はなひめが通っているのは公設公営の学童なので、きっちり三年生までしか置いてもらえない。
というわけで、昨日は学童の卒所式だった。まぁ、卒所式というのは、「卒園式」や「卒業式」と比べたら地味なイベントだよね。六年間の小学校生活が続く中での、真ん中の節目に過ぎないんだし。と、甘く考えていたが…
午前10:20集合というのは、楽勝な時間設定であるように思うのだが、寝坊をしたい土曜日には微妙にせわしなく、かろうじてビデオだけつかんで学童へ。そういえば、マイカップとか忘れたよ~。それと、「メッセージカード」書いてない(o_o;;
「メッセージカード」というのは、親から卒所する子どもへのメッセージを書いたカードで、なんでも、それを読み上げて子どもに贈呈するコーナーがあるとか。ちゃんと事前に、係の人から連絡があったのだが、ばたばたしていてすっかり忘れていた。
それで、係の人が余分に用意してくださっていたレターセットをもらって、慌てて書き始める私。でも、同じような人がいるもんで、私のほかにも五人くらいわらわらその場で書いてたよ(^^;;
そんな感じで、カジュアルに始まったのではあるが、メッセージの文言を考えているとなんだかどんどんセンチになってきてしまうのである。うぅぅっ、いかんいかん。
卒所式の中身は、まず卒所証書の授与から始まって、子どもの出し物へと続く。一年生の歌、二年生女子のエプロンシアターときて、二年生男子の「手品」というのがもぅかわいいのなんのって。
いっしょうけんめい練習してあるようなのだが、ちょっと照れくさいから早口でやや棒読み。途中、あれーっ、えーっと、えーっと…と沈黙されると、見ているほうも手に汗握る。最後、「ハイ、消えました!!(^-^)」と成功すると拍手喝采、子どももぱーっと満面の笑顔になって、手品の指導をしたとおぼしき先生も感激して、その子に抱きついている。
最後の子の手品は、「種も仕掛けもない空っぽのつつ」からお菓子とかが出てくるというものだったが、ひとつ取り出すたびに緊張して、汗をふきふき間を取っている。そして、「もっと出します」というぼやけたトークがなんともいえない味。
結局五個くらいのお菓子を出して席に戻るとき、二年生男子の間で「あ、オレそのお菓子ほしい」「これオレ食べる」などと奪い合いが早速始まってるのがまた(笑)
それで、三年生からも劇「さるじぞう」の披露があって、下級生からの寄せ書き贈呈などと順調に進む。ここまではよかった。
そこで、親からのメッセージ贈呈になると、トップバッターのお母さんがまずメッセージを読み崩れて号泣。これで勢い(もらい泣き)がついて止まらなくなった。
働く親にとって、手厚いサポートの保育園時代、いきなり手薄になって不安や不安もあった学童時代、でも子どもの成長もあり、遊びと仲間の詰まった学童やっぱりすばらしい!! とトータル九年間を経て、ここからいよいよ子どもだけで留守中を過さなければいけないという節目を迎え、ここまで成長してきたのだという感慨とこれからの不安で涙腺が緩む要素は満載。ちっとも「地味なイベント」などではなかったのだ。
いやっ、それでも私はなんとか無事にメッセージを読む体勢でいた…つもり…なんだけど、私の前にメッセージを読んだ人のがもう、聞いていたら感情移入しちゃって堤防決壊。
その人の場合、一年生二年生とこの学童に通わせてたんだけど、今年度は学童に落ちてしまったのである。地域の状況から子ども数がぐっと増えたところに、三年生は優先順位が下がるからこういうことが起こる。でもそのお母さんもフルタイムなので、うちが通ってそちらが落ちたのは紙一重である。
しかたなく、別の小学校についている学童に入れたのだが、突然誰も知らないところに行くんだし、通うのも遠いし、うれしいわけがない。とにかく申請を出し続けて、ようやく残り半年のところでこの学童に戻れたのだ。
その半年、いかに喜んでこの学童に通っていたかということ、お母さんも安心して仕事にいけたということ、そして今この学童から巣立っていけるということ…そのお母さんも泣いていたけど、聞いているこっちももう止まらない。
そしてもう泣きっぱなしでようやくはなひめへのメッセージを読み終えて…気がつくと子どもたちはおしなべてクールである。学童がなくなることについて、不安に思っているのはたいていの場合親のほうだけであって、本人は感じていないし、子どもどうしは同じ小学校で引き続き普通に会えるわけで、お別れってわけでもない。
式が終わって、みんなで仕出し弁当を食べる。食べながら、学童が終わったあとの習い事計画などの話題に花が咲く。何も埋まらない時間、すべてを野放しにするのはちょっと落差が大きすぎるような気がするけど、さりとて塾通いという地域ではないので、テニススクールとか英会話とか、まぁそんな感じ。
当面、3/31まで学童があるけど4/1から学校が始まるまでは丸一日空いてしまうところが問題。またろうのときは、保育園に頼み込んで、4/1~4/4は保育園のボランティアとして過させてもらったんだったなぁ(小学生をボランティアと称して受け入れるのは前代未聞のことである)。
はなひめはどうするか?? またろうとこじろうがいるからなんとなく安心しているけど、彼ら結局部活にいってしまったりすれば、不在なんだよね。
