連休二日目。十数年ぶりに宝塚を観劇。梅田芸術劇場で上演された年に一度の宝塚スペシャルを近くの映画館の大画面でみることができるというライブビューイング。大阪に行くのは無理なのでありがたや。日本全国のみならず、台湾と香港にも中継されたそうな。台湾の中国語と広東語でトップスターさんが挨拶されていました。男役のトップスターさんは少しわかるようになりましたが、ほとんどお名前を知らないままの観劇でしたが、楽しめました。浮き世を忘れて非日常的な世界にひたれる宝塚はやっぱり楽しい!
20年ぐらい前雪組を中心に、東京宝塚劇場によく通いました。新しくなってからは数回行ったかなあ。朝海ひかるさんがトップで上演された『凱旋門』『デパートメントストア』が最後かな。チケットやら本やらCDやらいろいろと処分してしまいましたが、舞台の想い出は心の引き出しにのこっているので大丈夫、大丈夫。今なら動画でみることができそうですね、そのうちに・・・。
一番うれしかったのはエリザベートコーナーで轟悠さんの「キッチュ」を聴けたことかな。日本初演から20年目。団員の中にはまだ生まれていなかった人もいるそうな。そりゃそうだよなあ。日本ではじめてルキーニを演じた轟さん。今でもわたしが観劇した中で轟さんのルキーニがいちばんだと思っています。初演の時のインパクトはすごかった。一路さんに高嶺さんに香寿たつきさん、なつかしい雪組時代の轟さんは濃いキャラクターな印象でしたが、年月をへてなんというか研ぎ澄まされましたね。理事になられても変わらない男役の衣装の着こなし。さらにスマートにすっきりときれいに着こなされているようにお見受けしました。轟さんが真ん中に立っている舞台。なんだか嬉しかった。
エリザベートコーナーは、「キッチュ」に続いて、トップ娘役4人のメドレーで「わたしだけに」、トートとルドルフを男役二人が組んでメドレー(お名前はわからずです)、「最後のダンス」はトートを演じた経験のある明日海りおさんと朝夏まなとさん(最近名前をおぼえました)のメドレー。わたしの中で一路さんと姿月さんのトートがよみがえってきますが、誰がいいとか比べることができないのがエリザベートという作品の楽曲。こんなふうに歌いこなされているんだと思いながら拝聴しました。
新しい作品の歌は全くわかりませんでしたが、再演されている作品もあるみたいで、耳になじみのある歌だなあと思ったら、「仮面のロマネスク」「激情-ホセとカルメン」のナンバー。懐かしかったし今も歌い継がれているのが嬉しかったです。後半はエリザベートコナーに続いて、寺田瀧雄先生のコーナー。没後17年だそうです。セマニフィーク、タカラヅカオーレ・・・、なつかしの耳になじんだナンバーがいくつもあって嬉しかったなあ。
懐かしいばっかりじゃなくて、終盤で男役が赤い燕尾服を着こなして歌っているのがわたしには斬新で爽快でした。轟さんとトップスターさんはシルクハット。娘役のトップさんは大きなリボンがついたドレスが素敵で夢の世界。こういうところが幸せ感を運んでくれます。OGコンサートでも歌われる「すみれの花咲くころ」「フォーエバータカラヅカ」。夢の世界につれていってくれる宝塚はこれからも続いていくんでしょうね。時代の流れの中で、新しいものを模索しながら、宝塚にしかできない夢の世界を紡ぎ続けていってほしいなとお思います。男役(女性)が娘役(女性)をリフトできるなんて、たぶん宝塚だけ。女装した男役を男役がリフトしている場面をみてすごいなあと思いました。男役はかっこいいし、娘役は素敵だし、これが宝塚なんだなあ。男役のトップスターさんたち、左の耳に大きなイアリング、左手に指輪もしていておしゃれ。ショーの時はずっとそうだったのかな。大画面でみてはじめて気づきました。しばし日常を忘れた時間。明日のことがよぎってしまうとちょっと緊張しましたけどね、普段能面で過ごしているので、能面でいないとやっていくことができないので笑顔あふれる舞台を大画面で観劇したのは貴重な時間でした。心まで能面になってしまわないためにこういう時間は必要・・・。
