会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

初市

2017-01-11 18:06:59 | 地域情報
2017年1月10日(火)晴 9.7℃~0.5℃
 「会津若松の十日市」

 400年以上の歴史を誇る会津地方最大の初市「十日市」は10日、会津若松市の神明通りなどで開かれた。
例年十日市は荒れる年が多かったが、今年は昼ごろまで晴天に恵まれ、日差しがまぶしく汗をかくほどの暖かさであった。
 駐車場の確保が心配なのでバスを利用して妻と一緒に十日市にでかけた。

会津の民芸品起き上がり小法師(こぼし)や風車、だるまなどの縁起物、伝統工芸品の会津漆器、日用雑貨、飲食物などの出店約400店が軒を連ねた。来場者と威勢の良い掛け声であふれた。新年の幸せを願い縁起物を買い求める市民らでにぎわった。
 会場は神明通り、大町、中央通一部、市役所前通りであったが、全部は廻らず神明通りを歩いた。
昨年アーケードを撤去した通りは広々としているが、いままで見慣れた光景でなくなんとなく違和感を感じて見て歩いた。

毎年 地元の出版社が出店しているツタヤ書店前に寄り、古本などを眺めていたら、後ろから突風が吹き、目の前のテントを吹き飛ばし、机を倒した。
テントは通りの向い側の店まで飛んだ。幸い、車も人も通りに居なくて事故にはならなかった。本などの商品は散乱した。
目の前の出来事に一瞬何が起こったのかわからずただ唖然とするばかりだった。
散乱した商品などを拾って手伝ったが、警察官が来たので任せて場を去った。
机が妻の足に倒れたが大けがにならずほっとした。

 この場所は大きな建物にある通路がトンネルのようで強風が吹き抜けるところだった。アーケードがあった時は、テントなどは柱などを利用していたのだろうか、事故は起きなかった。来年からは何らかの対策が必要だろう。
 
毎年15万人以上が訪れる新年の風物詩となっている。
十日市の起源は諸説あり、葦名(あしな)時代とも蒲生(がもう)時代とも言われている。