赤丸が ペドロ5世像
サント・イルデフォンソ教会を起点として
広がる変形L形の広場になっている
「バターリャ広場」
ホテル 劇場などが面してある。
この「バターリャ」の名は
リスボンから車で2時間のところに
ある都市名にもあるが
その土地名はポルトガル語で
「戦い」を意味する。
バターリヤ広場に凛然と建つ記念碑は
1866年に建立した ペドロ5世(1837-1861)像で
フェルナンド2世の長男で
1853年 16歳で母王マリア2世の
死去を受けて王位に即いた。
在位中 父フェルナンド2世の後見のもと
熱心にポルトガルのインフラの近代化に取り組み
道路・電信・鉄道の整備や公衆衛生の改善に努めた。
しかし、ペドロ5世自身はコレラに罹り
1861年に24歳で死去した。
別名「希望王」とも呼ばれている。
この像はポルトガル人彫刻家
アントニオ・テイシェイラ・ロペスの作品。