残り4回というところまできましたがまずは明日。最後の土曜出勤。三連休中ですが、わたしも含めて接客業のみなさんは出勤ですね。デパートがクリスマスケーキやらチキンのから揚げやらであふれかえっていてびっくり。なんかこういう正しいクリスマスの過ごし方は、シングルのおばさんには縁がありません。肉が食べられないのでチキンの匂いに吐きそうになりました。売れ残ったケーキは店員が自腹で買い取ったりしないといけないのかな。働く方は大変でしょうね。わたしの明日もたぶん大変。お昼が11時30分からですが、午前中はたぶん声を張り上げ続けることになります。小さな体がすり減っていくような業務内容。事務のはずだったのにふたをあけてみたら完全な接客業。わたしには合いません。お腹でっぱった自分勝手な方とイライラと当たり散らすキイキイ声に我慢するのもあと4回。それで終わります。まずは明日。今日は20度。明日は12度。地下は冷え込んで、あったかいものをのむことはできないのでまた体が冷える辛い一日になることでしょう。これで土曜出勤は終わりです。
昨日眼科に行ったらわたしの乱視は60度でみている状態だそうな。免許証の字よりもさらに細かい字を見なければならない毎日。見づらいのは当たり前。精神的な緊張感も眼にきているので苦しいのは当たり前。技術が進んでこんな乱視矯正用の使い捨てソフトコンタクトレンズが今はあるんだそう。お取り寄せになるので28日までこのままでいきます。あと少しじゃ、あと少しじゃ。
25日は『クロスハート』のチケットを当日引き換えで予約しました。六本木の、駅から距離のある行ったことのない劇場にたどり着くだけの気力があるかな。蘭ちゃんシシィを見逃したことを後悔しているので後悔したくないと思って予約しましたがどうでしょう。クリスマスは、苦しい境遇の中で一日一日を必死に生き延びている人たちのために祈りたいと思います。世界中の子供たちが笑顔でいられるようにと祈りたいと思います。特別はことはなにもありません。今わたしにできることに尽力するのみです。
20年ぐらい前雪組を中心に、東京宝塚劇場によく通いました。新しくなってからは数回行ったかなあ。朝海ひかるさんがトップで上演された『凱旋門』『デパートメントストア』が最後かな。チケットやら本やらCDやらいろいろと処分してしまいましたが、舞台の想い出は心の引き出しにのこっているので大丈夫、大丈夫。今なら動画でみることができそうですね、そのうちに・・・。
一番うれしかったのはエリザベートコーナーで轟悠さんの「キッチュ」を聴けたことかな。日本初演から20年目。団員の中にはまだ生まれていなかった人もいるそうな。そりゃそうだよなあ。日本ではじめてルキーニを演じた轟さん。今でもわたしが観劇した中で轟さんのルキーニがいちばんだと思っています。初演の時のインパクトはすごかった。一路さんに高嶺さんに香寿たつきさん、なつかしい雪組時代の轟さんは濃いキャラクターな印象でしたが、年月をへてなんというか研ぎ澄まされましたね。理事になられても変わらない男役の衣装の着こなし。さらにスマートにすっきりときれいに着こなされているようにお見受けしました。轟さんが真ん中に立っている舞台。なんだか嬉しかった。
エリザベートコーナーは、「キッチュ」に続いて、トップ娘役4人のメドレーで「わたしだけに」、トートとルドルフを男役二人が組んでメドレー(お名前はわからずです)、「最後のダンス」はトートを演じた経験のある明日海りおさんと朝夏まなとさん(最近名前をおぼえました)のメドレー。わたしの中で一路さんと姿月さんのトートがよみがえってきますが、誰がいいとか比べることができないのがエリザベートという作品の楽曲。こんなふうに歌いこなされているんだと思いながら拝聴しました。
