会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

メイストーム

2012-04-03 17:35:36 | Weblog
2012年4月3日(火)くもり・雨・強風 
暦の上では24節気の一つ「清明」で暖かい春がやって来るはずである。
しかし、3日から4日にかけて「春の嵐」は日本列島を横断し、各地に大きな被害をもたらした。高速道路では何台ものトラックが横転事故を引き起こし、架設住宅の屋根が吹き飛ばされたり、犬の散歩中の女性が倒木の下敷きになって死亡したりした。
 新潟県佐渡ヶ島では4月としては観測史上最大の風速43.5メートルを記録し、4日、北海道を通ってオホーツク海に抜けた。
 
 この時季に台風並みの暴風雨が吹くことをメイストームというとテレビ局の天気予報で解説していた。あまり聞きなれない言葉なので興味がありインターネットで調べてみた。
   出典:フリー百科事典「ウィキペディア」より 『メイストームとは、日本においてはその名の通り4月後半から5月にかけて、主に温帯低気圧の急激な発達により大風が吹く気象現象のこと。ただしこの語は和製英語である。    日本海や北日本周辺海域で低気圧が急速に発達し、広い範囲に荒天をもたらして山や海では登山客や船の遭難事故をしばしば起こすことがある。5月になってこのような低気圧の発達がみられることは少なく、通常は4月いっぱいまでである。  
 
この言葉の語源となったのは1954年5月9日から10日にかけて北日本近海で急激に発達し、漁船の集団遭難をもたらした低気圧である。華北から日本海に進んできた低気圧は、9日9時には988hpaであったが翌10日9時には北海道東方に出て925hpaまでに発達した。
このため北海道周辺海域では風速15~30メートルの暴風となり、ちょうどサケ・マス漁の時期であったため多くの漁船が出漁中で、361人が犠牲になった。1956年においては台風3号(この台風から変わった熱帯低気圧を含む)によって、メイストームが発生した。2011年においては、台風1号および2号(台風からから変わった熱帯低気圧や温帯低気圧を含む)によってメイストームが発生した。今回2012年には4月の初めにかけてメイストームのような低気圧が発生し、大きな被害をもたらした。』  

近年の大雨・豪雪・暴風雨などの異常気象は地球温暖化と深くかかわっているのだろう。今回のメイストームは温暖化によって偏西風の蛇行していることが要因かな?

  辞書にない メイストームって 何語かな