愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

社会のヤンキーを売り物に歴史のヤンキーになり下がった義家弘介議員の歴史偽造に大喝!

2014-12-30 | 時代錯誤の安倍式教育再生

義理人情に反して道徳教育を説くヤンキー先生義家弘介議員の本質は!

かつて落ちこぼれとか、非行とか、ヤンキーとか、が流行った時、義家弘介少年も、その渦中にいました。そして北の大地に「転進」して「蘇生」していただいたことを「恩義」に、「母校」の教師となり、「人権・自由・民主主義・反戦平和」を、後輩たちに教えた青年教師義家弘介氏。

この経歴が注目され、テレビでも放映されました。この学校の教育の宣伝にもなりました。

しかし、この反戦平和を求める青年教師義家弘介先生は、どこで、どうやって道を違えたのか。いや、最初から、そのつもりだったのか。その後に歩んだ道は、真逆の道でした。しかし、このヤンキー先生は、戦前、教え子を戦場に送ったたくさんの教師とは真逆の選択をして、今や、反戦教師から戦争イケイケ教師として「大活躍」。

この変貌。変質。転進。このことそのものを不道徳の極みとは思わず、道徳教育を説教する姿は、哀れとしか、言いようがありません。いや人間は、その道を大きく転換することはあります。どんな人間も。しかし、その際には、道徳があります。「義理人情」です。説明責任です。

ヤンキーだった少年義家弘介くんを、それこそ身体を張って大切に育ててくれた北の大地とそこで悪戦苦闘していた学校と教師と仲間たちがいたこと。その歴史に対して義理も人情も、道徳も感じない、この不道徳。今や、自分の、この歴史に対する、また近代の、日本の歴史に対するヤンキーになり下がった自民党義家議員。

愛国者の邪論は、義家弘介議員の大ウソの主張は認めるものではありませんが、その思想は認めるものです。しかし、もう一つ認めることができないことがあります。万歩譲って、その主張を認めるとしても、この義理人情・道徳をないがしろにして道徳教育を説く義家弘介議員は断じて認めることはできません。これこそ天に唾するものと言えるからです。

では、以下、ご覧ください。評価と解説と検証はしません。脱亜論を主張した福澤諭吉くんも、迫りくる軍国主義に行くぐるしさを感じて自死してしまった芥川龍之介くんも苦笑いしていることでしょう。歴史の偽造と無知に対して。

