goo blog サービス終了のお知らせ 

私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

今年の広瀬川は、小鳥の数が少ない。去年の4月が、いろいろいただけかもしれないが。来週に期待。

2024年5月11日(土)県外

2024年05月11日 | 県外・国外・その他

■2024年5月11日(土)8:25-8:37【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】県外
【種名】フクロウ(1科1種)
【メモ】見頃ということで片道1時間で行ってきた。一番子はすでに樹上の高いところの葉陰でよく見えず、二番子はやや高い木の梢、三番子はまだ営巣木に止まっていた。眠そうだった。人がたくさんいるのでカラスに襲われることもなく、親としては安心と言う地元の方の見解だった。やっと土日祝日高速が割引になった。7時25分に出て、10時には帰宅。
【動画】フクロウヒナの産毛が風に揺れる

【写真】

  
二番子
  
三番子


Copyright(C)2024 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年8月25日(木)・26日(金)宮古島探鳥記(4)

2023年09月11日 | 県外・国外・その他

■2023年8月25日(木)・26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR5+RF16mm
【場所】宮古島
【種名】リュウキュウキジバト++、カラスバト5+(S)、キンバト6+(大野山林)、ダイサギ1(島尻マングローブ 林)、ズグロミゾゴイ成鳥1(大野山林外周路)、セイタカシギ成鳥♂1(博愛漁港)、イソシギ2(島尻マングローブ林)、コアジサシ2+(池間大橋)、ベニアジサシ++(池間大橋下)、エリグロアジサシ++(池間大橋下)、マミジロアジサシ+(パナリ干瀬)、クロアジサシ++(パナリ干瀬)、オサハシブトガラス+、リュウキュウツバメ+++、リュウキュウヒヨドリ+++、リュウキュウメジロ1(島尻マングローブ林付近)、イソヒヨドリ++、スズメ+++(11科18種)ヤエヤマオオコウモリ6(大野山林4、マックスバリュー宮古島南店街路樹2)
【メモ】2日目日が昇るのが遅い宮古島の朝、大野山林に行って、林の中ではなく、駐車場近くの路上にいたキンバトをかろうじて見ることができ、急いで、ホテルに戻り、チェックアウトして、近くの博愛漁港に行った。船に乗る直前、セイタカシギの成鳥♂が飛んできて驚いたが、ピントは合わなかった。船は出港し、うえのドイツ文化村の建物を背に、パナリ干瀬に向かう。アジサシ類が餌となるトビウオを捕る海域を周るため、船は岸からけっこう離れて航行した。時期的に遅かったこともあり、トビウオも少なく、アジサシ類の飛来はほぼ見られなかった。そこで、パナリ干瀬に向かうと、クロアジサシやマミジロアジサシが飛んでくる。金華山沖で揺れる船と前進する船からの撮影には慣れているはずだが、よく考えれば、相手はアジサシ類で、ミズナギドリよりはスピードがやや速い。ただ、8時出航なので、明るさは十分だったが、やはりピントが合わない、ぶれる、被写体がファインダーからすぐ消えるという船ならではの問題があった。パナリ干瀬は、宮古島側は浅瀬がずっと続いていて、船を寄せることができず、反対側は、岩礁から深くなっているというので、寄ってもらったが、ふと海底を見ると、まだ岩礁までけっこうあるのに、浅くなっている。もう、いいです!と船長に言って離れてもらった。岩礁にはたくさんのクロアジサシとマミジロアジサシがいる。ヒメクロは海面に浮かんで群れでいるそうだが、今日は見ることができなかった。やはり来年7月初旬に勤め先の重要会議が終わってからの週に夏季休暇3日使って来るのがよさそうだ。結局、セグロアジサシは別のところにいて、そちらの方にもう1日あれば車で行けたのだが、来年にお預けだ。宮古島は、一周するのもそれほど時間がかからず、何と言っても美しいのは、島にかかる3つの橋とその風景だ。今回は、時間がなくて伊良部大橋には行けなかった。こちらにもアジサシ類がいるらしい。セグロアジサシは漁港近くのノッチで繁殖しているということ。何とか、アジサシ類がダイビングして魚を捕るところを見せようとがんばっていただいた船長さんに感謝したい。
【写真】
  
うえのドイツ文化村/シギラリゾートの建物。近くに航空自衛隊のレーダーサイトも見えた。
  
パナリ干瀬
  
クロアジサシ/虹彩がとてもきれいだった。
  
実は海に漂う大きな発泡スチロールの箱にちゃっかり乗っていた。/マミジロアジサシ/岩礁の上のクロアジサシとマミジロアジサシ
  
マミジロアジサシ/海面でトビウオを捕ろうとしたが失敗
  
マミジロアジサシの群れ/マミジロアジサシ/マミジロアジサシ

餌になるトビウオ。とても小さかった。小笠原のカツオドリが食べるトビウオの超ミニ版。


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年8月25日(木)・26日(金)宮古島探鳥記(3)

