昨日3.20は国際法に違反したイラク戦争開戦日でした。同時に憲法違反の米軍支援が行われた日でありました。集団的自衛権行使スレスレの違法行為でした。ところが国会では国民無視の消費税増税予算が通過。集団的自衛権行使の地ならしが行われていました。このイラク戦争に関連して憲法違反の集団的自衛権を追及したのは共産党だけでした。番犬問題も重要な問題でしたが、この追及にあたって安倍首相のホンネが暴かれたのに、報道がスリカエられました。
イラク派兵 輸送人員の半数米兵/集団的自衛権容認で拡大も/参院予算委で仁比氏が批判
大増税・社会保障削減・軍拡 安倍“暴走予算”成立/田村議員が反対討論/審議尽くさず 戦後3番目の早さ
首相先頭に武器売り込み 軍需企業のべ32社 外遊に同行/参院予算委で井上議員追及 三原則「廃止」を批判 [2014.3.13]
安倍政権の番犬は小松長官ばかりか集団的自衛権の行使は人殺し容認と報道しなかったNHKも同じ!だが!(2014-03-08 13:08:06)
番犬と決め付けていないのに興奮!小松法制局長官は憲法の番人とは言えない!安倍首相の任命責任は大!(2014-03-12 20:29:41)
また記者会見で見せた安倍首相の得意気な顔と情緒的な日本語には辟易しました。その記者会見の際の記者の質問の無味乾燥なこと、不勉強ぶりというか、安倍応援団ぶりがいっそう浮き彫りになりました。当たり障りのない記者の質問は、予め用意されたものであり、安倍首相は、その記者の質問に対して、ただ原稿を読むだけというもので、実につまらないものでした。映像をご確認ください。
特に集団的自衛権行使問題について、3.20を意味づけた質問はありませんでした。全くアホな記者会見でした。憲法違反という視点で、日本の若者を殺人者に、或いは殺される対象者とする集団的自衛権行使ですが、質問は、安倍首相を弁護するものでした。集団的自衛権行使は容易ではないのだなどと、あれこれの意訳を述べさせることで、ことの本質を曖昧にさせる、「丁寧な説明」の機会を与えるための記者会見でした。ここに憲法軽視のマスコミの現状が浮き彫りになりました。以下ご覧ください。
平成26年3月20日 安倍総理は記者会見を行いました
イラク戦争の10年/大義なき開戦の代償 - 日本共産党中央委員会 2013年3月19日
イラク戦争開戦から10年 戦争は、破壊は、報復は、誰も幸せにしなかっ. 2013年3月20日
NHK イラク戦争開戦から10年(1) ~今だ傷癒えぬイラク·アメリカ~ - 2013年3月18日
イラク派兵違憲判決·名古屋高裁(080417確定080502) 平成20年4月17日判決
社会科学者の時評: イラク空自派遣違憲の判断 2008年4月19日
【3/20イラク戦争開戦11年企画】元イラク派遣空自隊員と問う集団的自衛権 2014年3月10日