会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

しぶき氷

2015-02-10 17:52:53 | Weblog
2015年2月10日(火)雪 -1.3℃~ー5.4℃
「猪苗代湖のしぶき氷」

会津の冬は大寒よりも立春(4日)~雨水(19日)までの寒さが厳しい。10日には日中でも最高温度が氷点下になった。朝から吹雪いて荒れた。大竹針灸接骨医院の院長先生には無理しないようにといわれているが、雪片付けをしない車庫から車を出せないので無理するしかない。このような天気の繰り返しで春がやってくる。待ち遠しいがもう少しがまんする。


花を活けたりする玄関前の循環式ポンプに水がはねてしぶき氷ができた。このままにしておくと氷が一重、二重・・・と増えて循環ポンプが動かなくなってしまう。お湯で溶かす前にパチリ。

 「しぶき氷」といえば、不凍湖猪苗代湖が有名だが、最近あまり話題にならない。このような荒れ狂った日が数日続くと天神浜や長瀬の堰堤付近で、樹木にかかった波が凍ってできる「しぶき氷」が見ごろを迎える。しぶき氷は湖水が強い西風にあおられ岸辺の樹木に氷結してできる。
 環境省が平成16年度の全国湖沼水質検査では猪苗代湖が3年連続で最も水質良好な湖沼に選ばれた。その頃は新聞やテレビなどマスコミで「しぶき氷」を取り上げ、カメラマンが押し寄せていた。その後、水質が悪化し、しぶき氷の出来も悪くなったので「しぶき氷」の人気も低迷した。最近、水質が回復してきたので「しぶき氷」の出来もよくなってきていると聞く。

 パソコンが3台も壊れたので昔の写真などほとんど無くした。1台だけパソコンのデーターをバックアップしておいた。その中に「しぶき氷」の写真があったのでアップしてみました。






しぶき氷について小荒井 実氏の下記の写真集は大変よい本ですので紹介しておきます。