2023年09月07日 | 県外・国外・その他

■2023年8月25日(木)・26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR5+RF16mm
【場所】宮古島
【種名】リュウキュウキジバト++、カラスバト5+(S)、キンバト6+(大野山林)、ダイサギ1(島尻マングローブ 林)、ズグロミゾゴイ成鳥1(大野山林外周路)、セイタカシギ成鳥♂1(博愛漁港)、イソシギ2(島尻マングローブ林)、コアジサシ2+(池間大橋)、ベニアジサシ++(池間大橋下)、エリグロアジサシ++(池間大橋下)、マミジロアジサシ+(パナリ干瀬)、クロアジサシ++(パナリ干瀬)、オサハシブトガラス+、リュウキュウツバメ+++、リュウキュウヒヨドリ+++、リュウキュウメジロ1(島尻マングローブ林付近)、イソヒヨドリ++、スズメ+++(11科18種)ヤエヤマオオコウモリ6(大野山林4、マックスバリュー宮古島南店街路樹2)
【メモ】今回の目的の一つであるキンバトを間近で見るため、大野山林に行った。8時に博愛漁港からチャーター船が出港なので、7時30分には、出発しなければならない。ところが、仙台と違って日の出が遅い。6時に着いたが、まだ薄暗い。熱帯植物園と自然の家の中間にある小さい駐車場に車を停め、入口を探すが見つからない。まず、展望台に登って、全体を見渡し、朝日を撮る予定。しかし、その展望台の入口が見つからない。自然の家まで行って、ここじゃないよね、とか思ってちょっと駐車場を通り過ぎたところに登りの階段があり、ここかなと登って行ったら、展望塔があった。その時は6時25分くらいで、あちこちからカラスバトのウーウーという声が聞こえてくる。すぐ近くの樹の上でも鳴いていたが、探しても見つからないので、スマホで鳴き声を録ったくらいで諦め、一番上まで登り、朝日を撮影する。それから急いで降りて、さらにちょっと熱帯植物園の方に歩くと、大野山林の入口があった。池が3か所あるというので、全部まわったが、すべて渇水状態、橋の下に水路があったが、澱んでいる。これでは水浴びに来る鳥がいるはずがないと、全部諦め、というか何も鳥がいる気配がないので、アジサシだ、とかぶつぶつ言って、出口に向かって歩いていったら、熱帯植物園と自然の家を結ぶ先ほど歩いてきた舗装道路の周辺に、ハトが6羽いて採餌しているのが見えた。キジバトかな(実際いるので)と思って20mくらいまで来たら、あれ、緑色!と思っているうちに♀らしき4羽が飛んでしまい、♂2羽が採餌している。さらに近づくと1羽が行ってしまい、残り♂1羽となってしまった。これはまずい、まだ全然ちゃんと見ていないし、撮影も大きく撮っていないとなった。しかも、暗いのにシャッタースピードが1/2500とかになっている。よく見たら、ISO2000でなくて2万。慌てて、通常の400に戻す。するとシャッタースピードは1/40。もう、これは、たくさん撮影するしかないと思い、するする近寄ると、全然気にしないで採餌している。そのうち舗装道路を駐車場の方から、別の♂が目の高さで、こちらへ一直線に飛んできて、何回か行ったり来たりした。かなり近くを何回も飛ぶので、肉眼でも見える。おー、すばらしい!と感動。暗いので撮影は無理。それで、また、下で採餌している1羽を見ると、2mくらいの距離というか足元を青葉山公園の周回路のキジバト風に歩いては餌を探していた。しかし、少しでも日が当たるところには全然出てくれなかった。ちょうど7時になったので、撮影をやめ、すぐ近くの車に戻った。まあ、見ることができたのでよかったというわけ。できれば♀も撮影したかった。もう少し、早く気が付いていれば。
【写真】
  
前日撮影した熱帯植物園前/6時27分でこの状態なので暗い
  
左の方で採餌していた4羽に飛ばれてしまい、♂2羽、さらに1羽となる。
  
キジバトのように首を前後に小刻みに振らないので撮影できた。とてもきれいなハトだ。ハシベニマミジロアオバトだった。


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年8月25日(木)・26日(金)宮古島探鳥記(2)

2023年09月06日 | 県外・国外・その他

■2023年8月25日(木)・26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】宮古島
【種名】リュウキュウキジバト++、カラスバト5+(S)、キンバト6+(大野山林)、ダイサギ1(島尻マングローブ 林)、ズグロミゾゴイ成鳥1(大野山林外周路)、セイタカシギ成鳥♂1(博愛漁港)、イソシギ2(島尻マングローブ林)、コアジサシ2+(池間大橋)、ベニアジサシ++(池間大橋下)、エリグロアジサシ++(池間大橋下)、マミジロアジサシ+(パナリ干瀬)、クロアジサシ++(パナリ干瀬)、オサハシブトガラス+、リュウキュウツバメ+++、リュウキュウヒヨドリ+++、リュウキュウメジロ1(島尻マングローブ林付近)、イソヒヨドリ++、スズメ+++(11科18種)ヤエヤマオオコウモリ6(大野山林4、マックスバリュー宮古島南店街路樹2)
【メモ】宮古島探鳥記(2)は、池間大橋下で観察できた主にベニアジサシとエリグロアジサシについて、気づいたことについての若干の記録。今回、ここで見たというか、ここでしか見ることができなかったエリグロアジサシとベニアジサシだが、伊良部大橋、他でも間近に見られるということだった。今回観察できたのは、ほとんど成鳥で、幼鳥は写真の1羽しか見ていない。エリグロアジサシの幼鳥は、見ることができなかった。来年、もう一度アジサシ専門で行くほかないと思った。
【写真】
  