思想統制、人格統制、教育格差化......安倍政権の「教育改革」が危険すぎる
http://lite-ra.com/2014/12/post-745_3.html
 ヤンキー先生こと義家弘介議員は、第一次安倍政権で教育再生会議の委員を、第二次安倍政権で文部科学大臣政務官を務めた、安倍政権が教育政策を進める上で重宝されている人物の1人だ。彼が、高校教科書に採択されていた作家・池澤夏樹「狩猟民の心」(『母なる自然のおっぱい』所収)の記述に噛みついたことをご存知だろうか。
 池澤氏は「桃太郎」の物語を、「あれは一方的な征伐の話だ。鬼は最初から鬼と規定されているのであって、桃太郎一族に害をなしたわけではない(中略)鬼が島を攻撃し、征服し、略奪して戻る。この話には侵略戦争の思想以外のものは何もない」と書いている。これに対して義家議員が「伝統的な日本人なら誰もが唖然とするであろう一方的な思想と見解が公教育で用いる教科書の検定を堂々と通過して、子供たちの元に届けられた、という事実に私は驚きを隠せない」「歴史を超えて語り継いできたお伽噺が侵略思想の権化としてすり替わり、子供たちを巻き込んで展開されていくことなど公教育の現場ではあってはならないことだ」(産経ニュース/10月25日)とした。
 だが、池澤氏の記述は民俗学の解釈では常識といえるものだ。桃から生まれた桃太郎が鬼を征伐するという物語は時代を超えて語り継がれたものではなく、時代や地域によってさまざまなバリエーションがあった口承文芸を、明治期、国威発揚のために今の形に統一してつくりあげたにすぎない。また、その桃太郎の行為については、あの福沢諭吉でさえ「ももたろふはぬすびとともといふべき、わるものなり」と指摘している。
 そういった背景を少しも考慮せずに圧力をかけてくる国会議員の無教養と思想統制の野心には唖然とさせられるが、しかし、そこからは、安倍政権がこれからどのような教育の改革を目論んでいるのか、が見えてくる。
 景気以外の論点を逸らしに逸らした「アベノミクス選挙」で勝利した安倍政権は、改憲や原発再稼動を「選挙で国民の信任を得た」として推し進めていくようだが、教育の分野での暴走にも十分な注視が必要。既報通り、2018年度からは道徳が教科化し、その習得具合が評価対象になる。
 藤田英典『安倍「教育改革」はなぜ問題か』(岩波書店)は、安倍政権の教育政策をアベノミクスの「三本の矢」に倣って「五本の矢」にまとめ、警鐘を鳴らす。
1:「教科書改革実行プラン」などの教科書政策に見られる国家主義的な「思想統制」
2:「心のノート」改訂版や「道徳の教科化」に見られる新保守主義的な「人格統制」
3:「小中一貫教育の制度化」などの「学校教育システムの再編」案に見られる新自由主義的な「教育機会の制度的格差化」
4:全国学力テストの学校別結果公表や大学入試改革に見られる成果主義的な「教育統制」
© LITERA 提供  
5:教育委員会制度改革により促進されかねない学校現場・教職員の管理主義的な「行政的統制」
 これらの教育政策については内閣総理大臣の諮問機関(2000年・教育改革国民会議、2006年・教育再生会議、2013年・教育再生実行会議など)のみで基本路線が決まってしまうため、多様な意見が議論されることはない。会議には有識者が選ばれてはいるものの、著者はその面子について「専門性に疑問があるだけではなく、新自由主義や新保守主義といった特定の思想に与する委員が目立つ」と書く。
 委員の面子を確認すると、教育再生会議には小保方晴子をシッポ切りして利権体質を堅持した理化学研究所理事長の野依良治、人様への教育云々の前に自分の店の管理に目を向けるべきだったワタミ社長(当時)の渡邉美樹、教育再生実行会議には、各種の妄言・暴言でお馴染みの作家・曾野綾子(その後退任)や「つくる会」元会長の八木秀次らの名前が並んでいる。
 著者が挙げる5項目のうち、最たる懸案事項は「道徳の教科化」だろう。2018年度にも道徳が「教科外の活動」から「特別の教科」に格上げされる。点数や段階評価はつけないものの、記述式で評価が定まることになる。現在、「道徳」の授業に使われている副読本も、教科として定まる以上は、当然だが「教科書検定」を受けることになる。
 教科書検定についての見直しを示した「教科書改革実行プラン」では、「政府の統一的な見解や確定した判例がある場合」にはその見解や判例に基づかなければならないとある。第一次安倍政権下で強行採決した教育基本法の改定で、「我が国と郷土を愛する」という文言が加わったことを鑑みれば、これからはその手の愛国心が盛り込まれているものは道徳の教科書に採択されやすくなるし、先の池澤氏のようなテキストは「日本の伝統をないがしろにするもの」として淡々と弾かれていくのかもしれない。
「道徳」の教科化について、著者は「児童・生徒や保護者の間に、観察可能である表面的な行動や態度で評価されかねないことへの違和感・不信感や、恣意性に起因する不信感が生じる可能性がある」と警戒する。ましてや、生徒一人一人の「道徳」を評価しなければならなくなる先生は、様々な評価軸で生徒を見つめなければならず、ただでさえ多忙な業務が更に増えることが予想される。加えて、通知表に評価を記載するとなれば、その文言を気にかける親への応対も増えるだろうし、主観に過ぎない文言に端を発するトラブルも生じるだろう。
 それにしても「教育の危機」はこの20年、常套句として繰り返されてきたが、一体何をどう改善したがっているのか。著者はその狙いが透ける典型例として2002年に文科省が策定した「21世紀教育新生プラン:7つの重点戦略」の広報パンフレット「危機に瀕する我が国の教育」にある4つの見出しを挙げる。
1:いじめ、不登校、校内暴力、学級崩壊、少年犯罪
2:個人の尊重を強調し「公」を軽視する傾向
3:行き過ぎた平等主義による子どもの個性・能力に応じた教育の軽視
4:これまでの教育システムが時代や社会の進展から取り残されつつあること
 (1)は言わずもがな解決が必要だろう。(2)は驚くべき文言だ。なんたって、個人を尊重しすぎだから、それよりも公(=愛国心)を重視せよという。極めて露骨だ。(3)はそもそも文章として奇妙。だって(2)で個人の尊重はもういいと書きながら、個性に応じた教育が必要だと書いているのだから。この(3)の本音は別のところにある。個々人に平等に付き合いすぎるあまり、エリートが生まれにくい教育体制が生まれており、これを抜本的に改善したいのだ。著者もこの(3)を「能力主義・新自由主義」的だと分析している。(4)はちっとも具体的ではない。いかにして時代や社会の進展から取り残されているかが見えてこない。
 今年放送された木村拓哉主演の「HERO」はなんと文科省が「道徳教育」をテーマにタイアップしていた。制作発表には下村文科相が出席し、「徹底的に生きるとは何なのかを目指す、すばらしい番組」(朝日新聞・2014年9月18日)と絶賛した。その上でちゃっかり、下村文科相の写真入りの「HERO」のポスターを作成、全国の小中学校に向けて80万枚も配ったという。そのポスターの狙いは、この4月から「心のノート」の改訂版として使われている教材「私たちの道徳」の使用呼びかけだった。
 安倍政権にとって「道徳の教科化」は第一次政権時代から続く悲願。この長期政権の間に、教育改革はじわじわと、個人の尊重よりも我が国と郷土を愛する「公」を尊重せよという方向で突き進んでいく。「教育の危機」を訴え続けてきた成果が遂に実ると意気揚々だが、その勢いにこそ「教育の危機」を感じざるを得ない。(武田砂鉄)(引用ここまで


