たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2018年『ルーヴル美術館展』_「スペイン王妃マリアナ・デ・アスストリアの肖像」

2021年07月24日 01時03分40秒 | 美術館めぐり
2018年『ルーヴル美術館展』-古代エジプトより
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/b1d3d36701d11e36d5e8c97994c534ec





《スペイン王妃マリアナ・デ・アウストリア(1634-1696)の肖像》

ディエゴ・ペラスケス(1599-1660)の工房
1652年頃
油彩/カンヴァス
絵画部門

「スペイン王妃マリアナ・デ・アウストリア-

 子供の頃からフェリペ4世の一人息子バルタサール・カルロスと婚約していたが、彼が1646年に早世すると、男子の後継者が必要になったフェリペと、1649年に14歳で結婚した。マリアナの母マリア・アンナはフェリペ4世の妹であるという関係から伯父と姪の近親婚になる。

2人の間に生まれた子で成人したのは、長女マルガリータ・テレサと三男カルロス2世(のちのカルロス2世)の2人である。」(ウィキペディアより)


 結婚で絆を深めるため、近親婚を繰り返したことにより健康な血を残すことができなくなったハプスブルク家の一人(『エリザベート』のシシィとフランツ・ヨーゼフ一世は従兄弟同士でお見合いしていましたね)。『ハプスブルク展』でウィーン美術史美術館より来日した、ベラスケスによって描かれたウィーン美術史美術館所蔵「青いドレスの王女マルガリータ・テレサ(1651-1673)」のお母さんになります。王女マルガリータを中心にフェリペ四世一家を描いたプラド美術館所蔵「ラス・メニーナス(女官たち)」が一般的によく知られているでしょうか。

今日は一年ぶりの上野_『ハプスブルク展』に無事行ってきました
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/b7db765e663597d5e02856323500dfd6



「王女マルガリータ・テレサ(1651-1673)-

 スペイン王フェリペ四世とオーストリア大公女マリア・アンナの第一子として誕生した王女マルガリータ・テレサは、幼くして叔父であり従兄弟にもあたるウィーン・ハプスブルク家のレオポルト一世の花嫁に定められていた(結婚は1666年)。現在、ウィーン美術史美術館に所蔵されているペラスケスの手になる王女の肖像画は、数年おきに成長を記録するかのように描かれ、その都度ウィーンに送られた。」(『ハプスブルク家-美の遺産を旅する』より)



フェリペ四世のお父さん、フェリペ三世は『エルハポン-イスパニアのサムライ』に登場しました。
フェリペ三世のお父さん、フェリペ二世は、『レディベス』に登場したフェリペ皇子になります。

いろいろみていると舞台の登場人物と肖像画の人物がつながっていることを発見できて楽しいですね。
調べ始めるととまらなくなりますがここらへんで・・・。

宙組『エルハポン-イスパニアのサムライ』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/721fd01fb841df0996b82fb79c2feeb3




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