アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バイオリンレッスン(21): 鳴りがよければ気分よし

2010年03月25日 | バイオリン
えぇ、今回は、忘れずに弓を入れたかちゃんと確かめましたよ(^^)

弓の毛替えも、弦の張り替えも、替えてすぐより、ちょっと落ち着いてからのほうがよいようで、とってもいい感じになってきました。先生の「高そうな」弓とは比べ物になりませんが、かなり弾きやすく馴染んでいます。

しかし弾きやすいとか弾きやすくないとかそういう問題じゃなくて、今回の宿題の音階が難しくって…

ハ長調: この「4-4」って何??

スラーなしならまだなんとか指をずらせるんですが、スラー中にずらすって理解できない(-_-;;

イ短調: なんでG線の「ラ」が2??

1の指だけで「ラ-ソ#-ラ」とやると二度連続ずらしになり、不安定なので、2の指を借りてくることでずらしを一回に減らすんですね。

要するに、指の位置を変えないといけないんです。今は基本的に、1stポジションしかやってないわけですが、その中に地味に出てくるポジション移動みたいなものです。ふだん1の指で弾くところを2の指で弾くのは、ハーフポジションとかいう名前がついてるんだって。

ここは各調の音階がぎっしり詰まっていて、なかなか重たいページです。練習してもしても終わらないみたいな。でもまぁ、1stポジションで弾ける範囲に無理やりおさめた音階とアルペジオがよくまとまっていて、便利です。これをどの調でもさらりと弾けるようになった暁には、あらかたの任意の旋律が(ただし1stポジション内、かつ、速すぎないものに限る)さらりと弾けるようになっている予定

この、ふだんの「E線の4(シ)」よりもう一歩遠くまで指を伸ばさなきゃいけない「ド」に苦戦して、特にアルペジオは「ソ-ド」とか飛べなくて…

先生「いちかばちかみたいになっちゃってますよ。やっぱりガイドが必要です」
つまり、いきなり4の指だけ飛ばすんじゃなくて、2の指をいつもの3の位置にずらすとかして、順に場所をとっていくわけですね。頭ではわかったけど~

ま、そんな具合にごたごたやっていましたが、音階練習が終わると先生、「音がすごくよくなりましたね~。バイオリンもよく鳴ってます」

そうなんです。左手に苦労してぐちゃぐちゃやってますが、音はわりときれいに鳴ってました。やっぱりバイオリンは気持ちよく鳴ってなんぼというか、よく鳴れば気分よく弾けるし、音程とかは多少怪しかったって…怪しかったって…やっぱり怪しくないほうがいいとは思いますが(^^;;

きれいに響くと気分よく練習できるので、やはり弦や弓の交換はあまりケチらずにやったほうがよさそうです。

さてメインの、バッハのガボットですが、強弱はだいぶつくようになったので、だんだん細かいところの修正に入ってきました。特に弦をまたいで移弦するところ。

弓が動いているうちに弦をまたぐと、当然のことながら余分な音が鳴ってしまうので、完全に弓を止めてから、軽くすっと「くるり」とターゲットの弦へ。これがなんかぎこちなくて。

それと、最後まで弾きにくく残っているのがここ。


「ラ#」のずらしも面倒ではあるんですがなんとかなるんです。問題は、高い「ソ」(E線)に飛んでから、1の指をスタンバイするところ。これがどうにも思った位置まで引きつけられなくて音がずれちゃいます。赤い矢印は先生が記入したもので、「ファ#」の音程はもっと高いですよという意味です。

それから、教本の本来の位置に戻ってドイツ民謡「14. アンダンテ」。これは難しいところがないので、「弓をもうちょっと大きく使ってみて」で一回弾きなおしてマルをもらいました。

次の宿題は、次の「15. アウリスのイフィゲニア」。そしでできたら16. と17. まで、ということでレッスン終了。

バイオリンをしまいながら、「宴会ネタに『津軽海峡冬景色』を練習してるんですが、今度弓の上げ下げだけアドバイスもらえますか。今適当にやってるんで」と頼んでみると、先生はおもしろがって「え~『津軽海峡』!! いいですねー。楽譜もってきてください♪」といってくださったのですが…えーと楽譜か…楽譜あるかな…
#でたらめボーイングの現状録音はこちら

まー確かに、上げ下げを記入するのに楽譜がないと不便ですよね。カタカナ(ドレミ)でメモしただけじゃだめかな~
コメント
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