熱狂のイロモノフェスタで同好の士に出会ったことで、アルカン熱が高まりつつある今日この頃。
←ダメ元て聞いてみるのが芸風です
思い立ったが吉日ということで森下氏に問い合わせてみたらば案外あっさりとOK、別にうまくもない大人アマチュアのレッスンでも受けていただけるとのことで、しかも我が家のめるちゃんでレッスンしてもらえるらしい(o_o) えっほんと 夢みたい~
せっかくなので、定番品のバルカローレのほかに、新しい曲も見ていただきたいなぁと思って、(これから譜読みするから)レッスンは五月くらいにお願いする予定(日程未定)。
* めるちゃんでピアニート森下レッスン企画にぜひ乗りたい!! って奇特な方がいらしたら詳細お問い合わせください。私とその「同好の士」と、あとひとりくらいはいっぺんにいけるでしょう。
アルカン曲とはいえ、黒い楽譜に用はない私としては、狙い目は歌曲集(例のバルカローレが入ってるやつね)かエスキスでしょうか。
エスキスについては、森下氏校訂の楽譜もだいぶ前に購入したのに、
まだちっとも活用してない積読状態なので、これを検討してみましょう。
アルカン:エスキス 作品63 48のモチーフ集
この、エスキスという曲集は…ショパン前奏曲なら24曲全調ひとめぐりするところ、ふためぐり48曲してプラス、番号なしの一曲で49曲。バラエティーに富んだ小品集。楽譜は、黒っぽくて弾けないものから、白すぎてカッコがつかないものまであるところとか、ショパンの前奏曲と同じです。
この曲集については、ピティナのサイト内に森下氏の連載があり、
驚異の小曲集 エスキス
エッセイ(弾き方アドバイス含む)+森下演奏録音+楽譜
の親切設計。
これを頭っから読みながら聞いてみました…
…
前にも、部分的に読んだり聞いたりはしたんだけど、持ってた楽譜が
アルカン・ピアノ曲集(1)
だったので、エスキスからは数曲載ってるって感じで。
まとまって全曲で見ると(聞くと)断然印象が違う。圧巻です。
個々の曲の印象の幅広さと、並べたときの妙なまとまり、つながり? そしてそこここに漂う「変」な感じ、古典的だったり、パロディーだったり、いっそ現代的だったり、情景描写的だったり…
そうそう。このエスキス、いちいち全部にタイトルついてるんですよね。
ショパンの前奏曲だって、「雨だれ」とか「太田胃散」(違)とかいいますけどそれは単に後付なので。エスキスのは、正真正銘、アルカンがつけたやつです。
タイトルといっても、「小フーガ」とか特に個性的でないものから、「私は衆愚を嫌い、彼らを遠ざける/静粛に!」のように、それってタイトル? みたいなものまで。
ちゃんと、タイトルがあってわかるおもしろさというものもあって、楽しいんです。
でも、この中のどれか一曲を選んで弾こうと思うと、これは迷う迷う~
「あっこれいい。でもここらへん弾けなそう。あっこれはすごい変。気になる…」とかやってると、だんだんわけがわからんくなってきました。ぐるぐる。
森下氏は、このエッセイの第一回で、こんなことを書いてます:
-----
それから、ショパンの練習曲ばりに、ピアノ学習者の必修科目になると良いな、などとも密かに願っている。実際、この曲集をマスターすれば、表現力の幅は間違いなく広がります。バロックから近現代まで対応できる種々の技術も身につくし、それだけでなく、練習曲と違って、メカニック的には平易であるが故に表現は難しい、といった類の曲も入っているところが良い。1曲1曲は非常に短いので無駄に時間を取ることもなく、これほど副教材として優れた曲集もなかなか見当たらない......と私は思っているのですが、いかがでしょうか。
-----
artomr氏が、ストラビンスキー春の祭典(連弾版)を、レッスン教材に最適だと主張していたことを思い出しますね。
どっちも…私の個人的な意見でいえば、わりと納得できるところがあるけど…
幅の広さと扱いやすさからいって、エスキスに軍配が上がるだろうか?
