アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

えっ突然フラジオレット?? - アンサンブル・レッスン

2010年10月18日 | バイオリン
土曜日はアンサンブルレッスン(月二回)。わりとぎりぎりに入って行ったんだけれども、私より先にいたのは一人だけ。あれっ??

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そのまま誰も来ず、チェロ一人バイオリン一人ということに。先生の提案で「今日は個人練習にしましょうか」。一人ずつ分かれた部屋を陣取り、先生がそこを半分ずつ回って個人レッスンするという寸法。ぜんぜんアンサンブルではないですが…

いろいろ、指使いやらの相談をしたい部分があるものの、いつものレッスンのほうは今、教本を全力で進めるモードに入っているため、アンサンブルの曲を見てもらってないのだ。ここらで見てもらえたら好都合かも。

まずは、1st, 2nd, 3rd, 4thとりまぜてポジション移動の嵐になってしまったゾーンについてご相談。先生には、私があんまりまともにポジション移動できないと話してあったので、先生は、ともかく動かなくて済む弾き方を考えてくださったらしい。

「ここは、全部3rdで行きましょう」
…へ?? 全部??

始めらへんの、1stでも弾けるところはA線の3rdで。それからA線とE線の3rdを混ぜて弾いていって、ふつうにやったら4thになるE線の「ミ」は

「ここは、フラジオでとるといいですよ」
…は?? フラジオで…とる!?

そりゃー初体験です。というか、自分がフラジオレットに出会うことなんて当面ないと思ってましたが。というか、フラジオレットって何ですか?? 聞く側の認識としては、笛っぽい済んだ音が出る、倍音を使う手法、だと思うんだけど、先生の実演によれば、ふだん「ミ」を弾くときと同じところを押さえて、ふだんと同じ高さの「ミ」が出ているような。

あとでようやく理解したんだけれども、これは、「ふだんと同じ場所を押さえて」と思うのではなくて、開放弦の「ミ」の一オクターブ上を出すため、指でちょいと半分のところで振動の節を作っていると思えばいいのだ。なんだ、だから「軽く軽く」といわれたのだった。

うまく鳴ると、あまりふだんの音から違和感のない感じの、ちょっと澄んだ音がする。しかしうまく鳴るかどうか自信がないっていうか、これしばらく練習したら安定するもんなんでしょうか??

先生がフラジオをお奨めしてくれた理由は、指をまっすぐな感じでのばしてちょいと触れるだけなので、3rdのままで「ミ」に届きやすいということ、それから音程の作り方がアバウトでよくて「そのへん触ればだいたい正しい音が出ます」とのことだ。

つまり、だいたい半分のところに触れて節を作りさえすれば、きっちり開放弦のオクターブ上が鳴るはずだから、ってことだよね。なるほど~

でも、そのフラジオの「ミ」からふつうの「レ」にスラーで降りてくるところはどうするんでしょう?? やっぱりふつうに「ミ」を出したほうがかえってやりやすいような気がしますが…3rdのままで「ミ」までそんなに遠くないからね。えいやっておさえちゃえば。

ところで、フラジオがどういうものか「いちおう」わかったところで、つまりこれって開放弦の倍音が出せるだけでは?? あれ?? んんーーー(←チャルダッシュとか思い浮かべている)どうなってるんだろう??

そこで、ちゃちゃっと調べてみますと(→見たページはこちら)
人差し指でがっちり押さえつつ小指でそっと押さえて目指す音を出すんだ!!
さらに、
> ダブルのフラジオレットという超絶技巧もあります。A線では
> 1で押さえ3でフラジオ、 E線では2で押さえ4でフラジオというような。
ですって。なんじゃそりゃぁ~(o_o)

と、まだまだ(私にとって)未開の地が広がっていることを実感して、今回のレッスンを終わりたいと思います。
#実際にはこのあと、部分的な合わせ練習などもしとります

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今日の弁当

肉団子、芋コロ、にんじんタラコ、厚焼き玉子、きゅうり糠漬け、こんにゃくきんぴら
* にんじんタラコ炒りは定番になりそう(^-^) 簡単おいしい♪
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