結果を見れば明らかだな!
自由・人権・民主主義・法の支配の価値観を切れ目なく守れ!
国民の命・財産・安全安心・幸福追求権・平和的生存権を切れ目なく守れ!
平成31年2月県民投票 52.48% 反対43万4273 「賛成」11万4933 「どちらでもない」5万2682
平成30年09月県知事選挙 63.24% 玉城デニー396,632 さきま淳316,458
平成26年11月県知事選挙 60.88% オナガ剛志360,820 なかいま弘多261,076
18年2月名護市長選結果「選挙は結果がすべてではないか住民が選ぶのが民主主義の原点だ」18年10月県知事選結果「辺野古への移設変わりない」19年2月県民投票「事業を進めさせていただきたい」! 2019-02-22 | 菅語録
NHK 沖縄県民投票「反対」多数 政府と沖縄県 対立深刻化不可避 2019年2月25日 5時13分基地問題
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画に伴う名護市辺野古沖の埋め立てへの賛否を問う県民投票は「反対」の票が有権者の4分の1を超え、条例の規定により、玉城知事は総理大臣とアメリカの大統領に結果を通知することになりました。これを受け、玉城知事は移設阻止に向けてあらゆる手段を講じる考えなのに対し、政府は引き続き工事を進める方針で、政府と沖縄県の対立が一層深まることは避けられない見通しです。
普天間基地の移設計画に伴う名護市辺野古沖の埋め立てへの賛否を問う県民投票の結果です。
▽「反対」43万4273票
▽「賛成」11万4933票
▽「どちらでもない」5万2682票
また、投票率は52.48%でした。
多数となった「反対」の票が有権者の4分の1にあたる28万8000票余りを超えたことから、条例の規定により、沖縄県の玉城知事は総理大臣とアメリカの大統領に結果を通知することになりました。
「反対」の票は玉城知事が去年9月の沖縄県知事選挙で獲得した39万6000票余りも上回り、知事としては埋め立てに反対する民意が明確に示されたとして、近く上京するなどして日米両政府への働きかけを強めるとともに、移設阻止に向けてあらゆる手段を講じる考えです。
ただ県民投票の結果に法的な拘束力はなく、政府は普天間基地の早期返還を実現するために、今回の結果にかかわらず引き続き移設工事を進める方針で、政府と沖縄県の対立が一層深まることは避けられない見通しです。
NHK 沖縄県民投票 玉城知事「政府は方針見直し 対話を」 2019年2月25日 1時02分
沖縄県民投票の結果を受けて、玉城知事は25日未明、沖縄県庁で記者会見し、「辺野古埋め立てに絞った県民の民意が明確に示されたのは初めてで、極めて重要な意義がある。政府は『辺野古が唯一』というこれまでの方針を直ちに見直し、普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還という根本的な問題解決に向け、これまで再三求めてきた県との対話に応じるよう強く求めていく。普天間飛行場の移設については、国民の皆様も安全保障の負担は全国民で担うとの考えのもと、一人一人がみずからの問題として議論を行っていただきたい」と述べました。
NHK 沖縄県民投票「反対」多数 各党などの反応 2019年2月24日 23時41分基地問題
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画に伴う名護市辺野古沖の埋め立てへの賛否を問う県民投票で、「反対」の票が多数となり、条例で知事が結果を尊重し、総理大臣とアメリカの大統領に通知することになっている有権者の4分の1を超えました。各党などの反応です。
自民 岸田政調会長「普天間基地固定化の回避を」
自民党の岸田政務調査会長は「県民投票の結果を真摯(しんし)に受け止めたうえで、今後とも、沖縄の基地負担軽減と振興や、世界で最も危険と言われる普天間基地の固定化の回避を両立しつつ、国民の生命と領土などを守る体制の構築を図っていく決意だ。沖縄県や県民の理解と協力が得られるよう最善を尽くしていきたい」とするコメントを出しました。
立民 福山幹事長「直ちに工事の中断を」
立憲民主党の福山幹事長は「去年の知事選挙に続き、沖縄県民は辺野古への基地移設に反対の意思を改めて明確に示した。政府は結果を極めて重く受け止めなければならない。『県民に寄り添う』などのことばとは裏腹に、累次にわたって示されている県民の民意を全く無視する基地建設の強行は、民主主義の何たるかに目を向けようともしない安倍政権の体質を如実に現していて、断じて許しがたい。直ちに辺野古での基地建設工事を中断するべきだ」という談話を発表しました。
国民 大塚代表代行「結果軽視なら民主主義に対する姿勢の問題」
国民民主党の大塚代表代行は「沖縄では、過去2回の知事選挙で基地建設に反対する候補が当選しており、そのうえで、今回の結果を軽視するようであれば、政府の対応は、基地建設問題を超えて民主主義そのものに対する姿勢の問題となる。政府には、重ねて、今回の結果を真摯に受け止め、埋め立て工事を直ちに中止することを求める」という談話を発表しました。
共産 志位委員長「反対の明確な民意」
共産党の志位委員長は「県民投票の結果は、辺野古埋め立て反対の明確な民意を示すものとなった。沖縄県民の歴史的な勝利であり、安倍政権に対し、県民の民意を重く受け止め、『辺野古新基地建設』のための埋め立てを直ちに中止することを強く求める」という談話を発表しました。
自由 小沢代表「民意無視なら打倒すべく全力で闘う」
自由党の小沢代表は「今回の県民投票で沖縄の民意は明らかとなった。政府は当然、尊重しなければならない。沖縄県民と国民をないがしろにする政治は、絶対、許されるべきではなく、安倍政権が民意を無視し、背くというなら、打倒すべく全力で闘っていく」という談話を発表しました。
希望 松沢代表「現実的代案無しは知事として無責任」
希望の党の松沢代表は「総理大臣とアメリカの大統領に結果を通知することになるが法律的に何の意味もない。住民投票を強行したことは普天間基地の危険性を除去する長年の取り組みを阻害し、対立と混迷が深まるだけだ。沖縄県の玉城知事は、辺野古移設に代わる現実的な代案を示しておらず、知事として、無責任であると言わざるをえない」というコメントを発表しました。
社民 吉川幹事長「もう言い逃れは通じない」
社民党の吉川幹事長は「移設の賛否だけを直接問う県民投票で、沖縄県民が辺野古移設に反対する明確な意思を示したことは極めて重く、もう、言い逃れは通じない。『辺野古新基地建設』を強行してきた日米両政府は、県民の意思を尊重し、『新基地建設』の強行を直ちにやめ、移設計画を断念すべきだ」という談話を発表しました。
防衛省幹部「安全保障政策は国の専権事項」
防衛省幹部はNHKの取材に対し、「反対が40万票を超えるとは、想定よりも多かった。しかし、安全保障政策は国の専権事項だと言うしかない」と述べました。
また、別の防衛省の幹部は「一定の沖縄の民意として受け止める。しかし、われわれとしては、『普天間基地の返還を一日も早く実現してほしい』ということも20年来の沖縄の民意だと考えており、これまでどおり埋め立て工事を進めさせてもらうしかない」と話しています。(引用ここまで)