ベニアジサシ成鳥/エリグロアジサシ成鳥
  
手前からエリグロアジサシ成鳥。ベニアジサシは繁殖期は成鳥の嘴が紅色だが、その前後は黒色ということで、この個体は嘴が紅色から非生殖羽になる途中の個体。一番奥がベニアジサシの幼鳥。体が少し小さく、嘴は黒く、足は黒と赤の濁った色。/ベニアジサシが降りてくるのを威嚇するエリグロアジサシ/入れ替わりこの場所で休息していた。
  
嘴の形状がエリグロアジサシとベニアジサシでは異なる/おそらく第2回夏羽から冬羽移行個体。嘴の色、足の色。/やはり鳥なので首を伸ばすと長い。
  
エリグロアジサシ/来間大橋からの夕暮れと月


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年8月25日(木)26日(金)宮古島探鳥記(1)

2023年09月04日 | 県外・国外・その他

■2023年8月25日(木)・26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】宮古島
【種名】リュウキュウキジバト++、カラスバト5+(S)、キンバト6+(大野山林)、ダイサギ1(島尻マングローブ 林)、ズグロミゾゴイ成鳥1(大野山林外周路)、セイタカシギ成鳥♂1(博愛漁港)、イソシギ2(島尻マングローブ林)、コアジサシ2+(池間大橋)、ベニアジサシ++(池間大橋下)、エリグロアジサシ++(池間大橋下)、マミジロアジサシ+(パナリ干瀬)、クロアジサシ++(パナリ干瀬)、オサハシブトガラス+、リュウキュウツバメ+++、リュウキュウヒヨドリ+++、リュウキュウメジロ1(島尻マングローブ林付近)、イソヒヨドリ++、スズメ+++(11科18種)ヤエヤマオオコウモリ6(大野山林4、マックスバリュー宮古島南店街路樹2)
【メモ】硫黄島周辺海域(1980年12月)で船上から見たセグロアジサシ、奄美大島宇検村(1979年 7月)で見た美しいベニアジサシ、エリグロアジサシをきちんと見たい、大きく写真に撮りたいという気持ちが以前からあり、昨年の石垣島、今年の宮古島行きとなった。
 さて、7時35分の仙台空港発中部国際空港行きに乗り、8時40分過ぎには到着。ここですぐ宮古島行きがあればいいのだが、11:35発の宮古島行きは14:05到着となる。レンタカーを借りて最初の写真を撮影したのは、14:55の宮古島市熱帯植物園となった。事前に調べてはいったが、アジサシ3種とキンバトさえ見ればOKという日程なので、まずはキンバトを見に、大野山林に行くことにしたが、入口が分からず、熱帯植物園の駐車場に止めて、園内に入り、すぐにおいしそうな店(INandOUT)があったので、超濃マンゴースムージーをテイクアウトし、外に出て、おいしいスムージーを飲んでいるうちに、こんな暑いのに山の中へは入りたくないとか、キンバトだって出て来ないだろうと勝手に考え、いつものなまけ癖が出てきて、そうだ、俺はアジサシを見に来たのだとか思い、池間大橋に行くことにした。
 大野山林の外周路を行くと、石垣島でおなじみの道端にいたズグロミゾゴイ成鳥が、走って藪の中に入って行った。島尻マングローブ林に着くまでには、リュウキュウツバメとスズメ、リュウキュウキジバトが農地や電線に止まっていた。マングローブ林の公園に着いたが、ダイサギとイソシギしかいなかった。続いて、10分ほどで池間大橋に到着、車を走らせると、最初に見たのが、何と、黄色いくちばしのコアジサシ。え、コアジサシもいるの?と驚き。あとで聞いたら営巣しているらしい。いったん橋を渡り、Uターンする。というのも橋の中央部分の下にアジサシ類がたくさんいるのがわかったからだ。宮古島側の駐車場に車を停め、歩いて橋の中央部まで歩道を歩く。600mくらいあり、暑いのにけっこうな距離だ。ちょうど、アジサシ類がいるあたりの上に、評定河原橋にあるような半円の休憩場所のようなスペースがあり、そこから下を見ると、肉眼でもけっこう見られる大きさに、憧れのベニアジサシとエリグロアジサシの群れがいた。目線の高さを2種のアジサシが飛び回っている。感動!というわけで撮影したが、すでに16時30分。ハイチュウ時間になっている。しかし、晴れ間が多く、日没は19時過ぎなので、何とか撮影することができた。最初からここに来れば、もっと明るいうちにたくさん撮影できたのにと思った。遠くに伊良部大橋がきれいに見え、反対側には大神島が見え、絶景だった。
【写真】
  
