会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

集団的自衛権 閣議決定

2014-07-05 18:40:07 | 時事
2014年7月5日(土)晴 28.0℃~18.5℃

 蒸し暑い梅雨がやって来た。雨は野菜に恵み。同じく草花にも恵み。厄介な草も勢いを増す。6月初めに草刈り機で刈り取った更地も草だらけ。作物の株間も草だらけ。これは手で抜くしかない。少し身体を動かしただけで汗びっしょりとなってしまう。晩酌がすすむ。休肝日は何時とればいいのかな?

 「憲法解釈を変更」

 
 政府は1日の臨時閣議で、従来の憲法解釈を変更し、自国が攻撃を受けていなくても他国への攻撃を実力で阻止する集団的自衛権の行使を容認すると決定した。日本の存在が脅かされる等の要件を満たせば、必要最小限度の武力行使は許されるとの内容だ。関連法案が整備されれば、密接な関係がある国への攻撃を阻止する目的で、自衛隊は海外での戦争に参加可能となる。1954年の自衛隊発足以来堅持してきた専守防衛の理念を越脱しかねない安全保障の大転換である。

 安倍首相は閣議決定後の記者会見で、中国の軍拡などを念頭に、抑止力を強化する必要性を説いている。憲法改正などの手続きを省き、結論を急ぐ首相の真意は何でしょうか? 自民党の議員は集団的自衛権について自分なりの意見を持っているのか?平和の党を掲げていた公明党はどうして閣議決定を容認したのか? わからないことだらけである。





 テレビでは有識者といわれる方々がそれなりの立場で賛否の意見を述べる。新聞・週刊誌などでは発行社の意向が色濃くでている。
集団的自衛権についてのアンケートの結果は賛否が拮抗し、どちらともいえないが多い。
福島民報「みんなのひろば」読者の声では、“憲法違反明らか許せぬ閣議決定”、“非常に危機的な集団的自衛権”、“戦争を忘れた時戦争の危険迫る”などの表題で意見が寄せられている。
 
 子どものいない首相には、自分の子どもや孫が生命の危険を顧みず戦場にでなければならないことへの事実認識がないのだろうと思ってしまう。
祖父岸信介の孫として頑なに信念を貫くという。日本をどこに導こうとしているのだろうか。
与野党を問わず国会議員諸氏は、海外視察などせず地元に帰り“集団的自衛権について”報告し、自論を述べるべきではないだろうか。