 義家弘介氏の面白すぎる随筆読解に池澤夏樹氏まっとうな反論 2014年12月04日 01:58  保科省吾[コラムニスト] http://blogos.com/article/100449/

(終わりと始まり)桃太郎と教科書 知的な反抗精神養って 池澤夏樹  2014年12月2日16時30分 http://www.asahi.com/articles/DA3S11486661.html 
 前衆議院議員の義家弘介さんが産経新聞でぼくの文章を論じてくださった。
 ぼくが書いたのは「狩猟民の心」というエッセーで、平成10年度から14年度まで高校の教科書「国語I」(筑摩書房)の教科書で使われた。義家さんは、これは子供たちに供するにふさわしくない内容だと言われる。
 以下、最初はぼくの文の引…(引用ここまで)

141202 自民党の義家弘介バカが、天(池澤夏樹氏)に唾して恥をかく。芥川竜之介の「桃太郎」で勉強しろ! 2014年12月03日 01時21分03秒 | 考える資料http://blog.goo.ne.jp/2714965/e/ba2c84ed8077b4f10a439637d45de403

「桃太郎」は日本の侵略戦争で子どもたちと国民へのプロパガンダに使われた「海の神兵」だった 2014-10-26 | Weblog
http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/96d5afda3e4cd91597c119cdfb5adcaf

2014-10-28 桃太郎と侵略戦争  http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20141028

中立的では解釈できないシロモノ!侵略戦争をどうみるか!

桃太郎についての池澤夏樹さんと義家弘介さんの論争  2014-12-11 08:51:38
http://ameblo.jp/spacelaw/entry-11963195695.html

これが歴史偽造のヤンキー思想だ!

