会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

いろりの宿

2015-02-18 18:36:03 | 地域情報
2015年2月18日(水)曇 6.1℃~ー2.9℃
「如月の夜会」

  過日、懇意にしている呉服商「としの坊」の主人から『如月の夜会』の招待状が届いた。
 10日、11日、12日 着物初春大売出しの一環として実施する夜会であった。
 着物の展示会だが、買う予定もないので欠席の連絡をすると、「夜会」だけでもの誘い。

  日時:2月11日(水)午後7時~  場所:東山温泉「いろりの宿 芦名」
  余興:雅楽 篝篥(ひちりき)演奏~ 天王寺楽所雅亮会 松山 良  
    東山芸妓の舞~ 八重牡丹 豆若
    落   語~  三遊亭園福師匠  
    投 扇 興~  来場者参加



 地元に住んでいるが、「芦名」には10数年前中学の同級会で泊まっただけであった。
最近では「旅の雑誌 じゃらん」などでいろりの宿として全国的に紹介され有名になってから泊まっていない。
ホームページなどを見ると北会津村にあった築130年くらいの古民家を移築し昭和51年の開業した宿である。
全8室のこじんまりとした温泉和風旅館だが、「料金は17,000円~と高級旅館並。都会の人々に人気があるらしい。

 小規模校の修学生徒などを受け入れていた宿が、人気の宿に変わった今、「いろりの宿 芦名」に興味が湧いた。家内と一緒に泊まってみようとしたのだが、翌日都合が悪いので泊まれないという。一人で泊まるわけにはいかないので「夜会」を再度断った。
 しかし、相部屋でなく一人で泊まっても料金は高くしないということだったので夜会のチケットを購入し、11日「芦名」に行って宿泊した。
 
 夜会参加者は約20数名。着物を着て出席したのは女性6~7名。男性は1名(誰でしょうね。大島紬を着ています。)
 年配者ということで乾杯の音頭をとった。
 古民家の風情が漂う“いろり”を囲んで余興を見たり聞いたりしながら、新鮮な川魚や馬刺しなど、地元素材にこだわった郷土料理を食べ、地酒を飲む。ほのかな炭の香りに包まれながらの寛ぎの会席には心底癒された。






 2階の部屋芦名に一人で泊まった。毎日取り替える新鮮な単純泉源泉かけ流しの朝風呂に入り、目の前のいろりで焼いた鮭や煮物などで朝食をとった。
 大女将と一緒に写真を撮ったり、いろいろとよもやま話をして帰って来た。贅沢な1泊2日であった。