会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

高齢者は?

2017-01-06 17:04:12 | 時事
2017年1月6日(金)曇 2.2℃~-2.3℃
 「日本老年学会・日本老年医学会の提言」

 いつものように午前6時には起床し朝刊を読む。福島民報の一面に「高齢者」は75歳以上の見出し。どういうこと?
一学会の提言であり、国の政策は今すぐ変わることはないだろうが一応ネットで調べてみた。

提言をネットで調べると
『高齢者の定義と区分に関する、日本老年学会・日本老年医学会 高齢者に関す る定義検討ワーキンググループからの提言(概要)
フクラシア東京ステーション A 会議室 2017.1.5 14:00-15:00
わが国を含む多くの国で、高齢者は暦年齢 65 歳以上と定義されています。し かし、この定義には医学的・生物学的に明確な根拠はありません。わが国にお いては、近年、個人差はあるものの、この高齢者の定義が現状に合わない状況 が生じています。高齢者、特に前期高齢者の人々は、まだまだ若く活動的な人 が多く、高齢者扱いをすることに対する躊躇、されることに対する違和感は多 くの人が感じるところです。(中略)


 この定義は主として先進国の高齢化事情を念頭においていますが、平均寿命 の延伸と「若返り」現象が世界的にひろがるようになれば、全世界的に通用す る概念であると考えています。一方、従来の超高齢者(oldest-old, super-old)に ついては、世界的な平均寿命の延伸にともない、平均寿命を超えた 90 歳以上と するのが妥当と考えます。
 高齢者の定義と区分を再検討することの意義は、
(1) 従来の定義による高齢者 を、社会の支え手でありモチベーションを持った存在と捉えなおすこと、
(2) 迫りつつある超高齢社会を明るく活力あるものにすることです。
ただ、高齢者の 身体能力の改善傾向が今後も続くかどうかは保証されておらず、あらためて、 次世代への健康づくりの啓発が必要と考えています。 われわれの提言が、明るく生産的な健康長寿社会を構築するという、国民の 願いの実現に貢献できることを期待しております。 なお、本提言に関する詳細な報告書を後日発表する予定です。(中略)



これらを踏まえ、65 歳以上の人を以下のよ うに区分することを提言したいと思います。
65~74 歳 准高齢者 准高齢期 (pre-old)
75~89 歳 高齢者 高齢期 (old)
90 歳~ 超高齢者 超高齢期 (oldest-old, super-old)   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(後略)』

高齢者の定義見直しは、65歳以上を「支えられる側」として設計されている社会保障や雇用・労働などの制度の在り方に関する議論にも影響がありそうだ。もう少し、新聞やテレビなどでの解説を読んで考えたい。