宮古島市熱帯植物園。近くに沖縄県立宮古青少年の家があって、その後ろに広大な大野山林が広がる。/リュウキュウツバメ成鳥。特徴は下尾筒のうろこ模様。電線に止まっている2羽のうち、右側のうろこ模様がない個体は幼鳥。
  
マングローブ林のダイサギ。イソシギが2羽近くを飛んでいった。宮古島は川がなく、石垣島のような水田がなかった。/今回、伊良部大橋には行けなかったが、ここにもアジサシ類がいるらしい/大神島。ここには橋が架かっていない。
  
池間大橋とベニアジサシ、エリグロアジサシ
  
ベニアジサシ成鳥
  
おそらくエリグロアジサシ/ベニアジサシ/エリグロアジサシ
  
エリグロアジサシ/混群/ベニアジサシ・・・後半に続く。


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年8月24日(木)宮古島

2023年08月24日 | 県外・国外・その他

■2023年8月24日(木)宮古島

【メモ】仙台ほど暑くなく蒸し暑くもない宮古島。いったいどうなっているのか、ということで、まずは空港〜レンタカー店~大野山林へ。しかし、仙台ほどではないが、暑いのでやめて、熱帯植物園のフード店で、マンゴースムージーを飲んで、車に行くまで戻り、池間大橋のアジサシ類を見に行く。それから島を2/3周してホテルにチェックインし、すぐでて、サンセットを見に来間島へ。美しい一日の終わり。

【写真】

来間島の夕暮れ/大野山林/池間大橋下のベニアジサシとエリグロアジサシ/一応明日見る予定の鳥


 


2023年8月19日(土)・20日(日)山形県内

2023年08月22日 | 県外・国外・その他

■2023年8月19日(土)20日(日)【天気】曇り時々晴れ間【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】山形県内
【種名】トビ1、ノスリ1、チゴハヤブサ成鳥2幼鳥4、カラスSP、ムクドリ(4科5種)
【メモ】2017年8月27日のツアー以来の参加。前回同様、懇切丁寧な説明をいただき、ありがたかった。これまで2019年8月26日2020年8月10日2022年7月3日と観察に行き、今年も蔵王がガスで全くダメだったので、山を降りて山形県のフィールドに行って見たがいなかった。ということで、ツアーに参加してみた。朝夕の観察だったので、日中はどうなのかと思ったら、確かにもう9時過ぎると枝羽の中に入ってしまって、活動もほぼしなくなった。この天気ではそうだよね、と納得。曇りだったのと時間帯の関係で、撮影が難しかったが、久々に成鳥と幼鳥が見られたのでうれしかった。けっこう近くも何回か飛んだし、ツバメを幼鳥にあげる様子も2回見たが、何しろ、時間が短い、あっという間なので、レンズをうまく振り回せなかった。電柱に長い間、成鳥も幼鳥も止まってくれたので、よく観察できた。
【動画】

チゴハヤブサ幼鳥の高速頭掻き。真ん中の1羽が羽繕いはしないが、上空を左右に頭を傾けて見ているしぐさがとてもかわいい。
【写真】

  
幼鳥/幼鳥2とおそらく巣/ツバメを幼鳥に与えて飛び去る成鳥♂
  
餌をもらった後、餌を持って、飛び去って、また戻ってきた。
  
幼鳥/成鳥♂の飛翔と尾羽の羽繕い
  
幼鳥/成鳥♂/この幼鳥が1羽だけ離れていた。
  
成鳥♂/3羽の幼鳥
  
3羽の幼鳥
  
成鳥♀/3羽の幼鳥/成鳥♂
  
1羽の幼鳥/9時過ぎで暑くなって電柱から移動/♀成鳥


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2006年9月8日(金)~12日(火)小笠原航路,父島,母島,硫黄島クルーズ(再掲)その3(1)

2023年08月05日 | 県外・国外・その他

■2006年9月10日(日)【天気】晴れ【機材】EOS30D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS
【場所】南硫黄島~硫黄島~北硫黄島
【メモ】母島までは父島から定期船に乗れば行けるが、母島から三島クルーズというのは、まずないので、小笠原海運のツアーに参加するということになる。前日、東京竹芝桟橋から乗ってきた小笠原丸に再び乗船。、二見港を出港し、船は南下、夜明けは5:26、南硫黄島海域に到着し、そこから三島クルーズ、北上して二見港に夕方戻ることになる。南硫黄島をさらに南下すれば、サイパン、(ロタ)、グアムという、新採の時に行かせてもらったミヤギテレビ少年の船のコースになるが、その時の出港は当然ながら仙台港だった。
さて、カツオドリとアカアシカツオドリ、それにアナドリ、クロアジサシ、オナガミズナギドリを見ながら進むが、圧倒的に多いのがカツオドリの♀、アカアシカツオドリも最初は珍しかったが、だんだん飽きてくる。カツオドリは、トビウオをキャッチした個体に複数羽が餌を横取りしようと襲いかかる。トビウオはいっぱいいるのだから、自分で獲ればいいと思うのだが。カツオドリは♂がかなりきれいなのだが、あまりいなかった。ペアで行動しているものもいた。ちなみにカツオドリは、前夜の船内セミナーでは5年で成鳥羽になるということだった。
【写真】
  
