愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

水陸両用戦部隊「水陸機動団」 島嶼部を敵から奪還する“ゲリラ戦”部隊の作戦はゴマカシ・デタラメである!

2016-07-29 | 戦争法廃止

着々と進んでいる「人殺し」部隊のトリックを暴く!

自衛隊を米軍の侵略作戦に使う姑息な国民騙しの

妄想作戦計画浮き彫りに!

この作戦に参加させる自衛官を

殺し殺されることはできない!

専守防衛の自衛隊とは明らかに任務が違っている!

国民をゴマカスことはできない!

【最新国防ファイル】水陸両用戦部隊「水陸機動団」

島嶼部を敵から奪還する“ゲリラ戦”部隊

2016.07.29

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160729/plt1607291140002-n1.htm

陸上自衛隊初となる水陸両用戦部隊「水陸機動団」が、2018年に創設される。準備は着々と進んでおり、15年には水陸機動準備隊が立ち上がり、九州・沖縄地域の防衛警備を担当する西部方面隊の各部隊から人選を始めている。

この水陸機動団の母体となるのが02年に創設された「西部方面普通科連隊」である。略して、「西普連」と呼ばれている。拠点は、長崎県佐世保市の相浦(あいのうら)駐屯地だ。この部隊を拡大改編し、各部隊から選ばれた精鋭を加え、3000人規模の水陸機動団とする計画だ。

西部方面隊は、南北1200キロ、東西900キロと、広大な管轄エリアを持つ。有人・無人合わせて2600もの島々がある。これらの島嶼(とうしょ)部に敵が進入してきた場合、海上自衛隊の艦艇を使って進出し、奪還作戦を繰り広げるのが西普連の任務だ。

愛国者の邪論 ここに大ウソが浮き彫りです。そもそも「敵」が「侵入」ではなく「進入」させることそのものが問題です。

一つは、安倍首相のお得意言葉である「抑止力」はどうなってしまっているでしょうか。「抑止力」は「進入」された段階で破たんしてしまっていることを何故問題にしないのでしょうか。国民にゴマカシ・デタラメ・スリカエのウソバレバレです。

もう一つは「敵」は、ある日突然「進入」してくるのでしょうか。「前兆」があるはずです。しかもそれなりの「目的」もあるはずです。そのような「前兆現象」に対して、安倍政権は黙認しているのでしょうか。それとも「敵」に対して「敵基地攻撃」論を使うというのでしょうか。

三つは、安倍首相が盛んに言っている「平和的解決」「積極的平和主義」は「前兆」に対して使わないのでしょうか。ここに安倍政権の無欧無策無責任が、改めて浮き彫りになります。

四つは、「敵」であるであろう「近隣諸国」に対しては、憲法9条を使った平和外交、すなわち対話と交流を密にすることで、「前兆」そのものが不必要になる様態。関係を創るべきなのですが、安倍首相の手口には、このような思考回路は微塵ありません!あるのは妄想・空想的軍事行動だけです。

五つは、「近隣諸国」と「対話と交流」が密になっていれば、軍事力などは不必要であり、万が一問題が発生しても、両国も警察力を使って処理できるはずです。事実、小笠原に「進入」してきた中国船団は中国政府の指導で改善できました。海上保安庁の対応で処理できました。勿論外交力も!

ここに書かれている作戦そのものが、安倍首相の無能無策無責任を象徴しています。

一般的な普通科連隊が1000人規模なのに対し、西普連は約660人とコンパクトなのが特徴。装甲車のような重車両は配備せず、着上陸後は、徒歩でひっそりと山中を移動し、敵を奇襲するゲリラ戦を得意としている。

愛国者の邪論 「有人・無人合わせて2600もの島々」「着上陸後は、徒歩でひっそりと山中を移動し、敵を奇襲するゲリラ戦を得意」とする!オイオイ!戦争ごっこやってんじゃないぞ!この作戦そのものは非現実的です。「敵」との「ゲリラ戦」を展開するような「想定」を「有人・無人合わせて2600もの島々」に当てはめる!?馬鹿げています。

