会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

七草かゆ

2017-01-08 10:44:10 | 健康
2017年1月7日(土)曇 5.6℃~-0.7℃
 「ことしも七草かゆを食べる」

 子どもや孫が小さい頃は大晦日にそばを打って年越しをし、元日に食べる。二日は餅を三日はとろろで白米を食べる。
 子どもが所帯を持ち、孫が成長するとそれぞれの家庭の生活があり、従来のような正月の過ごし方はなくなった。お年玉だけはありました。 (笑)
 妻も張り合いがないのか、お重におせちをもることも無く通常と変わりない食事をした。(一応料理は、 数の子、青豆・黒豆、棒たら甘露煮、かまぼこ、卵焼き、伊達巻、酢だこ、焼き魚(鮭)、栗きんとん、なます、昆布巻、いかにんじん、ほうれん草のお浸し、こづゆなど)

 正月の過ごし方は変わったが、七草かゆは食べた。
日本には一月七日に「七草かゆ」を食べる習慣がある、なぜこの日なのだろうか。
一月七日は、「人日(じんじつ)」。文字通り”人の日”。
起源は中国の前漢の時代にさかのぼる。当時、元旦を「鶏」、二日を「狗(犬)」、三日を「猪」、四日を「羊」、五日を「牛」、六日を「馬」、七日を「人の日(人日の節句)」と定めていた。
さらに唐の時代になると、人の日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」と呼ばれる七種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願うようになった。
この文化が日本に入り、正月に食べ過ぎや飲み過ぎで弱った胃腸を癒すという目的も加わり、七草がゆが定着したようだ。
 七草はセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
これらの食材は胃腸の機能改善が期待されるもので古くから薬草扱いだった。
春一番に芽を出すことから、そのパワーを頂くという意味も込めて食べたそうだ。
まんまーじゃ(JR農産物直売所)で購入した。
七草がゆのつくり方は
材料: 七草1パック、白米2カップ、塩 少々、水 7カップ、醤油 少々
①七草は塩少々を入れた熱湯でさっとゆでて細かく刻む。
②白米2カップ、水7カップの割合で火にかけ、沸騰したら弱火にして30~40分煮込む。
③塩。醤油少々、七草を加える。
④七草がしんなりしたらできあがり。