5:26南硫黄島付近の夜明け/カツオドリ♀/アカアシカツオドリ
  
おそらく若鳥♂/南硫黄島/若鳥
  
♀成鳥/若鳥/♀成鳥
  
アカアシカツオドリ
  
アカアシカツオドリ/カツオドリ♀成鳥
  
カツオドリ成鳥♂♀/後ろは成鳥♂だが、前を飛んでいるのは♂の若鳥のようだ/アカアシカツオドリ
  
アナドリ
  
カツオドリ♀成鳥/クロアジサシ
  
有名な摺鉢山/ペアのカツオドリ
  
クロアジサシ/餌のトビウオで争う
  
トビウオで争い


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2006年9月8日(金)~12日(火)小笠原航路,父島,母島,硫黄島クルーズ(再掲)その2

2023年08月03日 | 県外・国外・その他

■2006年9月9日(土)【天気】晴れ【機材】EOS30D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS
【場所】小笠原航路、父島
【メモ】9月8日に東京竹芝桟橋を出港し、翌9日父島近海からの観察。アカアシカツオドリとシラオネッタイチョウの尾が長くない幼鳥。それにオナガミズナギドリ。父島二見港にいったん停泊し、三島クルーズに向かう準備。父島に上陸し、付近で探鳥し、イオウジマメジロ、ハシナガウグイス、イソヒヨドリ、キョウジョシギなど見る。
【写真】
  
尾がまだ伸びていないシラオネッタイチョウの幼鳥/アカアシカツオドリの若鳥/オナガミズナギドリ。出航時はオオミズナギドリだったが、途中でオナガミズナギドリに変わる。
  
キョウジョシギ成鳥夏羽/イオウジマメグロ/イソヒヨドリ
  

一応証拠写真でハシナガウグイス/自衛隊の艦船・飛行艇


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2006年9月8日(金)~12日(火)小笠原航路,父島,母島,硫黄島クルーズ(再掲)その1

2023年08月02日 | 県外・国外・その他

■2006年9月8日(金)~12日(火)【天気】晴れ曇り【機材】EOS30D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM、PowershotS3 IS
【場所】小笠原航路、父島、南硫黄島・硫黄島・北硫黄島、母島
【種名】ハジロミズナギドリ1,シロハラミズナギドリ4,アナドリ+,オオミズナギドリ++,オナガミズナギドリ++,アカオネッタイチョウ+,シラオネッタイチョウ成鳥+,幼鳥1,カツオドリ++,アカアシカツオドリ+,幼鳥1,カワウ+,ゴイサギ1,ダイサギ2,コサギ1,オガサワラノスリ2,メダイチドリ+,ムナグロ+,ダイゼン2,キョウジョシギ+,トウネン4,ヒバリシギ1,セイタカシギ成鳥♂1,トウゾクカモメ3,ユリカモメ+,セグロカモメ+,オオセグロカモメ+,ウミネコ+,クロハラアジサシ3,オオアジサシ1,アジサシ++,クロアジサシ+,シロアジサシ成鳥1,アカガシラカラスバト,ツバメ2,オガサワラヒヨドリ4,イソヒヨドリ++,ハシナガウグイス5,イオウジマメジロ+,ハハジマメグロ+(17科37種)
【メモ】  ※ ジオシティ終了に伴い、閲覧できなくなったことから記録の再編集・再掲。
 母島には23年ぶり,硫黄島(未上陸)には22年ぶりに行った。2006年9月8日(金)10時,薄曇りの湿った風に吹かれながら小笠原丸はゆっくりと東京竹芝桟橋を離れ,父島を目指す。今回の探鳥はいつものような1人ではなく,ワイバードのツアーに参加しての「探鳥会」の一員としてだ。が,デッキで一日中海鳥を探す元気はなく,他力本願で教えて貰いながら,写真撮影と観察をした。船室で寝ていることも多く,朝寝と昼寝は日課のようなもので,みんなが熱心に見ている時に寝ていたため,見るべき時に見ることができなかった海鳥もけっこういた。
【写真】
  
