あかない日記

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ポルトガル紀行79 コインブラ9 ジョアン図書館

2019-06-16 | ポルトガル紀行

 

 

 コインブラ大学の見どころの一つ 大学図書館

 ジョアン5世(在位 1706-1750)が
 
 1724年に建てたので


 「ジョアン5世の図書館」と呼ばれている。


  バロック調の外観は聖堂のようだが
 図書館としての重厚がうかがえる。

 我々は外観のみの見学でした。

 資料によれば
 内部も床から天井まで
 びっしりと並べられた書棚には

 金泥で装飾が施された中世から
 近世にかけての皮装の蔵書類

 開架3万冊、トータル20万冊の
 蔵書を有しているという。


 この図書館は1910年まで
 使われていたが、自然光だけの

 明かりであったので閲覧時間は
 10時から15時までだったという。

 

 現在は 教授のみが
 研究目的で閲覧できるそうだ。

 なお 木下杢太郎(1885-1945)が 
 キリシタン文献の探索で
 1924(大13)年に 
 この図書館に2日間訪れている。

 

 

      

  図書館に入れなかった人のためか?

 大学の売店の片隅に図書館内部の写真パネルが

 記念撮影用にセットされてあった。