というわけで、いまさらですが春期講習など調べて検討中。
というわけで、昨日は学童の卒所式だった。まぁ、卒所式というのは、「卒園式」や「卒業式」と比べたら地味なイベントだよね。六年間の小学校生活が続く中での、真ん中の節目に過ぎないんだし。と、甘く考えていたが…
午前10:20集合というのは、楽勝な時間設定であるように思うのだが、寝坊をしたい土曜日には微妙にせわしなく、かろうじてビデオだけつかんで学童へ。そういえば、マイカップとか忘れたよ~。それと、「メッセージカード」書いてない(o_o;;
「メッセージカード」というのは、親から卒所する子どもへのメッセージを書いたカードで、なんでも、それを読み上げて子どもに贈呈するコーナーがあるとか。ちゃんと事前に、係の人から連絡があったのだが、ばたばたしていてすっかり忘れていた。
それで、係の人が余分に用意してくださっていたレターセットをもらって、慌てて書き始める私。でも、同じような人がいるもんで、私のほかにも五人くらいわらわらその場で書いてたよ(^^;;
そんな感じで、カジュアルに始まったのではあるが、メッセージの文言を考えているとなんだかどんどんセンチになってきてしまうのである。うぅぅっ、いかんいかん。
卒所式の中身は、まず卒所証書の授与から始まって、子どもの出し物へと続く。一年生の歌、二年生女子のエプロンシアターときて、二年生男子の「手品」というのがもぅかわいいのなんのって。
いっしょうけんめい練習してあるようなのだが、ちょっと照れくさいから早口でやや棒読み。途中、あれーっ、えーっと、えーっと…と沈黙されると、見ているほうも手に汗握る。最後、「ハイ、消えました!!(^-^)」と成功すると拍手喝采、子どももぱーっと満面の笑顔になって、手品の指導をしたとおぼしき先生も感激して、その子に抱きついている。
最後の子の手品は、「種も仕掛けもない空っぽのつつ」からお菓子とかが出てくるというものだったが、ひとつ取り出すたびに緊張して、汗をふきふき間を取っている。そして、「もっと出します」というぼやけたトークがなんともいえない味。
結局五個くらいのお菓子を出して席に戻るとき、二年生男子の間で「あ、オレそのお菓子ほしい」「これオレ食べる」などと奪い合いが早速始まってるのがまた(笑)
それで、三年生からも劇「さるじぞう」の披露があって、下級生からの寄せ書き贈呈などと順調に進む。ここまではよかった。
そこで、親からのメッセージ贈呈になると、トップバッターのお母さんがまずメッセージを読み崩れて号泣。これで勢い(もらい泣き)がついて止まらなくなった。
働く親にとって、手厚いサポートの保育園時代、いきなり手薄になって不安や不安もあった学童時代、でも子どもの成長もあり、遊びと仲間の詰まった学童やっぱりすばらしい!! とトータル九年間を経て、ここからいよいよ子どもだけで留守中を過さなければいけないという節目を迎え、ここまで成長してきたのだという感慨とこれからの不安で涙腺が緩む要素は満載。ちっとも「地味なイベント」などではなかったのだ。
いやっ、それでも私はなんとか無事にメッセージを読む体勢でいた…つもり…なんだけど、私の前にメッセージを読んだ人のがもう、聞いていたら感情移入しちゃって堤防決壊。
その人の場合、一年生二年生とこの学童に通わせてたんだけど、今年度は学童に落ちてしまったのである。地域の状況から子ども数がぐっと増えたところに、三年生は優先順位が下がるからこういうことが起こる。でもそのお母さんもフルタイムなので、うちが通ってそちらが落ちたのは紙一重である。
しかたなく、別の小学校についている学童に入れたのだが、突然誰も知らないところに行くんだし、通うのも遠いし、うれしいわけがない。とにかく申請を出し続けて、ようやく残り半年のところでこの学童に戻れたのだ。
その半年、いかに喜んでこの学童に通っていたかということ、お母さんも安心して仕事にいけたということ、そして今この学童から巣立っていけるということ…そのお母さんも泣いていたけど、聞いているこっちももう止まらない。
そしてもう泣きっぱなしでようやくはなひめへのメッセージを読み終えて…気がつくと子どもたちはおしなべてクールである。学童がなくなることについて、不安に思っているのはたいていの場合親のほうだけであって、本人は感じていないし、子どもどうしは同じ小学校で引き続き普通に会えるわけで、お別れってわけでもない。
式が終わって、みんなで仕出し弁当を食べる。食べながら、学童が終わったあとの習い事計画などの話題に花が咲く。何も埋まらない時間、すべてを野放しにするのはちょっと落差が大きすぎるような気がするけど、さりとて塾通いという地域ではないので、テニススクールとか英会話とか、まぁそんな感じ。
当面、3/31まで学童があるけど4/1から学校が始まるまでは丸一日空いてしまうところが問題。またろうのときは、保育園に頼み込んで、4/1~4/4は保育園のボランティアとして過させてもらったんだったなぁ(小学生をボランティアと称して受け入れるのは前代未聞のことである)。
はなひめはどうするか?? またろうとこじろうがいるからなんとなく安心しているけど、彼ら結局部活にいってしまったりすれば、不在なんだよね。
というわけで、いまさらですが春期講習など調べて検討中。