まーいずれにせよ、これを題材にピアノレッスンしてもらってる人が実際にはほとんどいないだろうってところがおんなじよね(^^;;
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←ダメ元て聞いてみるのが芸風です
思い立ったが吉日ということで森下氏に問い合わせてみたらば案外あっさりとOK、別にうまくもない大人アマチュアのレッスンでも受けていただけるとのことで、しかも我が家のめるちゃんでレッスンしてもらえるらしい(o_o) えっほんと 夢みたい~
せっかくなので、定番品のバルカローレのほかに、新しい曲も見ていただきたいなぁと思って、(これから譜読みするから)レッスンは五月くらいにお願いする予定(日程未定)。
* めるちゃんでピアニート森下レッスン企画にぜひ乗りたい!! って奇特な方がいらしたら詳細お問い合わせください。私とその「同好の士」と、あとひとりくらいはいっぺんにいけるでしょう。
アルカン曲とはいえ、黒い楽譜に用はない私としては、狙い目は歌曲集(例のバルカローレが入ってるやつね)かエスキスでしょうか。
エスキスについては、森下氏校訂の楽譜もだいぶ前に購入したのに、
まだちっとも活用してない積読状態なので、これを検討してみましょう。
アルカン:エスキス 作品63 48のモチーフ集
この、エスキスという曲集は…ショパン前奏曲なら24曲全調ひとめぐりするところ、ふためぐり48曲してプラス、番号なしの一曲で49曲。バラエティーに富んだ小品集。楽譜は、黒っぽくて弾けないものから、白すぎてカッコがつかないものまであるところとか、ショパンの前奏曲と同じです。
この曲集については、ピティナのサイト内に森下氏の連載があり、
驚異の小曲集 エスキス
エッセイ(弾き方アドバイス含む)+森下演奏録音+楽譜
の親切設計。
これを頭っから読みながら聞いてみました…
…
前にも、部分的に読んだり聞いたりはしたんだけど、持ってた楽譜が
アルカン・ピアノ曲集(1)
だったので、エスキスからは数曲載ってるって感じで。
まとまって全曲で見ると(聞くと)断然印象が違う。圧巻です。
個々の曲の印象の幅広さと、並べたときの妙なまとまり、つながり? そしてそこここに漂う「変」な感じ、古典的だったり、パロディーだったり、いっそ現代的だったり、情景描写的だったり…
そうそう。このエスキス、いちいち全部にタイトルついてるんですよね。
ショパンの前奏曲だって、「雨だれ」とか「太田胃散」(違)とかいいますけどそれは単に後付なので。エスキスのは、正真正銘、アルカンがつけたやつです。
タイトルといっても、「小フーガ」とか特に個性的でないものから、「私は衆愚を嫌い、彼らを遠ざける/静粛に!」のように、それってタイトル? みたいなものまで。
ちゃんと、タイトルがあってわかるおもしろさというものもあって、楽しいんです。
でも、この中のどれか一曲を選んで弾こうと思うと、これは迷う迷う~
「あっこれいい。でもここらへん弾けなそう。あっこれはすごい変。気になる…」とかやってると、だんだんわけがわからんくなってきました。ぐるぐる。
森下氏は、このエッセイの第一回で、こんなことを書いてます:
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それから、ショパンの練習曲ばりに、ピアノ学習者の必修科目になると良いな、などとも密かに願っている。実際、この曲集をマスターすれば、表現力の幅は間違いなく広がります。バロックから近現代まで対応できる種々の技術も身につくし、それだけでなく、練習曲と違って、メカニック的には平易であるが故に表現は難しい、といった類の曲も入っているところが良い。1曲1曲は非常に短いので無駄に時間を取ることもなく、これほど副教材として優れた曲集もなかなか見当たらない......と私は思っているのですが、いかがでしょうか。
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artomr氏が、ストラビンスキー春の祭典(連弾版)を、レッスン教材に最適だと主張していたことを思い出しますね。
どっちも…私の個人的な意見でいえば、わりと納得できるところがあるけど…
幅の広さと扱いやすさからいって、エスキスに軍配が上がるだろうか?
まーいずれにせよ、これを題材にピアノレッスンしてもらってる人が実際にはほとんどいないだろうってところがおんなじよね(^^;;
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(今回もイラストはまたろう)