東側
北側
正面(西)
坂の途中 旧カテドラルがある。
先の新カテドラルとは違い
聖堂であるが要塞のように見える。
そのはずで1139年のオーリッケの戦い後
アフォンソ・エンリケスが
初代ポルトガル王アフォンソ1世として即位し、
首都と定めたコインブラに
1162年に建設された大聖堂で、
ムーア人の侵略を恐れ要塞としても
使われたロマネスク様式の聖堂であった。
ポルトガルで最も重要な
ロマネスク様式の建築物の一つという。
現在 大聖堂との役割は
1772年に新カテドラルに移されている。
内部は ゴシック様式の側廊を持ち
交差部の上部は細部に
バロック要素を持つロマネスク様式の
ドームが存在感を示す。
主祭壇には
15世紀に作られた聖母マリアの昇天像
右隣には 16世紀のキリスト像と
福音書を書いた4人の像
また10人の使徒の像があるという。