あかない日記

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ポルトガル紀行81 コインブラ11 旧カテドラル

2019-06-18 | ポルトガル紀行

    

        東側     

      北側

      正面(西)

 

坂の途中 旧カテドラルがある。

先の新カテドラルとは違い
聖堂であるが要塞のように見える。

そのはずで1139年のオーリッケの戦い後
アフォンソ・エンリケスが
初代ポルトガル王アフォンソ1世として即位し、
首都と定めたコインブラに
1162年に建設された大聖堂で、

ムーア人の侵略を恐れ要塞としても
使われたロマネスク様式の聖堂であった。

ポルトガルで最も重要な
ロマネスク様式の建築物の一つという。

 

現在 大聖堂との役割は
1772年に新カテドラルに移されている。

内部は ゴシック様式の側廊を持ち
交差部の上部は細部に
バロック要素を持つロマネスク様式の

ドームが存在感を示す。

主祭壇には 
15世紀に作られた聖母マリアの昇天像

右隣には 16世紀のキリスト像と
福音書を書いた4人の像
また10人の使徒
の像があるという。