えそうな「獄中手記」がある。端正な字で便箋210枚にビッシリと書かれており、タイトルは「政商のパンドラ」。
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作者は竹森郁氏(51歳)――ジャスダック上場の医療ベンチャー「テラ」の株価を吊り上げるため、ウソの情報を公表した「金融商品取引法違反(偽計)」容疑で今年2月に逮捕・起訴され、9月に保釈された。手記は東京拘置所内で書き溜めたという。
タイトルの「政商」とは、コンサルタント会社「大樹ホールディングス」代表の矢島義也氏(61歳)を指す。'16年に矢島氏が開いた「結婚を祝う会」の主賓は菅義偉官房長官(当時)で、各省庁の幹部クラスも揃って出席。日本の政官界に最も太いパイプを持つ男といわれる。
◆竹森氏が矢島氏を恨む理由
竹森氏は'20年4月に新型コロナ治療薬の開発発表でテラ株を高騰させた。
その「腕」を見込んで矢島氏は「お前は俺の後継者」と竹森氏をおだて、政治家や官僚の工作資金や銀座接待費用を負担させたという。そのうえ矢島氏は、経営不振の太陽光発電施設を約15億円で竹森氏に買わせたとも書かれている。
ところがテラの事件化が迫ると、矢島氏は竹森氏をいとも簡単に切った。「恨み晴らさでおくべきか」という竹森氏の怒りが、手記には刻み込まれている。
「パンドラ」の箱が開けば、霞が関や永田町に激震が走るだろう。
「週刊現代」2022年10月29日号より
元稿:現代ビジネス 主要ニュース 社会 【不祥事・スキャンダル・担当:週刊現代編集部】 2022年10月25日 05:02:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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