先日のように「決してマネしないでください」で科学史ネタを読んだり、「名画のネコはなんでも知っている」で美術史ネタを読んだり、いろいろしていると、
←「勉強しといたほうがいいよ」なんて説教くさい
自分の世界史的教養のなさが悲しい、寂しいorz
こぼれ話的なものを聞いたときに、それを的確にのっけていける骨組みがあって、話がつながっていったらはそりゃあ楽しそうなのに、私の頭の中はバラバラ。
社会科部分の教養が抜け落ちてるまま長年人生やってきて、娘の中学受験の面倒を見ていたら最低限「日本史」はおよそつながったんだけれど。世界史って中学受験にはないから(笑)
実は大学受験のときに共通一次で現代社会(必修)+世界史(地理/日本史/世界史から選択)だったんだけれど。共通一次の失点のほとんどは世界史で叩き出しました。私の黒歴史。。
っていうか、地理/日本史/世界史のうちで学校の授業にあったのは世界史だけだから世界史にしたんだけれど、どうせ授業なんて聞いてやしないんだからゼロから地理か日本史をやったほうがマシだったかもね。とにかく何もわからなかったし何も記憶してない。
同じく共通一次用にしか世界史を勉強してないはずのばっかいず世話係さんは、頭の違いか趣味の違いか、高校生の息子に世界史レクチャーができるほど世界史をつかんでいるらしく、試しに「英語とフランス語って、ずいぶん違う系統の言語のはずなのに、ものすごくたくさんの語彙が共通してるんだけど、たとえば月の名前はほぼ同じ、曜日の名前はまったく別とかなっていて、それぞれいきさつ(歴史的経緯)があるんだろうけどそういうのがまったくわからない」とふってみたらば、即座に
「ノルマン朝が征服王朝だったからなんじゃない? そのとき上流階級はフランス語をしゃべり庶民は英語をしゃべるというような二重構造もあったらしいし、月の名前というか暦は真っ先に為政者がコントロールしたい部分だからそうなったのかもね」というようなことが返ってきた。今それをもとにちょちょっとぐぐってみたらばだいたいその線で正しいようである。ちなみに、世話係さんは、語学系についてはまったく興味関心なく、英語とフランス語が大量に共通語彙を持ってることすら「へぇー」とほとんど意識してなかった様子。でも言われりゃその背景がわかる…
いいなぁ~教養があるって強い。
今更、何かテストに受かるとかそういうことじゃなくて、人生の中でいろんなことをおもしろがるネタみたいなもん??
ピアノだってバイオリンだって、クラシック曲の歴史はまんま西洋史なわけで、ベース部分があれば楽しみがもっと広がると思うのね。
そういう意味で、高校くらいまでに習ういろんなことというのは、それを何か職業とかで活かさなくても全部が生活を何かしら豊かにするためのベース部分として使いでがあるものですよね。自分が高校生のころは、まー大学受験を突破できればよし、みたいな考えで、いってみれば効率重視、けど何の効率重視って大学受験だけ効率よく攻略できたって人生そこでゴールじゃないんだから、考えてみればもったいないことをした。
いったいこんなの何のために勉強するんだよ、って思ってる高校生は多いと思うんだけど、たぶん役に立たないものはなんにもないよ。まぁそのことを実感するには倍以上生きてからってのがふつうだし、ようやくそれがわかった大人が子どもに説教したって、何にも響きはしないんだけどね。
学習のためのなんやかやがお膳立てされてる学生のうちに学んでおけばほんとの意味で効率いいんです。たとえば、聖書の時間に説明していたことも、今にして思えばそれが教養的世界史の一部だったんですよね。全部、英語の勉強か睡眠時間にあててしまいましたが(爆)
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←「勉強しといたほうがいいよ」なんて説教くさい
自分の世界史的教養のなさが悲しい、寂しいorz
こぼれ話的なものを聞いたときに、それを的確にのっけていける骨組みがあって、話がつながっていったらはそりゃあ楽しそうなのに、私の頭の中はバラバラ。
社会科部分の教養が抜け落ちてるまま長年人生やってきて、娘の中学受験の面倒を見ていたら最低限「日本史」はおよそつながったんだけれど。世界史って中学受験にはないから(笑)
実は大学受験のときに共通一次で現代社会(必修)+世界史(地理/日本史/世界史から選択)だったんだけれど。共通一次の失点のほとんどは世界史で叩き出しました。私の黒歴史。。
っていうか、地理/日本史/世界史のうちで学校の授業にあったのは世界史だけだから世界史にしたんだけれど、どうせ授業なんて聞いてやしないんだからゼロから地理か日本史をやったほうがマシだったかもね。とにかく何もわからなかったし何も記憶してない。
同じく共通一次用にしか世界史を勉強してないはずのばっかいず世話係さんは、頭の違いか趣味の違いか、高校生の息子に世界史レクチャーができるほど世界史をつかんでいるらしく、試しに「英語とフランス語って、ずいぶん違う系統の言語のはずなのに、ものすごくたくさんの語彙が共通してるんだけど、たとえば月の名前はほぼ同じ、曜日の名前はまったく別とかなっていて、それぞれいきさつ(歴史的経緯)があるんだろうけどそういうのがまったくわからない」とふってみたらば、即座に
「ノルマン朝が征服王朝だったからなんじゃない? そのとき上流階級はフランス語をしゃべり庶民は英語をしゃべるというような二重構造もあったらしいし、月の名前というか暦は真っ先に為政者がコントロールしたい部分だからそうなったのかもね」というようなことが返ってきた。今それをもとにちょちょっとぐぐってみたらばだいたいその線で正しいようである。ちなみに、世話係さんは、語学系についてはまったく興味関心なく、英語とフランス語が大量に共通語彙を持ってることすら「へぇー」とほとんど意識してなかった様子。でも言われりゃその背景がわかる…
いいなぁ~教養があるって強い。
今更、何かテストに受かるとかそういうことじゃなくて、人生の中でいろんなことをおもしろがるネタみたいなもん??
ピアノだってバイオリンだって、クラシック曲の歴史はまんま西洋史なわけで、ベース部分があれば楽しみがもっと広がると思うのね。
そういう意味で、高校くらいまでに習ういろんなことというのは、それを何か職業とかで活かさなくても全部が生活を何かしら豊かにするためのベース部分として使いでがあるものですよね。自分が高校生のころは、まー大学受験を突破できればよし、みたいな考えで、いってみれば効率重視、けど何の効率重視って大学受験だけ効率よく攻略できたって人生そこでゴールじゃないんだから、考えてみればもったいないことをした。
いったいこんなの何のために勉強するんだよ、って思ってる高校生は多いと思うんだけど、たぶん役に立たないものはなんにもないよ。まぁそのことを実感するには倍以上生きてからってのがふつうだし、ようやくそれがわかった大人が子どもに説教したって、何にも響きはしないんだけどね。
学習のためのなんやかやがお膳立てされてる学生のうちに学んでおけばほんとの意味で効率いいんです。たとえば、聖書の時間に説明していたことも、今にして思えばそれが教養的世界史の一部だったんですよね。全部、英語の勉強か睡眠時間にあててしまいましたが(爆)
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)