現実を忘れる時間はひつようなのさ

　昨夜は眠剤半錠でなんどか6時間ほどの睡眠。実はデパスを一晩で二錠のんでしまいました。お手洗いで目がさめたあと、すごく眠くても寝つけないことがあるので寝つけなかったらどうしようっていう不安にかられて薬をのまないと落ち着かなくなってしまいました。平日限定の話。週末は眠剤をのまないようにしています。今週はあと一日。朝駅までもう少しというところで雨が降ってきてしまいました。こういうタイミングで雨合羽を着なければならないのきびしい。駅に着いたタイミングで雨がすごく激しくなったので幸いでしたけど慣れないです。電車の中は今日もキンキン冷え込んでいてきつい一日の始まり。外は暑いので死んでしまうんじゃないかと思えてしまいますが無事に生き延びて、吐きそうになりながらなんとか一日が終わりました。夕方の電話対応で頭の悪そうなオヤジに嫌味言われて気持ち悪くなりました。わたし気持ち悪いヘンなおばさんですけどゲスは気持ち悪いのですよ、なんて頭が悪いんだろうって思うとよけいに気持ち悪い、顔のみえない不特定多数相手の電話応対ほんと向いてないです。知らないままやっているのだから、あれもこれもすぐに答えられないの仕方ないのですよ、最初にききたいことをまとめてきいてくれるとお互いにハッピーなんじゃないですかって思ってしまいます。もう少し年齢が高い方々の、なにかよくわかないけど書類がきたんだけど、っていうのはさらに困る、なんでもわかるわけではないのですよ。気がついたら机周りに職員があまりいなくって久しぶりにたくさん電話とりました。だいだい事なきを得て終わることができましたが最後のオヤジが気持ち悪かった。現実はこんなんだから美しい世界をひたって現実を忘れる時間は必要なのですよ。ヤフーのニュース一覧を一日の終わりにチェックするとまた子供が親に殺されたという現実、つらいことが次々と。逃げることのできない現実を忘れられる時間と場所は必要。現実にはあり得ない夢のひとときに浸りたくて観客は劇場にやってくることをジェンヌさんたちはわかっている、自分たちも熱烈なファン時代があって現役中も退団後も、観客よりも宝塚を愛し続けるジェンヌさんたちはわかっているから裏切らないように努力し続けている。観客と一緒に創り上げる芸術なんだなって思います、宝塚って。

　明日はまたお昼休みの電話当番。わたしがローテーションに入ってからなのかわかっていませんが、電話当番に職員が入っていないことに気づきました。非常勤お二人と育休代替のわたしとでローテーションになっています。職員は窓口があるからということなのか。そうとわかればお二人とお給料は同じですから、って言われればやるしかないんですよね。いたずらに緊張しても仕方ない。明日は金曜日。なんとか生き延びていくべし。わたしがいなくなっても困る人いないですがまだまだ舞台をみたい。清史郎くんが帝劇に戻ってくるのを見届けるまで市にわけにはいかない。この世にいる間だけだから二人のさゆみさん退団後も可能なかぎり、できるだけ美しい世界にもひたりたいです。そのための収入。このモチベーションがなかったらこんな仕事つらくってやれないさ。現実逃避のために吐きそうな現実の中でもがいて稼ぐ、もがきながら稼いだお金を使って美しい世界にひたる。正しいお金の使い方。

　雨が激しく降っている気配ですが朝はどうかな、びしょぬれはきつい。朝水道屋がくるので早く出ろって弟からのLINE。洗濯ネットを投げつけられた事実は消せない。帰ってきたのが間違いだったので、今すぐは無理だけど荷物整理を進めてまた旅立つ。そのためにはお金が必要なので観劇に使っている場合ではない？いやいや使わないと気持ちもたない。

　明日も無事に生き延びられますように・・・。