9/8 15:02三宅島/15:05三宅島/15:45御蔵島 
  
9/9 5:17朝焼け/9:40聟島列島/16:13父島二見港と小笠原丸
  
9/10 5:24 南硫黄島付近/6:04 南硫黄島
  
8:14 南硫黄島から北上し、自衛隊基地のある硫黄島
  
硫黄島を後にし、北上。
 
12:20北硫黄島 /17:23 父島二見港に戻る。翌日母島へ
  
カツオドリad♀/アカアシカツオドリad/ハハジマメグロ

【コメント】この時の機材は、EOS30DとEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMの組み合わせだったが、この時まで、というか大学時代からキャノンのカメラがプログラムAEがついた時から、カメラ任せのシャッター速度と露出で撮影していた。このツアーは「真木さんと行く!硫黄島 3島巡りと母島」ということで、いろいろ撮影について教えていただいた。特に、今となっては、それ以外の撮影方法では鳥は撮影してはいないが、”絞り優先”でできるだけ速いシャッター速度で、撮影するというものだった。当時、プログラムAEだったので、”えーっ”というくらいのショックだった。早い話、今メインで使っているEF500は、被写界深度を気にする場合以外はf4、RF100-500はf7.1のAvモード。ISOはf4ではISO100、f7.1ではISO400固定で通常は使っている。ただし、撮影したり、車の座席でレンズが転がっているうちに、勝手に設定が動いてしまっていて、それを知らずに夢中になって撮影し、途中で、なんだあ!設定が・・・・となることもしばしば。特に、金華山沖では多い。というわけで、それ以後は、きっぱりAvモードになっている。ちなみにRF100-500のF7.1というのは、最初暗いんじゃないのと思ったが、F5.6やF6.4とF8の間の絶妙な位置で、通常、ISO400で撮ればぶれも問題なく、被写界深度の関係で、あまりピントを気にせず、カメラのAF任せで撮影できる値になる。このツアーでも、ISO400のF5.6dで撮影すれば、使えるコマもたくさんあったはずなのに残念だ。もう一度行くしかない。ただし、行くならやはり三島クルーズでないとね、と思うのだった。三度退職したら、小笠原海運の船に乗るしかない。もっと言えば、最初からロタ島に行くという手もある。


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2023年7月23日(日)仏沼

2023年07月23日 | 県外・国外・その他

■2023年7月23日(日)9:11-11:11【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】仏沼
【種名】カルガモ5,キジバト1、トビ2、チュウヒ1、ノスリ1、ハシボソガラス1、ツバメ2+、オオセッカ14、コヨシキリ4、カワラヒワ12+、コジュリン6(9科11種)
【メモ】前回は、2016年7月31日(日)に仏沼に初めて行った。ここ数年,、以前行ったフィールドを周っているわけだが、7年過ぎて環境がどのように変わっているか見てみたいと思った。朝の5時15分に自宅を出て、途中、滝沢SAで休憩し、あとは仏沼近くの(と言っても遠いが)セブンイレブンに寄って、仏沼駐車場に着いた。着いたとたん、オフロードバイクが沼のあぜ道を土煙をあげて走って行った。ここがどういう場所かわかっているのか。地元でいえば、蕪栗沼の北駐車場から沼に向かってバイクで走っているようなものだ。気を取り直して、三角コースをとぼとぼ歩いて行くと、まずはコヨシキリが盛んに囀っていて、三角コースをまず大回りした。それで気づいたのだが、前回は、道のすぐ近くに降りるオオセッカがいて、近くで見ることができたが、今回は、みんな道の近くにはおらず、近いものでも50m以上向こうにいる感じだった。それでは、近くには何がいるかというとコジュリンで、これは道の真ん中で採餌していたり、テリトリーを争っていたりで、前回、近くでオオセッカを撮影したところを含め、ほぼコジュリンのテリトリーになっていた。それで、コジュリンは♂♀存分に見ることができたが、肝心のオオセッカは遠かった。それから、前回は小さいながらも沼らしき水面があったが、今回はどこにも水面は見られず、蚊も一匹もいなかった。トンボも0で、チョウが2匹いただけだった。往復770kmだった。ちなみに、内沼、蕪栗沼も寄ったが、特に何もいなかった。ふるさとの風景を見て、心が落ち着いたが。
【動画】
コジュリン♂の囀り

【写真】
  
コヨシキリ/コジュリン♀
  
エゾカワラナデシコ/コヨシキリ/仏沼の風景
  
オオセッカ/コジュリン♂/エゾミソハギ
  
コジュリン♂/クサレダマ(草連玉)/キキョウ
  
コジュリン♂/オミナエシとコジュリン/ツマグロヒョウモン
  
コジュリン♀ /キキョウ/鳴きながら飛ぶオオセッカ
  
コジュリン♂/コオニユリ/コジュリン
  
仏沼の風景/オオセッカ


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年7月7日(土)8日(日)立山室堂平

2023年07月09日 | 県外・国外・その他

2023年7月7日(土)8日(日)立山室堂平

【天気】強風、強雨 【機材】pixcel7

【鳥種】ホシガラス1、カヤクグリ2(2科2種)

【メモ】昨年の晴れすぎ暑い立山とうって変わって、今日の室堂平は、風速16m強風、強雨。温泉宿まで10分くらいだから、遭難もしないが、ライチョウどころではない。ミクリガ池の雪渓にカヤクグリ1のみ。保護センターの方から、「なぜこんな日にライチョウ見に来る?天気予報見てるの?」と言われたが、朝起きて、今日は天気まあまあだから、蔵王にイワヒバリ見に行くか、とは違う。「だいたい、こんな雨風じゃあ、親鳥もヒナを連れて出てこれないでしょ」と言われても。

