あかない日記

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ポルトガル紀行70 ポルト32 リベイラ広場

2019-06-07 | ポルトガル紀行

 

 

   ドン・ルイス1世橋 上から
     レストランが並ぶ「カイス・ダ・リベイラ」を見る 

                  

   当方は “リベイラ”と聞いて直ぐに思い浮かぶのは
  歌謡曲「冬のリベイラ」だが

  リベイラ広場は "川の広場" という意味。

    

 

    カイス・ダ・リベイラの中心「リベイラ広場」

  中世にはポルトの商業拠点として栄え
  パン、肉、魚を扱う業者がこのエリアに集中していた。
  
  しかし 1491年の大火災で多くの建物が焼失したが 

  その後再建され バーや店も
  伝統的な外観を維持するように建てられた。

 
  ポルトガル3大祭りのひとつで 
  「サン ジョアン祭」が

  この広場中心に毎年6月23日開催される。

  

  サンジョアン祭りは 600年以上の伝統があり
  19世紀にポルトガルの重要な祭典として定着した。


  起源はカトリックの聖人サンジョアン
  (別称:聖ヨハネ)を祝福するとともに
  夏至にまつわる異教の儀式を再建するものだったそうだ。


  近年では宗教的な意味合いは薄れ
  欧州でも最大規模の
  ストリートフェスティバルとして知られている。

  ポルトの街全体を大きな会場に見立て
  音楽・美食・花火などで楽しませてくれる。


  また この祭りでは
  おもちゃの柔らかいプラスチックのハンマーで
  道行く人の頭をたたく
  という変わった習慣があるそうだ。 

  かつて 豊沃と運の象徴であるガーリックの花で
  頭を撫でて祝福していたことに由来するという。

 

 

  
  広場からドン・ルイス1世橋を見る 

  

  

 

   広場にサイコロのモニメントがあることから
    「サイコロの広場」とも呼ばれている。

 

   

     
         広場の一角 建物の壁に

   ポルトガルの紋章(中央上)
   サン・ジョアン像(下)が飾られていた。