子どものころ、「学研のひみつシリーズ」が大好きで、祖母が来るたび買ってもらったりして、本棚ひとつ分くらい持っていた。
←英国国教会は2008年にダーウィンに対する謝罪を出してるとか
一番「追いついた」ころには、あと三冊でコンプリートというところまで行ったと記憶しているけれど、それからこちらの勢いが鈍り、どっと新しい本が出版されて、沙汰やみになった。
どの本もずいぶん読みこんでいたので、まぁ私の場合記憶力が弱いんで(^^;; たとえばクイズ番組とかには向かなかっただろうけど、ページ余白にある一行まめ知識(はみだしぴあみたいなの)まで含めて、確認したいことがあればどの本のどこを開けばいいか熟知していた。今、そこまで読み込んである本を持っているだろうか。いやない。
でもそのころと今ではかなり「常識」が変わってしまったジャンルも多くて、特に人類発祥のあたりは大きく様変わりしている。先日、お昼を買おうとして行ったコンビニでつい衝動買いしたのが「人類進化の秘密がわかる本」。「ひみつ」が漢字になって(笑)大人向けになっただけでノリはおんなじGakkenでございますね。
漫画ではないけどオールカラーでくだけた文章、ざくざく読めちゃう600円。著者名はなく「科学雑学研究倶楽部編」といういい加減さが昔懐かしい。中身も
「サルと人類が分岐したのは約500万~400万年前と判断されました」と書いてあるページもあれば
「人類とチンパンジーが分岐したのは約700万~600万年前と予測されています」となってるページもあれば
まぁいいけどね、700でも600でも500でも400でも。桁ちがってないし。
で、気楽にざくざく読みましたが、「へぇ~いつの間にかそんなことに」と思いながら楽しく読みました。
昔は、現生人類の直系のご先祖様ってことになってたと思うんだけど、ネアンデルタール人はいつの間にやら直系ではなく親戚筋(共通の祖先から分かれた別の種)ってことになってて…でもそれはそんなに驚くほどのことじゃないけど。
驚いたのは、我々人類とネアンデルタール人がご近所で暮らしてた時期(地域)があって、そのときひょっとしたら戦争したりしたこともあるかもしれないけど、場合によっては仲良くなって(?)子ども作ってたらしくて、今の人間(アフリカの人を除く)が持ってる遺伝子の1~4%くらいはネアンデルタール人由来だとか。
つまり、人類はアフリカのどこかで生まれて世界中に散っていったわけだけど、ずっとアフリカな人はネアンデルタール人と混ざってないのね。中東とか…どっか途中で混ざったというわけ。
人類が散って行った経路というのも、ずいぶんと詳しくわかったりわかんなかったりしていて、それもこれも遺伝子を解析するというツールを手にしたから話がものすごく進んだのですね。
20世紀にはその発想がなかったわ…
ネアンデルタール人って、別に人類に比べて脳みそが小さかったわけでも、力弱かったわけでもないらしいけど、じゃあなぜ滅んでいったのかというのは、まだそんなによくわかってないんですね。どうも「言葉」についてはそんなに使ってなかったらしい…ということは集団での狩りとか、技術の継承とか、そういうことになればホモサピエンスに一日の長があったのか??
とにかくアフリカのどっかで生まれた、とても小さな集団(一万人くらい?)から一気に地球の端っこまで広がって、驚くほど少ない遺伝的バラエティーのまま70億まで膨れ上がった人類。この歴史についてはまだまだ今後も「常識」が変わっていくんだろうからしばらく目が離せませんことよ。ネアンデルタール関連研究とかもここ数年でずいぶん動きがあったようですね。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)

一番「追いついた」ころには、あと三冊でコンプリートというところまで行ったと記憶しているけれど、それからこちらの勢いが鈍り、どっと新しい本が出版されて、沙汰やみになった。
どの本もずいぶん読みこんでいたので、まぁ私の場合記憶力が弱いんで(^^;; たとえばクイズ番組とかには向かなかっただろうけど、ページ余白にある一行まめ知識(はみだしぴあみたいなの)まで含めて、確認したいことがあればどの本のどこを開けばいいか熟知していた。今、そこまで読み込んである本を持っているだろうか。いやない。
でもそのころと今ではかなり「常識」が変わってしまったジャンルも多くて、特に人類発祥のあたりは大きく様変わりしている。先日、お昼を買おうとして行ったコンビニでつい衝動買いしたのが「人類進化の秘密がわかる本」。「ひみつ」が漢字になって(笑)大人向けになっただけでノリはおんなじGakkenでございますね。
漫画ではないけどオールカラーでくだけた文章、ざくざく読めちゃう600円。著者名はなく「科学雑学研究倶楽部編」といういい加減さが昔懐かしい。中身も
「サルと人類が分岐したのは約500万~400万年前と判断されました」と書いてあるページもあれば
「人類とチンパンジーが分岐したのは約700万~600万年前と予測されています」となってるページもあれば
まぁいいけどね、700でも600でも500でも400でも。桁ちがってないし。
で、気楽にざくざく読みましたが、「へぇ~いつの間にかそんなことに」と思いながら楽しく読みました。
昔は、現生人類の直系のご先祖様ってことになってたと思うんだけど、ネアンデルタール人はいつの間にやら直系ではなく親戚筋(共通の祖先から分かれた別の種)ってことになってて…でもそれはそんなに驚くほどのことじゃないけど。
驚いたのは、我々人類とネアンデルタール人がご近所で暮らしてた時期(地域)があって、そのときひょっとしたら戦争したりしたこともあるかもしれないけど、場合によっては仲良くなって(?)子ども作ってたらしくて、今の人間(アフリカの人を除く)が持ってる遺伝子の1~4%くらいはネアンデルタール人由来だとか。
つまり、人類はアフリカのどこかで生まれて世界中に散っていったわけだけど、ずっとアフリカな人はネアンデルタール人と混ざってないのね。中東とか…どっか途中で混ざったというわけ。
人類が散って行った経路というのも、ずいぶんと詳しくわかったりわかんなかったりしていて、それもこれも遺伝子を解析するというツールを手にしたから話がものすごく進んだのですね。
20世紀にはその発想がなかったわ…
ネアンデルタール人って、別に人類に比べて脳みそが小さかったわけでも、力弱かったわけでもないらしいけど、じゃあなぜ滅んでいったのかというのは、まだそんなによくわかってないんですね。どうも「言葉」についてはそんなに使ってなかったらしい…ということは集団での狩りとか、技術の継承とか、そういうことになればホモサピエンスに一日の長があったのか??
とにかくアフリカのどっかで生まれた、とても小さな集団(一万人くらい?)から一気に地球の端っこまで広がって、驚くほど少ない遺伝的バラエティーのまま70億まで膨れ上がった人類。この歴史についてはまだまだ今後も「常識」が変わっていくんだろうからしばらく目が離せませんことよ。ネアンデルタール関連研究とかもここ数年でずいぶん動きがあったようですね。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)