海から陸へと展開する戦術から、米海兵隊を手本として部隊を整備した。05年から、米海兵隊から指導を受けることを目的に、カリフォルニア州で、日米共同訓練「アイアン・フィスト(鉄拳)」が開始された。

同訓練を通じ、これまでの山中ゲリラ戦強化だけではなく、ボートによる隠密潜入や、ヘリによる機動展開が重要であることを知る

米海兵隊では、安全に部隊を上陸させるため、事前に戦闘機からの爆撃や、艦艇からの艦砲射撃で攻撃する。このとき、敵がいる場所を伝える火力誘導員が、重要な役割を果たしていた。

そこで、潜入・斥候(せっこう=偵察・警戒任務)、火力誘導のプロを、急ピッチで育成することにした。

愛国者の邪論 米海兵隊は、「殴り込み」軍隊です。米海兵隊の「指導」を受けることそものものが、「有人・無人合わせて2600もの島々」の「防衛」ではなく、「殴り込み」作戦を展開することを浮き彫りにしています。

しかも、ここに書かれている「作戦」は、「有人・無人合わせて2600もの島々」、しかもサンゴでできた島々です。「事前に戦闘機からの爆撃や、艦艇からの艦砲射撃で攻撃」すると言いますが、まるで戦前の沖縄戦のようです。「有人」の島であるならば、島民はどうなってしまうでしょうか!

更に言えば砂浜より岩場の多い尖閣諸島で展開できる作戦でしょうか?「敵」が「進入」して「陣地」を構築するまで、「戦闘機からの爆撃」「艦艇からの艦砲射撃」作戦は展開しないというのでしょうか?

そもそも、「敵」が「有人・無人合わせて2600もの島々」を「進入」して「占領」する「目的」は何でしょうか?「占領」後にどのような「統治」をするというのでしょうか!

このような行為は侵略行為として国際法違反にならないとでもいうのでしょうか?国連にはどのように働きかけるというのでしょうか?そしかも、そもそも「抑止力」として強調している米軍。日米軍事同盟は機能しないのでしょうか?

本隊が安全確実に上陸できるよう、水陸両用型の装甲車AAV7を56両程度配備することも決めた。試験用として現在、6両が配備されている。海自輸送艦「おおすみ」型に積載するため、現在同艦の改修が行われている。

愛国者の邪論 水陸両用型の装甲車AAV7」を使う段階そのものが、そもそも問題であることは言うまでもありません。しかし、それを差し引いたとしても、この「水陸両用型の装甲車AAV7」は、「有人・無人合わせて2600もの島々」にとって必要な軍備でしょうか?

西普連は13年から、日米共同統合演習「ドーンブリッツ」にも参加し、米海兵隊と同じ戦術で戦えるまでになった。

環太平洋合同演習「リムパック」にも14年から参加している。現在開催中の「リムパック16」でも、米オアフ島やハワイ島で訓練を行っている。今月30、31日は、各国軍とともにオアフ島で上陸演習を行う予定だ。

愛国者の邪論 以上挙げている「演習」が「有人・無人合わせて2600もの島々」のための「演習」かどうか!大いに疑問だということと、この「演習」がどんな「敵」を想定して行われているか!全く明らかにされていないのです。

ここに国民に対して、大ウソをついていることが、浮き彫りになるのです。税金のムダづかいは止めろ!ということです。軍事より非軍事の抑止力を多様に発展させろ!ということです。

菊池雅之(きくち・まさゆき) フォトジャーナリスト。1975年、東京都生まれ。陸海空自衛隊だけでなく、各国の軍事情勢を取材する。著書に『こんなにスゴイ! 自衛隊の新世代兵器』(竹書房)、『ビジュアルで分かる 自衛隊用語辞典』(双葉社)など。


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