コインブラ大学の見どころの一つ 大学図書館
ジョアン5世(在位 1706-1750)が
1724年に建てたので
「ジョアン5世の図書館」と呼ばれている。
バロック調の外観は聖堂のようだが
図書館としての重厚がうかがえる。
我々は外観のみの見学でした。
資料によれば
内部も床から天井まで
びっしりと並べられた書棚には
金泥で装飾が施された中世から
近世にかけての皮装の蔵書類
開架3万冊、トータル20万冊の
蔵書を有しているという。
この図書館は1910年まで
使われていたが、自然光だけの
明かりであったので閲覧時間は
10時から15時までだったという。
現在は 教授のみが
研究目的で閲覧できるそうだ。
なお 木下杢太郎(1885-1945)が
キリシタン文献の探索で
1924(大13)年に
この図書館に2日間訪れている。
図書館に入れなかった人のためか?
大学の売店の片隅に図書館内部の写真パネルが
記念撮影用にセットされてあった。