 夕食後の18時過ぎ、天候が少し回復。微雨となり、遠くまで景色が見えるようになった。宿はとてもいい。温泉は、青灰白色の濁り湯。ほぼ宿で過ごしたので、温泉は5回も入る。鳥は18:30、カヤクグリとホシガラスが鳴いているのが見えた。センターの方から、6月中旬から下旬に来たら、確実に見られるし、いい景色だよ、案内しますよと言われ、来年に期待。星も撮りたかったが。

 交通手段は、新宿都庁大型バスプール23時発翌朝、室堂7時着。帰りは12時発の新宿20時30分から21時着で、最終新幹線で帰る。まずは保護センターのネイチャーガイドさんに2時間コース(無料)を案内してもらえば、いいみたい。

【写真】

   

  


copyright(c)2023 


2004年3月27日(土)小樽(再掲)

2023年02月17日 | 県外・国外・その他

■2004年3月27日(土)7:30-10:30【天気】晴れ、強風【機材】EOS10D+EF100-400L
【場所】小樽市祝津漁港、高島岬、高島漁港、小樽港
【種名】ウミウ、ヒメウ、クロガモ、シノリガモ++、コオリガモ♂1♀1、ホオジロガモ、ウミアイサ+、トビ、セグロカモメ、オオセグロカモメ++、ワシカモメ成鳥冬羽1、シロカモメ+、ウミネコ+++、ミツユビカモメ、ウトウ、ウミガラス、ウミスズメ、ケイマフリ、キジバト、ハクセキレイ、ハシボソガラス(8科21種)
【再掲メモ】2月4日に鵡川に行って、見事シロカモメを外したので、今まで行った中でまずここはいくら何でもいるのではないかということで、日帰りで行ける小樽と稚内に的を絞った。稚内港周辺の様子をネットで調べたところ、コオリガモさえ少ないと感じたので、それではと小樽にした。小樽なら仙台空港から新千歳空港、電車で1時間ほどで札幌ー小樽と行ける。8時ちょっと前の飛行機で行って、11時からは鳥見ができる。ということで、今度こそシロカモメを堪能したい。また、再掲したブログは、当時、画像をジオシティにアップしていたので、今は見ることができない。そういう記事が県内のもたくさんあって、少しずつ再掲していきたいと考えている。さて、3月4日(土)はどうなることか。たくさんいるといいのだが。
【メモ】仙台-苫小牧航路の3月下旬の探鳥には今まで行ったことがなかったので、土日を利用して出かけてみることにした。行きは仙台駅から八戸まで新幹線、青森まで特急、そこから札幌まで急行はまなすで行って、小樽港周辺で、シロカモメを見ることにした。鳥の海や、磯浜周辺ではよく見るが、せいぜい数羽なので、やはり本場のいっぱいいるところで、それぞれのステージの個体をじっくり見たかったからだ。仙台を19時30分に出て、札幌へは翌6時に着く。小樽へは1時間ほどで7時30分頃から探鳥を開始することができた。
 祝津、高島漁港にはシロカモメがいっぱいいたが、比率的には、オオセグロカモメが一番多く、次にシロカモメ、セグロカモメ、ワシカモメの順だった。セグロカモメとワシカモメはかなり少なかった。ウミネコは高島漁港に圧倒的な数がいた。カモ類はシノリガモが多く。ウミアイサも比較的多かったが、クロガモとコオリガモ、ウミガラスやケイマフリ、ウミスズメが岬から遠く観察できたくらいだった。時期的には12月や1月頃がいいらしいので、12月末にでも行ってみたいと思う。
 シロカモメはそこら中にいるので、第1回冬羽から成鳥夏羽まで各ステージの個体を見ることができた。岬の下にあるトドの飼養場には、いろいろな海獣の種類がいておもしろかった。ただ、トドは猛犬風で近寄ってきてはやたら吠えるので、多少怖かった。中に年のいったやたらでかいトドがいてこれはひょうきんな感じがした。
 小樽から札幌円山公園はパスして、苫小牧の北大演習林に行った。研究所の助手の方にクマゲラについて詳しく聞くことができた。貯水塔の近くで声は聞いたけれど、姿を見ることができなかったが、2,3日前まで人が来ようがお構いなしに巣穴を掘っていたという木を見せられて、写真だけは撮ってきた。6月が楽しみである。近くの池に純正のアメリカヒドリ夫婦がいて、すぐ近くまで寄ってきて餌を食べたり、陸に上がって餌を探していた。
 後で、高島岬で撮影した写真に、ケイマフリやコオリガモのペアが写っていた。風が強く、スコープでじっくり見ようにもけっこう危ない場所だった。
【写真】
  
セグロカモメ成鳥/セグロカモメ成鳥/シロカモメ成鳥
  
シロカモメ1W/シロカモメ成鳥/シロカモメ4W
  
コオリガモ♂♀とウミアイサ/海鳥いろいろ/トド
  
ワシカモメ成鳥/セグロカモメ成鳥冬羽/高島漁港のたくさんのカモメ
  
高島漁港、すごい数のカモメ/シロカモメ成鳥
 
シノリガモ/ウミアイサ


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年1月20日(金)加瀬沼

2023年01月20日 | 県外・国外・その他

■2023年1月20日(金)10:07-10:27【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】加瀬沼
【種名】オオハクチョウ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、ダイサギ、オオバン、ユリカモメ、コゲラ♂、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ(11科14種)
【メモ】お昼までに帰宅しなければならない用事があり、時間がまだあったので、洲崎から加瀬沼にやってきた。特に珍しい鳥はいなかったが、コゲラ♂を久しぶりに目の前の枝で見ることができた。
【写真】
  
