【卓上四季】:戦場の現実
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【卓上四季】:戦場の現実
「官軍」と呼ばれた明治政府軍と西郷隆盛率いる「賊軍」が戦った西南戦争で、実際の戦場に赴き記事を書き続けた記者がいた。後に衆院議員に転じ首相となる犬養毅である▼従軍取材が認められていない時代のことだ。慶応義塾を休学し「郵便報知」記者として熊本入りした犬養は県の臨時職員の肩書で戦場に出入り。西郷の戦死まで半年にわたり、自らが見聞きした戦場の現実を独自の視点で伝えた▼、残り:389文字 全文:571文字
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元稿:北海道新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【卓上四季】 2022年04月06日 05:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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