産経 【解答乱麻】子供が使う教科書だからこそ 衆院議員・義家弘介 2014.10.25 13:40更新
http://www.sankei.com/life/news/141025/lif1410250016-n1.html
今年度、文部科学省では平成28年度から使用される中学校の教科用図書(教科書)の検定が行われている。
これまでわれわれは、主に社会科の教科書に見られる一面的な記述、偏向した記述を改めるための活動をしてきた。安倍晋三政権では、民主党から政権奪還後、具体的にその作業に着手した。
下村博文文部科学相のもとで、まずは、授業や教科書作成の指針となる中学・高校の学習指導要領の「解説」の改定を行い、領土教育の充実及び、災害時の警察や自衛隊など諸機関の連携についてしっかりと記述する旨の変更を行った。そして、その上で今年1月17日、社会科の教科書の「検定基準」の見直しを行った。
具体的には「近代史において通説的な数字がない事象については、その旨を明記するとともに、児童生徒が誤解する恐れのある表現をしない」「閣議決定その他で示された政府の統一見解、最高裁判所の判例がある場合はそれに基づいた記述が行われること」などの追記だ。
この度の改定により、すべての社会科教科書が歪曲(わいきょく)自虐史観から脱却することを期待したい。
しかし、これで終わったわけではない。教科書問題というと、とかく社会科の教科書の記述ばかりが論じられるが、それ以外の教科においても到底看過できない記述が検定をすり抜けて子供たちに届けられた、という歴史が繰り返されてきた。
例えば、平成10年度から14年度まで使用された高校の教科書「国語I」(筑摩書房)には、作家の池澤夏樹氏の「狩猟民の心」を取り上げた単元があった。以下、その一部を引用する。
《日本人の(略)心性を最もよく表現している物語は何か。ぼくはそれは「桃太郎」だと思う。あれは一方的な征伐の話だ。鬼は最初から鬼と規定されているのであって、桃太郎一族に害をなしたわけではない。しかも桃太郎と一緒に行くのは友人でも同志でもなくて、黍(きび)団子というあやしげな給料で雇われた傭兵(ようへい)なのだ。更(さら)に言えば、彼らはすべて士官である桃太郎よりも劣る人間以下の兵卒として(略)、動物という限定的な身分を与えられている。彼らは鬼ケ島を攻撃し、征服し、略奪して戻る。この話には侵略戦争の思想以外のものは何もない》
わが国では思想及び良心の自由、表現の自由が保障されている。作者が作家としてどのような表現で思想を開陳しようとも、法に触れない限り自由である。しかし、おそらく伝統的な日本人なら誰もが唖然(あぜん)とするであろう一方的な思想と見解が、公教育で用いる教科書の検定を堂々と通過して、子供たちの元に届けられた、という事実に私は驚きを隠せない。
例えばこの単元を用いて、偏向した考えを持つ教師が「日本人の心性とは、どのようなものであると筆者は指摘しているか。漢字4字で書きなさい」などという問題を作成したら一体どうなるか。生徒たちは「侵略思想」と答えるしかないだろう。
歴史を超えて語り継いできたお伽噺(とぎばなし)が侵略思想の権化としてすり替わり、子供たちを巻き込んで展開されていくことなど公教育の現場ではあってはならないことだ。
教科書改善の活動はまだ道半ばである。今後も継続して取り組んでいく決意だ。
◇             
【プロフィル】義家弘介 よしいえ・ひろゆき 高校教師を経て横浜市教育委員や文部科学政務官など歴任。「ヤンキー先生」の愛称も。(引用ここまで


【義家弘介】教科書と偏向教育の闇、志賀義雄と池澤夏樹に見る反日の系譜 [桜H26/5/29]
https://www.youtube.com/watch?v=gmD8_2Y9AvI

日本経済新聞 20141130朝刊 「桃太郎」で有名な池澤夏樹♥ 2014/11/30 08:09
http://oyakochoco.blog.fc2.com/blog-entry-587.html

池澤夏樹の反日に気づいたヤンキー先生 2014.10.26  *Edit
http://eumajapan.blog.fc2.com/blog-entry-48.html

「桃太郎」が侵略戦争の思想???ふざけるな!!!日本の子どもたちをこんな反日教育から守ろう!! 2014/06/12 21:54
http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-393.html


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1 コメント

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この大馬鹿者! (夢想正宗)
2014-12-30 21:27:17
この大馬鹿者!
氏家
ナチスドイツ ゲシュタポヒトラーユーゲント

貴様のような奴が歴史を歪曲する 貴様のような奴を修正するには時間がかかる 歴史の再考証
坪井栄 「24の瞳」を贈る
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