あかない日記

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ポルトガル紀行83 コインブラ13 コインブラファド

2019-06-20 | ポルトガル紀行

 

 

 

坂の途中 ファドの会場があった。

ポルトガルの国民的音楽「ファド」は
リスボンの下町で生まれ 人生の歓びや悲しみ 
哀愁など主に女性の心情を歌い上げる民俗歌謡。

ラテン語のFatum(運命・宿命)を語源としている。


一方 学都コインブラでは男子学生が
愛する女性に捧げるセレナーデとして歌う
 "コインブラ・ファド" 。


その歌い手は男性のみで演奏者も含め
ほとんどはコインブラ大学の出身者という。

ここがそのコインブラ・ファドの会場になっている。


なお 舞台 左にあるギターは
“ポルトガルギター“で

通常のギターは全6弦だが 
12弦(同一に調律された6組の複弦)を
持つ 複弦楽器になっている。


スチール弦を使用し 
丸型のボディとネジ式の糸巻きに特徴がある。

金属弦が奏でる独特なもの悲しい音色から 
クラッシクギターと協奏で
ファドの伴奏に用いられる。

 

                       

  歴代の歌手と奏者のポートレートが飾られている。