会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

ものづくり楽校 伝統の技

2014-07-26 18:01:10 | 地域情報
2014年7月25日(金)晴 28.2℃~21.6℃

 「注連縄づくり材料 カワスゲ刈る」

  何よりも大切なのは 「 日本の伝統、本物の藁 」 であること。 真菰(まこも)、麻(あさ)など 古くよりしめなわの材料は多々ありますが その中でも最も日本文化に重要、一番親しまれている藁に限定し、 且つ、稲穂が出る前の青藁のみを原料とすることである。  しかし、私たち永和ものづくり楽校では、カワスゲを主材料にして稲わらも使う。  予定では7月上旬だったが、伸びていなかったので1週間作業を延期したが雨で刈り取りできない。乾燥させ、節抜きの作業を考えると、今日がぎりぎりの日程であった。熱中症を心配しながら、汗びっしょりになっって次の作業をした。




 北公民館近くの水路へ歩いて刈り取りに行った人たちと軽トラックで少し離れた水路3ヶ所を回って刈り取った。
 水路に生えているカワスゲはできるだけ長いのを水の中に鎌を入れ、根元から刈り取り束ねた。その後、公民館に戻り枯れたもの、ゴミを取り除き、長い物と短い物に選別した。これが根気のいる仕事で結構時間がかかった。
 選別した物を広げて乾燥させる。細いものは1日で乾燥するが太いものは2~3日かかる。午前9時頃外に出し午後6時頃内に入れる。有志の方にお願いした。
 良い材料があればよい注連縄ができる。11月に注連縄の芯づくり、12月に「神棚用」と「玄関用」の注連縄を編む予定である。