路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【選挙】:三つ巴の明石市長選、16日告示 「ポスト泉」見えぬ争点

2023-04-14 22:46:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【選挙】:三つ巴の明石市長選、16日告示 「ポスト泉」見えぬ争点

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【選挙】:三つ巴の明石市長選、16日告示 「ポスト泉」見えぬ争点

 統一地方選後半戦で行われる兵庫県明石市長選が16日、告示される。平成23年から市長を務めてきた泉房穂氏(59)は自身の暴言の責任を取り、政治家引退を表明、後継として女性市議を擁立する。一方、市議会で泉氏と対立関係にあった自民側からも市議が立候補する。さらに1人を加えた新人3人の争いになる見通しだが、全国的にも評価の高い子育て支援策など現市政に対する3人のスタンスに大差はない。功罪それぞれで注目を集めてきた泉氏との距離をどう見るかが争点になりそうだ。

写真撮影に応じる中川暢三氏、林健太氏、丸谷聡子氏(左から)=明石市

 ◆突然の引退

 泉氏が突然、政治家引退を表明したのは昨年10月。当時市議会に提案される予定だった自身への問責決議案を巡り、自民、公明の市議に「賛成したら許さない」「次の選挙で落としてやる」などと発言したことが明らかになり、その引責が理由だった。

 それまで泉氏再出馬の見方が強かった市長選の行方はこれで一気に混沌(こんとん)とした。泉氏が後継候補擁立の方針を示す中、先に動いたのは自民。市議会最大勢力で泉氏とたびたび対立してきた自民系会派に所属していた林健太氏(40)が先月上旬、立候補を表明した。

 関係者によると、地元選出の衆院議員で経済産業相の西村康稔(やすとし)氏(60)が擁立を強く後押し。林氏は無所属で出馬し、自民、公明が推薦する。

 一方、泉氏側の動きはなかなか見えなかった。「引退を撤回し、自分が出るのでは」。自民、公明側からはこんな観測や警戒感も漂った。

 泉氏が市議の丸谷聡子氏(59)とともに会見を開いたのは、告示まで1カ月を切った先月25日。時に議会で泉氏と議論を戦わせてきた丸谷氏の指名に予想外との受け止めもあった。丸谷氏自身も3期目に向けた市議選への準備を進めており、泉氏からの出馬打診は「夢にも思わなかった」というが、泉氏は「市民目線で、市民とともに頑張れる方だ」と強調する。 

 「泉氏派対自公」という構図に、これまで数多の首長選に挑戦してきた元兵庫県加西市長の中川暢三氏(67)も名乗りを上げた。市長選はこの3人の争いになる見通しだが、実は政策面での争点は見えにくい。

 ◆高い市民人気

 今月9日に投開票された県議選の明石市選挙区では、泉氏が擁立した新人候補が2位に約2倍の差をつけてトップ当選。独自の子育て施策などを進めてきた泉氏の市民人気の高さをうかがわせた。「市政の継続か逆行か」。泉氏はこう訴え、争点の明確化を図る。

 ただ林氏も自身が子育て世代であることをアピール。現在の子育て施策などを継続・発展させるとの立場だ。「泉氏の提案を議会、議員が議決してきた。あたかも泉氏だけの実績のように広まるのはおかしい」と公明関係者。自民関係者も「問われるのは泉氏の政治手法。暴言やトップダウンのやり方に問題がある」と指摘する。

 中川氏も泉市政を一定評価しつつ、「議会や職員との関係などに問題がある」と批判する。だが後継たる丸谷氏が、トップダウンではなくボトムアップ型の市政運営への転換を掲げたことで、泉氏の政治手法の評価という点も明確な対立軸にはならなくなった。

 元稿:産経新聞社 産経ニュース WEST関西 【地方自治・選挙・明石市長選挙】  2023年04月14日  22:46:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 


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