最初、赤いのないなと思っていたら、ちらっと赤色が。
  
コゲラの赤い羽毛は、間近に見てもパッと見てわかる個体は少ない感じ。
  
ユリカモメ、この個体は完全に赤いので成鳥冬羽/ユリカモメ第1回冬羽/キンクロハジロ♂、羽が摩耗してパウダー状のきらきらが出ている。


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2022年12月23日(金)有明海東よか干潟

2023年01月04日 | 県外・国外・その他

■2022年12月23日(金)8:36-10:28【天気】風雪、時に止む【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】佐賀県東よか干潟
【種名】(科種)
【メモ】前日、ホテル到着後、タクシーで北原白秋の生家と御花立花邸を回った後、ホテル近くの店で長靴を買った。蒲生や鳥の海同様、干潟と言えば長靴。28cmのものが1個売れ残っており、何と税込630円。すかさず購入した。
出発前にホテル前の電線に止まっていたカササギを見る。今回のツアーで見たのはこの1羽。ホシムクドリは見なかった。さて、いよいよ東よか干潟に到着、公園とビジターセンターが整備されていた。長靴に履き替え、勇んで干潟へというのが普通だが、天気が悪すぎ、できればバスの中で・・・などとも思ったが、何と言っても一生に一度は見たいと思っていた有明海の干潟。ツアーメンバーの後ろからついていった。長い堤防下に草地が広がり、次にシチメンソウの枯群落と湿地、そして、その先に海岸線に沿って柵があり、そこから先には行けないようになっている。広大な風景だが、ここは有明海のほんの一部。最初、この柵まで来た時、どうして長靴が必要なのか分からなかったが、柵沿いに歩いて理由が分かった。ツアーバスの中でガイドのN氏が何度も言っていたが、よか干潟の観察ベストの日時が潮の関係で今日のこの時間。柵の近くまで潮が満ち、鳥たちはすぐ近くにいるが、遠浅の海は潮が引くのも早く、鳥たちとの距離はあっという間に遠くなってしまう。
柵沿いに歩いて行くといろいろな鳥が比較的近い距離で見られた。そこを歩くのに必要なのがぬかる泥の中を歩く長靴と言うわけだ。長靴のない方は、柵沿いに何十メートルかの間隔でコンクリート舗装の1mほどの幅のアプローチがあり、そこを歩いて柵まで行くことになる。鳥を身近に見ながら柵沿いにずっと歩いて行ったが、鳥の海で以前ヒメハマシギ夏羽とばったり目の前で会った同じようなぬかるみの場所があり、長靴が埋まって脱げてしまいそうになった。そこで、焦らずゆっくり長靴が脱げないように草地の方にいったん退避した。そういう場所だった。
ここで見た鳥や天候は、以下の写真の通りである。途中、風雪が強くなり、ビジターセンターに避難したが、自分と同じように先に来ていた方も数人いた。センターの方から、ほとんど雪が降らない場所なのによりによってこういう日にくるんだね。と言われた。少し、休んで気を取り直し、干潟や周囲の状況もだいたいわかったので、また、吹雪の中を見に行った。本当に行ってよかったフィールドだった。出水干拓や東よか干潟にいるツルやツクシガモの大群は中国、韓国と近い九州ならではの越冬地ということを実感させた。やはり、本場は一度は見ておいておきたいものだ。
【写真】
  
カササギ/ツクシガモとアオアシシギ/ズグロカモメ
  
シロチドリ/アカアシシギ/ズグロカモメ
  
アオアシシギ/ツクシガモとオナガガモ/セグロカモメ、タイミルセグロカモメとツクシガモ
  
セグロカモメ、タイミルセグロカモメ/干潟の風景/カニを捕まえたズグロカモメ
  
カニ好きのズグロカモメ/ダイシャクシギとソリハシセイタカシギ
  
コアオアシシギ/アオアシシギ。オナガガモはそんなにいない。/ツルシギ
  
ズグロカモメとダイゼン/タイミルセグロカモメ4W/セグロカモメ4Wとヒューグリンカモメ(ニシセグロカモメ亜種)
  
セグロ、ヒューグリン、セグロカモメ1W、ズグロカモメ/ツクシガモとズグロカモメ/だいたいこういう順番で並んでいる
  
ツクシガモの群れ、よく飛んでいる/ハマシギ
  
オオハシシギ/吹雪/吹雪の中を飛ぶツクシガモとズグロカモメ
  
吹雪のツクシガモ/ツクシガモとダイゼン/しだいに太陽が正面に来て逆光になる。だからこの時間。

この風景が端的に干潟の状況を表している


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.