新しい作品の歌は全くわかりませんでしたが、再演されている作品もあるみたいで、耳になじみのある歌だなあと思ったら、「仮面のロマネスク」「激情-ホセとカルメン」のナンバー。懐かしかったし今も歌い継がれているのが嬉しかったです。後半はエリザベートコナーに続いて、寺田瀧雄先生のコーナー。没後17年だそうです。セマニフィーク、タカラヅカオーレ・・・、なつかしの耳になじんだナンバーがいくつもあって嬉しかったなあ。
懐かしいばっかりじゃなくて、終盤で男役が赤い燕尾服を着こなして歌っているのがわたしには斬新で爽快でした。轟さんとトップスターさんはシルクハット。娘役のトップさんは大きなリボンがついたドレスが素敵で夢の世界。こういうところが幸せ感を運んでくれます。OGコンサートでも歌われる「すみれの花咲くころ」「フォーエバータカラヅカ」。夢の世界につれていってくれる宝塚はこれからも続いていくんでしょうね。時代の流れの中で、新しいものを模索しながら、宝塚にしかできない夢の世界を紡ぎ続けていってほしいなとお思います。男役(女性)が娘役(女性)をリフトできるなんて、たぶん宝塚だけ。女装した男役を男役がリフトしている場面をみてすごいなあと思いました。男役はかっこいいし、娘役は素敵だし、これが宝塚なんだなあ。男役のトップスターさんたち、左の耳に大きなイアリング、左手に指輪もしていておしゃれ。ショーの時はずっとそうだったのかな。大画面でみてはじめて気づきました。しばし日常を忘れた時間。明日のことがよぎってしまうとちょっと緊張しましたけどね、普段能面で過ごしているので、能面でいないとやっていくことができないので笑顔あふれる舞台を大画面で観劇したのは貴重な時間でした。心まで能面になってしまわないためにこういう時間は必要・・・。
残り4回というところまできましたがまずは明日。最後の土曜出勤。三連休中ですが、わたしも含めて接客業のみなさんは出勤ですね。デパートがクリスマスケーキやらチキンのから揚げやらであふれかえっていてびっくり。なんかこういう正しいクリスマスの過ごし方は、シングルのおばさんには縁がありません。肉が食べられないのでチキンの匂いに吐きそうになりました。売れ残ったケーキは店員が自腹で買い取ったりしないといけないのかな。働く方は大変でしょうね。わたしの明日もたぶん大変。お昼が11時30分からですが、午前中はたぶん声を張り上げ続けることになります。小さな体がすり減っていくような業務内容。事務のはずだったのにふたをあけてみたら完全な接客業。わたしには合いません。お腹でっぱった自分勝手な方とイライラと当たり散らすキイキイ声に我慢するのもあと4回。それで終わります。まずは明日。今日は20度。明日は12度。地下は冷え込んで、あったかいものをのむことはできないのでまた体が冷える辛い一日になることでしょう。これで土曜出勤は終わりです。
昨日眼科に行ったらわたしの乱視は60度でみている状態だそうな。免許証の字よりもさらに細かい字を見なければならない毎日。見づらいのは当たり前。精神的な緊張感も眼にきているので苦しいのは当たり前。技術が進んでこんな乱視矯正用の使い捨てソフトコンタクトレンズが今はあるんだそう。お取り寄せになるので28日までこのままでいきます。あと少しじゃ、あと少しじゃ。
25日は『クロスハート』のチケットを当日引き換えで予約しました。六本木の、駅から距離のある行ったことのない劇場にたどり着くだけの気力があるかな。蘭ちゃんシシィを見逃したことを後悔しているので後悔したくないと思って予約しましたがどうでしょう。クリスマスは、苦しい境遇の中で一日一日を必死に生き延びている人たちのために祈りたいと思います。世界中の子供たちが笑顔でいられるようにと祈りたいと思います。特別はことはなにもありません。今わたしにできることに尽力するのみです。