会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

礼文・利尻島の旅 18

2010-08-10 22:01:07 | 旅行
8月10日(火) 
~日中は暑いけれど朝夕に変化が~


7月30日に帰省した娘と孫達は帰京した。(婿は4日に帰った)東京の高速バス料金は驚くほど安い。事前予約で大人2,500円 子ども1,250円。新幹線の快適さはないが料金的に安いのがよい。家の中ががらんとしてしまった。
昨日久しぶりに仲間内のコンペに出場した。猫魔猪苗代ゴルフ場。スタート頃雨がぱらついた。少し心配したがプレーには影響がなかった。5月に準優勝していたのでハンデが20%減となり優位性がなくなった。その結果下から2番目ブビー賞。この賞はゴルフをしている方はお分かりでしょうが意図的に獲得するのは難しい。したがって賞品も豪華。その上ニヤピン賞も獲得。ショートホールでピンに一番近い所に1打目で寄せた時もらえる。2ヶ月もプレーしていなくても病み上がりでもゴルフはできる。子どもから高齢者まで楽しめるゴルフをもうしばらくやっていこうと思う。

6月28日 午後 快晴 稚内へ再び戻る


海の幸満載の昼食を食べ、午後2時のハートランドフェリー1等指定席で稚内港へ。室内は余り混んでいなかったのでゆったりと好きな場所で過した。利尻島の島影がだんだんと遠くなっていった。二度と来ることはないだろうとちょぴり感傷的になった。礼文島と利尻島と同じ国立公園だが、その成り立ちは全く違う。礼文島は大陸から遊離してできた島。利尻島は那須火山帯に属し火山活動で隆起した島。したがって地形も植生もいろいろと違うとガイドさんから教えてもらったことを思い出していた。


この旅行の2日目(6月26日)の日本最北端宗谷岬を訪れた時とは違って余裕を持ちながら稚内公園の高い所から港や街を見ることができた。国後・択捉など北方四島問題が解決したならばこの港から観光で行けるだろうか。太平洋戦争の傷跡に心を痛めた。人間も含めて動植物はすべて種の保存が一番。そのためには他を排除し生き残ろうとする。環境に素早く対応して旺盛に繁殖する外来種と言われる動植物がいる。在来種も種を守るために外来種と対立する。
人間に置き換えても同じことだろう。先進国だけでなく多くの国は、国民の生活向上や防衛のため軍隊があり、侵略があり、争いが生じる。北海道を何度も旅行しているが、すべての争いは種の保存にあると思った。特に、稚内公園に建立された多くの碑から感じとることができた。